できることをしよう。 の商品レビュー
人の可能性や、英知や、本当に力を与えてくれる素晴らしい姿を伝えて貰いました。 感情や行動の向かう先、熱量を、冷静にモクモクされている事の素晴らしさよ‥
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東日本大震災のときの様々な自発的活動について、ほぼ日の糸井重里さんが本人にインタビューした本。 コロナのもと、社会の基盤が揺るがされているいま、政治パワーや◯◯運動とは別な切り口で、何か動けるはず、と考えるときにも、参考になる。
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「具体的に祈れるようになるというだけで、願いはもう叶いかかっているんだ」という糸井重里さんの言葉が全てを物語る一冊。震災後に誰をどんな形で応援するべきか、具体的に考えるために誰がどんな風な想いで頑張っているのかを知るための文章。 甲子園常連校の聖光学院野球斎藤監督の言葉・姿勢が...
「具体的に祈れるようになるというだけで、願いはもう叶いかかっているんだ」という糸井重里さんの言葉が全てを物語る一冊。震災後に誰をどんな形で応援するべきか、具体的に考えるために誰がどんな風な想いで頑張っているのかを知るための文章。 甲子園常連校の聖光学院野球斎藤監督の言葉・姿勢が響く。「いちばん怖いのはね、震災があったからこそ、ぼくらは今年勝たなきゃいけないっていうふうに震災を利用して傲慢になること」「選手たちは簡単に言います。ぼくたちは震災を背負ってる。全力で戦って一日でも長く勝ち残ってみんなに喜んでもらうんだって。でも、それ、どういう意味で言ってるんだ?ほんとに分かってるのか?ってぼくは言う訳です。ほんとは同情の声で後押ししてもらえるって期待してるんじゃないの?もしそんなことを都合よく願ってるとしたらそれは、傲慢だよって」 震災のあった年の夏前に、高校生を相手に、こんなことが問える監督の教育観に打ちのめされた。 魂が感じられるインタビューばかりで構成されている本なだけに、冒頭のエピソードで取り上げられてるクロネコヤマトが、この本で語られている理念とは反した不祥事を起こしたことは残念。
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震災後のほぼ日トピックをまとめた本。 面白いテーマも、イマイチだと思うテーマもあった。 それにしても東日本大震災では、被害が広域的だったということもあって、本当に色んな人がいろんな地域で動いている。いくらでもヒーローがいるなと思う。そんな中で、自分がなぜ動かなかったのだろうかと...
震災後のほぼ日トピックをまとめた本。 面白いテーマも、イマイチだと思うテーマもあった。 それにしても東日本大震災では、被害が広域的だったということもあって、本当に色んな人がいろんな地域で動いている。いくらでもヒーローがいるなと思う。そんな中で、自分がなぜ動かなかったのだろうかと反省する。もちろん、言い訳はいくらでもできる。その後、仕事で関係することもあった。それでも、頭と体を使えばできることはあったんだろうなと思う。行動すること、大事にしよう。
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『これから変わるところは変わるでしょうし、変えたくないところは変えないでしょう。 “変えたくない”というのは、いったいどういうところなのかを本気で考えていくわけです。そういう作業は、今の日本では、誰もしたことがありません。 やらざるをえない人たちが、先に強くなっていく。それを...
『これから変わるところは変わるでしょうし、変えたくないところは変えないでしょう。 “変えたくない”というのは、いったいどういうところなのかを本気で考えていくわけです。そういう作業は、今の日本では、誰もしたことがありません。 やらざるをえない人たちが、先に強くなっていく。それをぼくらとしては学びたいとも思っています。』 ぼくらはどう強くなり、何を学んできたのか。それが問われているのかと思う。 人それぞれ置かれている立場は違うだろうけど、何かできることは必ずある。あとは、自分を突き動かす原動力があるのかないのか、真剣に見つめることが大事なこと。原動力があるならやるべきで、原動力がないのならそんな自分と向き合っていればいいんじゃないかと思う。とにかく、自分に問うことなら誰にでもできる。「できることを何かしようか」と。
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ヤマトのDNA、ふんばろう日本プロジェクトなど、1人1人が「できること」を復興の足がかりにし、ネットワークを広げて行く姿に感銘を受ける。夏の甲子園、福島県大会の取材記事には、思わず目頭が熱くなった。
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311のあの時は日本に住んでなくて、でも日本の取引先に電話が繋がらなかった事から何かが起こったなと比較的すぐ気づいた。その後の何となく日本にいないことへの罪悪感とか色々思い出した。結局日本に戻ってきた今でも東北はほぼ未踏の場所。仕事が一段落したら行ってみたい。
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いろいろ覚えておきたい考えがありました。「当事者でもない人々がテレビを見て騒いでいたけれど、安全な場所にいる人々は騒ぐべきじゃない」「右往左往して止まっていられない、右往でも左往でもどちらの判断も尊い。」「熱量の高い活動は続かない、どれだけ持続できるかが大切。」「他の人の連絡の妨...
いろいろ覚えておきたい考えがありました。「当事者でもない人々がテレビを見て騒いでいたけれど、安全な場所にいる人々は騒ぐべきじゃない」「右往左往して止まっていられない、右往でも左往でもどちらの判断も尊い。」「熱量の高い活動は続かない、どれだけ持続できるかが大切。」「他の人の連絡の妨げにならないように、母とは安否の確認はしないと決めている、安否は一週間もすればわかるから、それまではその時にできることをする」などなど。
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震災と糸井さんとほぼ日のお話。 糸井さんがよく考え抜いた末に、抑制的な発信をしたり、みなを安心させるような発信をしたりということがよくわかる。 カッコつけてないのがカッコいい。
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実際に関わって,色々な活動をされている行動力はすごいです.クロネコヤマトの組織力にも驚きました.そして案外面白かったのが「福島の特別な夏」,高校球児たちのルポが心に響きました.
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