できることをしよう。 の商品レビュー
東日本大震災 直後から 連日「ほぼ日」のHPで連載されていたのを 1冊の本にまとめたもの。 ネット上で読むのと 手にとって読むのとでは 印象が違って 断然 本の方が 理解しやすいです。 震災の事を忘れず 自分にできることを 継続してやっていこうと 改めて思いました。
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一つ一つの話が思いがこもっていて感動。すがすがしい。東京にいることで東北が身近に感じれているのはよかったと思う。
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東北で商売を立て直そうと奮闘する人々から昨年の高校野球福島大会まで。「あの春」の後、東北の人たちまた彼らを支えようとする人たちは何を考え、どう動いたのか。「明るい方を向いている人を探す」というコンセプトの元に「ほぼ日刊イトイ新聞」にけいされた記事をまとめた1冊。「がんばれ」って言...
東北で商売を立て直そうと奮闘する人々から昨年の高校野球福島大会まで。「あの春」の後、東北の人たちまた彼らを支えようとする人たちは何を考え、どう動いたのか。「明るい方を向いている人を探す」というコンセプトの元に「ほぼ日刊イトイ新聞」にけいされた記事をまとめた1冊。「がんばれ」って言葉は本当に被災者の方たちに失礼だなと強く思いました。
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東日本大震災の後、糸井さんにとって何ができるかを考えたのち、「忘れないこと」「頑張っている人がいることを伝えること」「できることをすること」を実践し、そのできることの一つとして本書ができあがったのですね。 本書では、被災地を含むそれぞれの人ができることを実践している様子を紹介して...
東日本大震災の後、糸井さんにとって何ができるかを考えたのち、「忘れないこと」「頑張っている人がいることを伝えること」「できることをすること」を実践し、そのできることの一つとして本書ができあがったのですね。 本書では、被災地を含むそれぞれの人ができることを実践している様子を紹介しているのですが、当人は「できること」をただ実行しているのだと思うのですが、私たちから見ればすごく立派なこと。それを当然のように行うところが、本物なんですね。 私は横浜に住んでいるのですが、両親は長岡に住んでいて、2004年(もう8年もたつのですね)に中越地震が発生して、命には別条何もなかったのですが家は半壊でした。 で、私に何ができたかといと何もできなかった。唯一、両親の住む避難所に行って、何もせず3~4日一緒に過ごしただけでした。その後、市内のアパートを一時的に借りることができ、避難所生活を卒業したのだけれど。(避難所生活での苦しさはプライバシーとトイレでした・・) 本書を読んで、「忘れないこと」がどれだけ重要なのかを知りました。 また一方で負の極地にいながら、「自分はまだまだ」という日本人らしい「控えめさ」と、それでもすごく頑張っている「ひたむきさ」があり、これはこれからの地球にすごく重要なことだと思うんです。 とかいうことを、考えさせてくれた大切な一冊です。
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インターネットのほぼ日刊イトイ新聞に掲載された記事を元に編集されています。 本の内容ではなく形態について 初めてインターネットと本で同じコンテンツを読みました。 電子データで読んだ時とは、違ったワクワク感があり、電子書籍と紙の本は、両立するののだと思います。
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◎ダ・ヴィンチ2012年4月号 「今月のプラチナ本」。 2012年5月1日(火)読了。 2012-30。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほぼ日に掲載されていた、震災以降のものをまとめた一冊。 これをしよう!これをしなさい!というものでなく、こんなことをしてました、という内容だから読みやすい。 冒頭の、ガレキの山を走るヤマト宅急便のトラックの写真にグッと来た。 1年以上経ってこの本を読んで、当時の気持ちを思いだしたし、自分の気持ちや考えが整理されたような気がする。
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(2012.03.26読了)(2012.03.16借入) 【東日本大震災関連・その63】 ゆっくり、ゆったり読める本です。この心地よさはどこから来るのでしょう。 読者と等身大の感覚の人がそのままの文章で綴っているからなのでしょうか。 他の本は、読者より知識も経験も見識もある人が書...
