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君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい の商品レビュー

3.5

25件のお客様レビュー

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2012/06/18

読み、書き、打つことへの愛情をひしひしと感じた。ギャンブルはやらないから、特に競馬のくだりはロマン的でわからないところも多かったけれど。優しさが伺える。柔らかな愛情は読んでいて心地よかった。

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2012/06/18

浅田次郎氏のエッセイ。この半生からあのような物語が生み出される、そのギャップが面白い。自衛隊入隊の経緯や、競馬への執着など、縁のない世界の話ばかりで楽しく読めた。

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2012/05/16

言葉の選び方からして全ては熟考したような朗読してもさぞかしすらすらとよめるような文章のセンス。 久しぶりに読み終わったところから続きを読みやっと読了。言葉の選びの全てが気持ちにすっと入る文章の滑らかさは筆写でもしたい数々の語彙などをメモっておいた。まさに心わしづかみのエッセイ集...

言葉の選び方からして全ては熟考したような朗読してもさぞかしすらすらとよめるような文章のセンス。 久しぶりに読み終わったところから続きを読みやっと読了。言葉の選びの全てが気持ちにすっと入る文章の滑らかさは筆写でもしたい数々の語彙などをメモっておいた。まさに心わしづかみのエッセイ集。

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2012/04/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

どれも作者の人柄がにじみでている。「心わしづかみ」ではないかもしれないが,浅田次郎はいいね! 2012/04/07図書館から借用;4/17の朝の通勤電車から読み始め,中断が多くて4/21で読了

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2012/03/25

この方の小説を読んだことはありません。 タイトルがユーモラスだったのでパイプのけむりとか、そんな感じを期待して読んでみたけど全然ユーモアは無かった。 平凡で退屈。数章拾い読みしてリタイア。

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2012/03/19

エッセイから、浅田次郎の小説のエッセンスがにじみ出る。 「鉄道員」、「地下鉄に乗って」などの生まれた背景がわかると、小説への愛着もさらに増す。

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2012/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

氏の言葉遣いや科白回しがとても好き。 氏の書く小説も好きだけれど、とりわけエッセイ中で発揮される氏の茶目っ気や面白みがわたしには魅力的に映る。 娘をプラットホームで見送る父親としての氏や、それと十九歳のときの氏とを考えるに「齢はとりたくないものである」と述懐してみせたり、 「何をしているのだと聞かれて困る。矜持の魔物が、寄り道をして行こうぜと囁くのだから。」という何とも言えない余韻、 「嗜み」から思い及ぶことども…ひとつひとつ鮮やかだった。 ……既に何箇所か引用しておいて何だが、 それでも「1箇所だけ」抜粋するのならばわたしはこれを選ぶ。 「私から小説を奪ったら、骨のかけらも残りません――。」 …いやそれとも、無責任な夢物語としての小説を読むことを 「つまり、想像力の開拓である。」 と語った一節かしらん。何はともあれ、心の充足を得られて素敵な一冊でした。

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2012/03/09

売れっ子作家の雑文(エッセー)アンソロジー。 あちこちに書いたので内容の重複が多く、読んでいてダレてくる。もう少し編集に工夫してほしかったよ。でも何度読んでも文章の旨さはさずがです。

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2012/03/05

私にとって、浅田次郎とは競馬エッセイスト。 本書でも競馬にまつわるエッセイが盛りだくさんで、 楽しみながら読むことができた。

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2012/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「分相応」に暮しながら、「齢相応」の夢をみなければ人間の未来はない 物語が降り落ちてきたあの夏の夜、私はたぶん悔悟していたのであろう。捨ててきたものが多すぎる。忘れてきたものが多すぎると たとえどのような歴史であろおうと、忘却ほど悲しいものはない

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