銀の匙 Silver Spoon(VOLUME2) の商品レビュー
最近「銀のスプーン」という別の漫画があるので微妙にややこしい。 「エゾノー産の材料だけで石釜ピザを焼いてみよう」「酪農家でバイトしてみよう」「シカをさばいてみよう」etc.農家目線と農家と縁のない人の目線、両方知ってる作者だから描ける、面白さ。食糧自給率、一次産業の抱える悩み、命...
最近「銀のスプーン」という別の漫画があるので微妙にややこしい。 「エゾノー産の材料だけで石釜ピザを焼いてみよう」「酪農家でバイトしてみよう」「シカをさばいてみよう」etc.農家目線と農家と縁のない人の目線、両方知ってる作者だから描ける、面白さ。食糧自給率、一次産業の抱える悩み、命の尊さ、自然の厳しさ等々がコミカルな画面から存外ずしりと投げ掛けられる感覚は相変わらずです。 正直、農家の生活は厳しい。生ぬるく育った身では到底今から農業を始めるのは無理と思われるが、消費するだけの立場でも、生産者や動物たちへ感謝することだけは忘れないでいないといけない。
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荒川 弘 小学館 (2011/12/14) (少年サンデーコミックス) 「ハガレン」よりおばちゃんにはいいかな 大好きになりました 酪農のこと「食」のこと いっぱい 知ります 楽しみながら 作者は北海道出身。二人のお子さんのバイタリティーあふれるお母さ...
荒川 弘 小学館 (2011/12/14) (少年サンデーコミックス) 「ハガレン」よりおばちゃんにはいいかな 大好きになりました 酪農のこと「食」のこと いっぱい 知ります 楽しみながら 作者は北海道出身。二人のお子さんのバイタリティーあふれるお母さんですって すごいなあ これからも楽しみなコミックです ≪ 大掃除 後にまわして 読みふける ≫
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・可愛いし、生きているからこそ、ありがたく食べなきゃいけない 当たり前のことだけど、おーって思いました。 ・命のことあつかって主人公が悩んだりするのはハガレンに似ているなと思いました。 ・命をいただくからこそ、おいしいんだろうなぁと思うものが多数。 すごくおいしそう>///< ・ピザを作ることによって主人公が向いているポジションがみえてくる気がします。
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ピザ!この漫画を読んでいると他の動物の命を頂いて生きているということを改めて感じる。そう感じるのは自ら手を下してるんじゃなくて、誰かが下したものを頂いているからだと思う。
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ピザ祭最高! みんなの力が合わさっていく過程と食べた後の大爆笑が爽快。 「笑える美味さ」って分かるような気がする。 いいなぁ…、うらやましい。 ただ、後半のバイト編は携帯とにらめっこして仕事に身が入らない八軒くんに若干イライラしてしまった。 頑張れ、主人公! 今まで知っていた価...
ピザ祭最高! みんなの力が合わさっていく過程と食べた後の大爆笑が爽快。 「笑える美味さ」って分かるような気がする。 いいなぁ…、うらやましい。 ただ、後半のバイト編は携帯とにらめっこして仕事に身が入らない八軒くんに若干イライラしてしまった。 頑張れ、主人公! 今まで知っていた価値観とは全く異なる世界を知って、自分なりの答えを見つけて欲しい。
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ムツゴロウが提起し、ゆうきまさみあたりが少し触りながらも長く目を背けられてきた現実について、人気作家が正面から向き合う。 ファンタジーを続けないところに意欲を感じて良し。
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面白い!目的も夢もなく、北海道の大規模農業高校に進学してしまった都会育ちの八軒勇吾の物語、第二弾。 ダイナミックなクラスメートたちに翻弄される彼を応援しつつも、そっか・・と日本の農業の明暗あれこれがとても面白く読めました。 第一巻では、八軒がなぜ農業高校に来たか?という...
面白い!目的も夢もなく、北海道の大規模農業高校に進学してしまった都会育ちの八軒勇吾の物語、第二弾。 ダイナミックなクラスメートたちに翻弄される彼を応援しつつも、そっか・・と日本の農業の明暗あれこれがとても面白く読めました。 第一巻では、八軒がなぜ農業高校に来たか?というくだりがどうしても説教臭くなり、ちょっとダレ感があったのだけど、学校に馴染み始めた分、逆に彼の驚きがストレートに伝わってきて楽しめたような気がします。 特に好きだったのは、なぜか(#^.^#)ゴミ捨て場から八軒が見つけたしまった石窯でピザを作ってしまうエピソード。 クラスメートたちの実家が、ピザ配達圏外(というか、携帯が通じない!)というジャブからして新鮮だったし、その後、野菜や小麦は農業科、ピザ用トマトソース&ベーコンは食品加工科、ベーコンの“材料”の豚は畜産科、チーズは酪農科、窯の修理は農業土木科、薪意は森林科学科、から調達、という過程が実にいいんですよ。 それぞれの科のクラスメートたちが、なんていうか、プロって感じ。自分たちの科で習得したことをとても嬉しそうに自慢し、それに、小麦が欲しい、と頼んだ八軒に「いいよ、何トンいる?」なんてあたりも。(#^.^#) できあがったピザがまた美味しそうでね・・。\(^o^)/ 石窯に入れるギリギリになって到着した野菜は、後で「アスパラは刈り取った瞬間から鮮度がずんずん落ちるからな」なんていう理由があったり、食べながら、「ゴーダチーズは味がしっかりしてるから、もう少し薄味のベーコンの方があうかもな」と次回に向けて検討してたり、農業経営をいつも考えいるタマコが、一般人も巻き込んだイベントにしては?と企画書を作っちゃったり。 夏休みに入り、八軒がクラスメートの家にバイトとして泊まり込む話もよかった。 ホント、半端じゃなく、労働力として当てにされてるんですよ。 それぞれの家で「経営」に対する考えも違うしね。 これは八軒の成長物語、という設定なんでしょうけど、私は正直、彼より、根っからの土台が違うクラスメートたちの話が読みたくてこのシリーズが好きなんだと思います。 次号は早くも来年の春ごろらいしいです。楽しみに待つことにします!(*^_^*)
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(2011/12/23読了)荒川てんてーは何故こんなにも生命(いのち)に満ち溢れたお話を描けるのか・・・!
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専門知識があるってかっこいい!!ピザのくだりはそう思わずにはいられません!!エゾノーピザ食べたい…(笑)本当に美味しいものを食べた時って本当に笑いしか出ませんよ!! 作者が農業の面白さやシビアさを上手に描いてくれるお陰で、漫画を通じてではありますがこの世界に目が向いたことを有り難...
専門知識があるってかっこいい!!ピザのくだりはそう思わずにはいられません!!エゾノーピザ食べたい…(笑)本当に美味しいものを食べた時って本当に笑いしか出ませんよ!! 作者が農業の面白さやシビアさを上手に描いてくれるお陰で、漫画を通じてではありますがこの世界に目が向いたことを有り難く思います。 「「返す」?残骸を?(中略)害獣にエサやんの?」 「クマは畑を荒らす鹿を獲るし、キツネはネズミを獲るし、一部持ちつ持たれつだからね。簡単に白黒に割り切れないよ。」 北海道のダイナミックさには及びませんが、うちの田舎でも鹿や兎を轢いた人からおすそ分けが来たりするので、自然に近い所の暮らしって似てるんだなぁと妙に感心したり(笑)
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