(2012.03.26読了)(2012.03.16借入) 【東日本大震災関連・その63】 ゆっくり、ゆったり読める本です。この心地よさはどこから来るのでしょう。 読者と等身大の感覚の人がそのままの文章で綴っているからなのでしょうか。 他の本は、読者より知識も経験も見識もある人が書いているということをそれとなく感じさせるように書かれているのでしょうか。いままであまりそんなことは考えたことなどなかったのですが、この本を読んで、そんなことを考えてしまいました。 「本書は、2011年5月23日から9月30日に「ほぼ日刊イトイ新聞」で掲載されたコンテンツを、増補改訂のうえ構成したものです。」ということですので、「ほぼ日刊イトイ新聞」の読者は既に知っていることでしょう。 【目次】 まえがき 糸井重里 クロネコヤマトのDNA。 ふんばろう東日本支援プロジェクト西條剛央さんの、すんごいアイディア。 ゼロから立ち上がる会社に学ぶ東北の仕事論。 その話し合いをしておこう。―NHKの方に会って、決めたこと― 山元町と手をつなぐ。 福島の特別な夏。第93回全国高等学校野球選手権福島大会の取材より ぼくと「ほぼ日」の「できること」。糸井重里ロングインタビュー ●受け取るお客様のために(33頁) うちの会社(ヤマト運輸)と他の宅配会社さんの違いは、誰の方を向いて仕事をしているかという部分だと思います。われわれはいつも、受け取るお客様の方を向いています。最後に受け取るお客様の利便性を最大にしたい、と。 ●ふんばろう東日本支援プロジェクト(81頁) 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の全体の目的は、「物資を送ること」ではなくて、「すべてを失った人たちが、もう一度、前を向いて生きて行こうと思えるような条件を整えること」なんです。そのためには、ただ「がんばれ」と言ったって、ムリです。がんばる出発点として、家電などの生活必需品は絶対必要ですから。じゃないと手洗いも大変だし、食品も保存できないし、ご飯も炊けない。 ●「質」の担保(82頁) 家電の場合、どうやって「質」を担保するかが重要なんです。 どうするんです? 家電を入れた箱に、送る側の「名前・住所・電話番号」を書いてもらうんです。 ●廻船問屋(船主代行業)(115頁) 私たち廻船問屋というのは、他県からの船のお世話をする仕事です。 獲れた魚を市場に売ったり、船に食料や油(燃料)や氷を積んだり、保険のことだとか、あとは、乗組員さんにご飯を食べさせたり、場合によっては病院なんかへ連れて行ったり。 ●安全装置(191頁) ガスが自動的に止まる仕組み(安全装置)が作動していて、「助かった」 でも、安全装置を解除して、もう一回点火したときに火事になるケースも結構あるんです。電気も同じで、停電の後に復旧してブレーカーを上げたときの漏電で火事になるケースもあります。(東日本大震災の後に大きな余震があったので、二階の石油ストーブを見に行ったら、安全装置が働いて、火がちゃんと消えていました。) ●緊急対応の自動販売機(197頁) お金を入れなくても押せば出てくる緊急対応の自動販売機がわりとあるんです。 ●福島の震災(285頁) この震災の最も哀しい側面の一つは、人々が、きちんと別れも告げずに離れ離れになったことじゃないだろうか。友達や、家や、風景や、思い出と。 ●「ほぼ日」の仕事(332頁) 明るい方を向いている人を探すことが、僕たちの仕事だ ●買占めだったのか? 買占めについて、これは物流の仕組みの問題だから、誰かが買い占めているわけでも、商品自体が足りないわけでもなくて、たまたま店頭にないだけだと思っていました。 ☆関連図書(既読) 「インターネット的」糸井重里著、PHP新書、2001.07.27 「ゲドを読む。」糸井重里編著、ブエナビスタホームエンターテメント、2007.06.15 「市民の力で東北復興」ボランティア山形、ほんの木、2012.01.15 「見捨てられた命を救え!」星広志著、社会批評社、2012.02.05 「ボランティアナースが綴る東日本大震災」キャンナス編、三省堂、2012.02.15 (2012年3月26日・記)
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読みたいなァ〜… と密かに念じていたら親切な 友人が貸してくれた一冊。笑 昨年から「ほぼ日」信者のぼくに とってはまさに聖書的一冊。 ページをめくって見て驚いたのは 本の半分以上はほぼ日でリアルタイムに 読んでいた記事だったということ。 あまり意識してませんでしたけど、 こ...
読みたいなァ〜… と密かに念じていたら親切な 友人が貸してくれた一冊。笑 昨年から「ほぼ日」信者のぼくに とってはまさに聖書的一冊。 ページをめくって見て驚いたのは 本の半分以上はほぼ日でリアルタイムに 読んでいた記事だったということ。 あまり意識してませんでしたけど、 こうして本というカタチで手にとると 結構熱心に読み込んでいたんだと 気付きました。まぁ信者なので当たり前です けど。なにか? 本で読むのもまた違った感じがして 良いものだと思いましたけど、 今回は逆にインターネット上の コンテンツ(無料)のクオリティの高さも、 ほぼは日凄いなァ…と痛感させて頂きました。 写真が入って、毎日楽しみに 一章づつ読む。それも土日はお休み みたいな。 特に対談記事は写真があるかないかで 受ける印象が全然違って面白かったです。 と、ここまで、内容に関する感想ゼロですが、 内容はもうほんとうに凄いことになっています。 それはもう震災が凄かったから 当然といえば当然ですけど、 この本には“前向きに生きる人間”の 凄さがギッッッシリ詰まっています。 糸井さんのご本人が 「頭から血が出るくらい考える」 というほど“真剣に考える姿勢”が ビシビシ伝わってきて、元気が でます。 そこでやっぱりタイトル通り 「できることをしよう。」 なんですよね。 そうだ、 できることをしよう。 できることをしよう。 毎日忘れないようにしたい。 忘れられない一冊です。 読むのにかかった時間:3時間 こんな方にオススメ:前向きで居たい方に
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