だから、僕らはこの働き方を選んだ の商品レビュー
東京R不動産を運営する人々のフリーエージェントシステムという働き方を紹介した本。 ここでの働き方は、一般的な組織人としての働き方やフリーランスのような働き方とは異なる。 メンバーはフラットな関係。組織としては緩やかな繋がり方だが、目的や目標、価値観などはガッチリ共有し、楽しく、し...
東京R不動産を運営する人々のフリーエージェントシステムという働き方を紹介した本。 ここでの働き方は、一般的な組織人としての働き方やフリーランスのような働き方とは異なる。 メンバーはフラットな関係。組織としては緩やかな繋がり方だが、目的や目標、価値観などはガッチリ共有し、楽しく、しかもキッチリ稼ぐ。 個人が多方向に人脈や専門性を広げていくことで、それが組織に跳ね返ってくる可能性があるという理由で、兼業を奨励している。 楽しいということはそれだけで価値があるという考え方や、仕事の本質は個人とアイディアが活躍することであって、会社というハコがふくらむことは目的の中心ではないという一節に共感。 ただし、価値を共有し、苦楽を共にできる仲間がいないと難しい働き方だと感じる。一般的な企業でもマネできる部分があるだろうか?取り入れることで、楽しく働けるようになるだろうか?と、もどかしい気持ちになった。
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色々同意する所があったけど、最後の方のこの言葉かなぁ。 "不確定で不安な社会なら、やりたいことを、やりたい仲間とやった方がいい"
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楽しい仲間と働き社員も面白いと思えることを仕事とし社会を豊かする。 やりたい仕事をしてちゃんとお金を稼ぐ。会社員とフリーランスの良いとこ取りの働き方。 理想的だし羨ましいが、そこにはしっかりとした社員の自覚、責任、社員の共通目標、会社の将来像があり社員の皆さんがしっかり認識して...
楽しい仲間と働き社員も面白いと思えることを仕事とし社会を豊かする。 やりたい仕事をしてちゃんとお金を稼ぐ。会社員とフリーランスの良いとこ取りの働き方。 理想的だし羨ましいが、そこにはしっかりとした社員の自覚、責任、社員の共通目標、会社の将来像があり社員の皆さんがしっかり認識していることが前提にあるように思えました。 同じ様な仲間が集まるからチームワークも作用するんだろうなぁと。 決まった働き方など無いですが、こういったワークスタイルもある、こうしてるから成り立っていると言う成功例として知る事が出来大変参考になりました。
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朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ。 抱えているストーリー、理屈では説明できないけど、なんとなく好き、といったような、単なる数字の並びの奥にある本当の魅力のようなものを引き出して伝えていきたい。 誰かがいいと思ったものは、きっと「他の誰か」も気持ちが良いは...
朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ。 抱えているストーリー、理屈では説明できないけど、なんとなく好き、といったような、単なる数字の並びの奥にある本当の魅力のようなものを引き出して伝えていきたい。 誰かがいいと思ったものは、きっと「他の誰か」も気持ちが良いはずだ。 「体験そのもの」を伝えるために、一見面倒なことを続けている。 ナナメ出世 組織に属して組織内のステータスが上がる出世の道も確実にこなしながら、同時にプライベートで本を書いてみたり、ある種の特技を持つことで社会的出世をする、両方のベクトルを持つ。 リスペクトの軸を沢山持つ組織、あいつはあらがすごい、と各人が勝負どころを持つ組織。 How からWhat という問いかけにたち戻っている時代。 均質になっていいものと良くないものがある。残さなければならない多様性がある。 一番儲かるものではなくても、充実して良い仕事をしている、豊かな価値を生み出していると思える方が、結局は市場価値がある。 論理的に考え行動したら、みんな同じ結論になり、人と同じことをやるはめになる。人が満足に至る構造はかなり直感的なものなのではないか。 諦めないために、諦める。そして自分ならではのやり方を見つけて、楽しく誇りをもってやっていくことにしたら、結果的に何も諦めていなかった。
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人の集まりが会社を、社会を、国をなす。 本書のフリーエージェント・スタイルにおいては、それぞれが共通の目的を持ち、結果に対する責任にコミットするという点を除けば、本当に多種多様な人が集まって会社をなしていることが伺える。このような会社自体は近年登場して間もないものであり、まだま...
人の集まりが会社を、社会を、国をなす。 本書のフリーエージェント・スタイルにおいては、それぞれが共通の目的を持ち、結果に対する責任にコミットするという点を除けば、本当に多種多様な人が集まって会社をなしていることが伺える。このような会社自体は近年登場して間もないものであり、まだまだ数自体は少ないものの、現在のトレンドからしたら今後の主流になっていくように感じられた。また、経済の停滞という現状や今後の予測と照らし合わせた時には、昔ながらのやり方・考え方をただ単に踏襲するのは時代に逆行することでしかないだろう。個人の価値観や幸せの在り方を大事にするとともに、社会に貢献しそれに見合った対価を得るというその新しい働き方こそが、まさに彼らにとっての幸せの働き方に直結しているのである。
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最近、仕事は会社じゃなくて個人に派生する、という傾向が語られています。自分のまわりでも「みんなでやるぞっ!おぅ!」的なノリが嫌で会社から離職する優秀な人たちが増えてます。それを組織から個人へ、という変化だけで捉えていいのか?というモヤモヤを抱えていた時、本書に出逢いました。自分に...
