だから、僕らはこの働き方を選んだ の商品レビュー

馬場正尊,林厚見,吉里裕也【著】

2012/06/03

仕事の契約形態にとらわれない、
でも、仕事をきちんとして成果を上げる。成果をあげなくても、会社にいれば給料がもらえる、ということに疑問を投げかけるもの。
もちろん、いろいろな心配りがあるのも書かれている。フリーエージェントでなければ成果が上がりにくい人もたくさんいると思う。
こういうマネジメントができる人が増えれば、いろんな会社が増え、いろんな働き方を選べるのにと思う。

2012/05/27

建築・不動産業界に限らず、これからの働き方のヒントがいっぱい。

会社に所属するしないに関わらず、意識としては個人事業主としてどう生き抜くか、これに尽きる。

東京R不動産の働き方はレベルが高い。
トータルフットボールという言葉がどこかにあったけど、まさにそんな感じであうんの呼吸で、個々の動きが高次で連動していく。そういう働き方ができた時って気持ちいいし、人間関係も良好だし、一体感もある。
しかし、大組織にいるとなかなかそういう機会に巡り合えない。
どんな場所でも、あうんの呼吸で動ける仲間をどうやって増やしていくか、これが肝心だ。

2012/05/13

東京R不動産という会社が実践する『フリーエージェント』というスタイルの働き方。
サッカー選手で例えると、分かりやすい。基本的に選手は個人事業主で、選手はチームと契約をし、成果に応じて報酬をもらう。個人の成果が低ければ年俸は下がり、高ければ上がる。しかし、個人の成果の前にまずチームが勝たないといけない。選手はチームが優勝するという共通の目的を持っていて、個人プレイヤーでありながら、チームが優勝するために頑張る。
また、空いた時間があればチーム以外とも契約を結び活動をする（CMやスポーツブランドなど）
ようは、正社員でもなく、非常勤でもない、いわばその中間の働き方・雇用の形態。
一見、斬新で自由だと思われがちだが、今後の日本において重要視される働き方だと思う。

2012/05/12

会社組織の限界、21世紀型の働き方を改めて考えさせられた。
今後は優秀な人ほど会社という狭いフィールドを飛び出し、
フリーエージェントや新プロジェクトメンバーの一員として活躍していくのだろう。

＜参考になった部分＞
・規模ではなく「影響力」で成長する
・できないことを説明するのにロジックは適している
・会社というものは事業を行うためのハコでしかない
・アメリカ型の軽やかさと日本の粘り強さ、そのいいとこどり
・最大の安心は自分が世の中に「価値」を生み出せる人間であること
・キャリアプランよりも「トリッププラン」
・一つの場所にじっくり住むように滞在する旅もある
・５つのキーワード：「ビジョン」「自由」「旅」「寿司」「家族」

2012/05/12

会社のホームページを見て気になったので読んでみた。東京R不動産のフリーエージェントスタイルの働き方についての紹介。人それぞれ価値観が異なり、各自の価値ある働き方を求めたらフリーエージェントスタイルになったというもの。自己責任が強く求められる斯様な働き方はセルフコントロールが出来ない人には難しい。

2012/05/10

東京Ｒ不動産のディレクター３名による、新しい働き方「フリーエージェント・スタイル」の提案。
「好き」を仕事にするだけではなく、きちんと食べていけて、充足感を得られるようにするには、漫然と取り組むのではなく戦略が必要ということ。
「好き」を柔軟にとらえること。
そして、繰り返し出てくる「新しい価値観」という言葉が印象に残った。

2012/05/08

Ｒ不動産的、仕事論、というよりは働き方論。本書でも紹介されているフリーエージェント社会の到来、の日本版実例。比較的耳触りのよい話が並んでる感がなくもないが、どこに価値観を置いてるのか、どういう哲学なのか、わかりやすい。これをもとに、じゃあ自分の価値観ってどうかな、と考えるのが正しい読まれかたかしら。

2012/05/06

個人的にすきなサイトの一つである、東京R不動産の組織について。不動産屋の一コンテンツかと思っていたが、実は複数の起業家により立ち上げられ、複数の企業で運営し、フリーエージェントと呼ばれる所属携帯（フリーランスと雇用の中間）で参加するプロ達で運営されている。
私自身がぼんやりと考えていた企業、起業、組織のあり方に近く、非常に参考になった。プロとしてコミットする、個人の力量を最大限に発揮する、チームで勝つ。フルコミッションの営業とも違う、組織への所属の仕方。

2012/05/06

「不動産業界の＂ほぼ日＂」

やりたいことで働く、「東京R不動産」の嘘みたいなほんとうの話。フリーエージェントというスポーツ選手のような会社の雇用システムは、新しい働き方のひとつの解。

「社会」「キャリア」そんな概念に引っかかりを感じる人、ちょっとこの本読んでみて？たぶんこの会社で働きたくなるよ、俺みたいに。

2012/05/02

フリーエージェント。新しい働き方だと思う。会社が保証してくれない以上、自分の人生に自分で責任を持たなきゃいけなくなるけれど、それって本来当たり前のことでは？と思う。自分の働き方も、見直さなきゃいけないときだと思います。