最近、仕事は会社じゃなくて個人に派生する、という傾向が語られています。自分のまわりでも「みんなでやるぞっ!おぅ!」的なノリが嫌で会社から離職する優秀な人たちが増えてます。それを組織から個人へ、という変化だけで捉えていいのか?というモヤモヤを抱えていた時、本書に出逢いました。自分にとって、この本は「フリーエージェント」という個人の働き方、というより「フリーエージェントシステム」という場の創出を提案しているように思いました。個人がワクワクを実現出来ることによって、チームがイキイキ活性化する、逆にチームがワクワクしているから、個人がイキイキ成長する、そんな人と人の繋がり方がとても魅力的です。いつも思うのですが、メッシが凄いのはバルサのサッカーが凄いからだ、という状態はどうすれば実現できるかの実践例を見せてもらった気持ちです。ただバルサのサッカーのレベルが半端なく高いように、このマネージメントシステムも相当、民度のレベル高くないと難しいかもしれませんが…たぶん、これは会社をクリエイティブにする、ってことだけではなく、社会や国もクリエイティブにするヒントが示唆されていると思います。
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好きなことを仕事にする、しないで賛否は分かられるかもしれないが、やはり好きなことを仕事に出来るのは幸せなことではないのかと思う。 好きなことを仕事にしない方が良いと言っているのは、好きなことを仕事に出来た人のおごりではないだろうか。 本に関しては、この新しい働き方は今の時代の理...
好きなことを仕事にする、しないで賛否は分かられるかもしれないが、やはり好きなことを仕事に出来るのは幸せなことではないのかと思う。 好きなことを仕事にしない方が良いと言っているのは、好きなことを仕事に出来た人のおごりではないだろうか。 本に関しては、この新しい働き方は今の時代の理想系でこれからもっと増えてくるのかもしれない。 内容的にはただそれだけ、後は東京R不動産が分かる本。
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こだわりの空間を増やしていくこと、やりたいと思ったことをやれる自由がある状態、の東京R不動産のフリーエージェントスタイルの働きかたのまとめ。メモ。(1)結局のところ、仕事というのは個人とアイディアが活躍することが本質であって、会社というハコがふくらむことは、目的の中心にあるもので...
こだわりの空間を増やしていくこと、やりたいと思ったことをやれる自由がある状態、の東京R不動産のフリーエージェントスタイルの働きかたのまとめ。メモ。(1)結局のところ、仕事というのは個人とアイディアが活躍することが本質であって、会社というハコがふくらむことは、目的の中心にあるものではないと思う。(2)最大の安心は自分が世の中に価値を生み出せる人間であるという事(3)やりたいこと優先・仲間優先・規模より影響力
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フリーエージェントについて概要が良くわかる一冊。 不動産にとらわれず、FA制をとる会社の経営手法にもっとフォーカスして欲しい。次回作に期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・好きなことを追求しながら、それがきちんとビジネスとして利益を生み出しているのがすばらしくうらやましい。一般的な会社という概念を突き抜けているフリーエージェントという働き方。今はやりの「ノマド」でもないし、会社員でもない。ビジョンに共有する仲間が自己責任のもとある組織(会社)に、いわばアメーバー的にくっついている(だから時には離れることもある)という働き方。兼業推奨、おもしろさ重視、フラットな組織づくりなど未来形の働き方が詰まっており、読む人をどきどきさせる。 ・理想としている働き方 ①やりたい仕事をすること ②ちゃんとお金を稼ぐこと ③社会を豊かにすること ④楽しい仲間と働くこと ・普通の会社のモチベーションは「能力」と「成果」を「名誉(出世)」と「お金(給与)」に結びつけている。ぼくらは「おもしろさ」と「納得感(自由とフェアネスがあること)」を重要視する。 ・理念が社会に貢献することなのに、目標が「売上」「利益」になるのは不思議に感じる。 ・世の中の仕事には「論理的な仕事」と「論理的じゃない仕事」がある。人間はそんなに合理的ではない。ただし、決して論理的な思考を否定してるわけではない。きちんとビジネスとして成り立つためには論理的な思考は時に重要となる。右脳だけでは成り立たない。 ・ぼくらは規模ではなく、影響力で成長したいと考えている。 ・結局のところ、仕事というのは個人とアイデアが活躍することが本質であって、会社という箱が膨らむことは目的の中心にあるものではない。
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