しあわせのパン の商品レビュー
巻末の絵本「月とマーニ」目当てで購入。 でも、それ以外も買ってよかったぁと思いました。 ぜひとも映画をみたあとに読んでもらいたい本です。 映画も素敵でしたが、 それぞれの登場人物の背景や想いがわかって、よりいっそう心にしみてきます。 特に映画では主人公の用で主人公でなかった水...
巻末の絵本「月とマーニ」目当てで購入。 でも、それ以外も買ってよかったぁと思いました。 ぜひとも映画をみたあとに読んでもらいたい本です。 映画も素敵でしたが、 それぞれの登場人物の背景や想いがわかって、よりいっそう心にしみてきます。 特に映画では主人公の用で主人公でなかった水縞夫妻のエピソードは必読です。
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映画『しあわせのパン』のノベライズというか、 監督自身が小説化した作品。 どうしても映画との比較になってしまうのだけれども… 「マーニ」を訪れる人々の目線でそれぞれの出来事を、 そしてりえさんと水縞くん、月浦の人々を描いている。 それぞれのエピソードは映画とは若干の違いはある...
映画『しあわせのパン』のノベライズというか、 監督自身が小説化した作品。 どうしても映画との比較になってしまうのだけれども… 「マーニ」を訪れる人々の目線でそれぞれの出来事を、 そしてりえさんと水縞くん、月浦の人々を描いている。 それぞれのエピソードは映画とは若干の違いはあるけれども、 各人の一人称で語られることから、それぞれが抱えてることを よりわかりやすく、映画を補完するような形になってる。 映画だけでも充分に完成されているけれども、 小説版を読むことでより理解が深まるような。 それは4章にあたる「カラマツのように君を愛す」が あることで如実に表れている。 この章では映画においてははっきりと描かれていなかった りえさんと水縞くんの関係性、ふたりが今に至るまでの 過程が丁寧に描かれている。 この章があることで、感動が深まってくる。 りえさんを優しく見守る、包み込む水縞くん。 素敵だな。 エピローグはやはり…
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2012/03/06読了 あったかい物語だった。北海道の静かな町 月浦 マーニ。 いいなあ、あるならば行ってみたいもんです。 傷ついた人々が、美味しいパンとコーヒーでゆっくりゆっくり立ち直る。ゆったりした長い時間が、パンの香りと一緒に漂う。忙しいが当たり前ってこの時代にこそ、こ...
2012/03/06読了 あったかい物語だった。北海道の静かな町 月浦 マーニ。 いいなあ、あるならば行ってみたいもんです。 傷ついた人々が、美味しいパンとコーヒーでゆっくりゆっくり立ち直る。ゆったりした長い時間が、パンの香りと一緒に漂う。忙しいが当たり前ってこの時代にこそ、こういうスローリーライフが大事なのかもしれないね。 希望を与える「夫婦」こそ、実は一番苦しんでいたんだけど、たくさんの希望とパンのやり取りの中でそこから解放されるのね。 大切にしていたい世界は求めても手に入らないのは、すぐそこにあったのに見えなかったから。なんじゃないかな?きっとそうだと思う。 映画化もしているとのこと。これまたチェックしないといけませんね。
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現在公開中の映画、しあわせのパンの原作。 普段は原作至上主義傾向が強いのですがこの作品は 映画→原作の順に読まれた方がいい気がします。 舞台となる月浦の景色、cafeマーニの情景が映画では 丁寧に再現されているので原作の文章+映画で見た 情景が非常にシンクロして没入感が高くなります。 豊かな大自然の中、存在するcafeマーニを営む水縞夫妻と マーニに訪れる客のエピソードが展開されます。 水縞夫妻それぞれの思い、月浦の空気 ニュートラルな心のあり方についてふと考えさせられました。 第四章は映画では語られなかったパートと言うこともあり なぜ二人が月浦に?と言う部分もほどよく回収されます。 リエさん視点のエピソードも読みたかった(四章は水縞くん視点がメイン) 映画・原作ともに素晴らしい一冊でした。 DVD出たら買いますw
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先に映画をみました。 映画もよかったのですが、 小説ではりえさんと水縞くんの関係が より丁寧に書かれていて そうだったんだ...という新しい発見があります。 自分のすべてを受け入れて はじめてマーニに逢えるのかもしれない。
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終始ゆったりとした時間の流れを感じられてすごくリラックス出来ました 水縞さんとりえさんは料理を作っているだけだけど、それに突き動かされて色々なものが絡まり合い、悩みを抱えた人たちが自分で行動して解決していくところが良かった 他人を助けようとか思って気張るんじゃなくて、今自分に...
終始ゆったりとした時間の流れを感じられてすごくリラックス出来ました 水縞さんとりえさんは料理を作っているだけだけど、それに突き動かされて色々なものが絡まり合い、悩みを抱えた人たちが自分で行動して解決していくところが良かった 他人を助けようとか思って気張るんじゃなくて、今自分に出来ることを少しずつ確実にやっていけば状況は良くなって行くんだと思います 本文の中でトキオが言ってた 「かっこわるい自分を知ってる人が、大人だと俺は思います」 て言葉が結構好きです
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映画から派生した小説のようですが、映像では語られていなかった小さな物語が心地よく、もう一度映画館に行きたくなってしまいました。
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月浦でcafeを営むりえさんと水縞くんの物語。 きれいな風景とおいしそうな料理とコーヒーとパンが出てきます。 素直に行ってみたいと思う気持ちと。 疲れたときにとっておきたいなという気持ちが相反します。 出てくる登場人物はみんな何かしら抱えているけど。 それを他人のせいにはしな...
月浦でcafeを営むりえさんと水縞くんの物語。 きれいな風景とおいしそうな料理とコーヒーとパンが出てきます。 素直に行ってみたいと思う気持ちと。 疲れたときにとっておきたいなという気持ちが相反します。 出てくる登場人物はみんな何かしら抱えているけど。 それを他人のせいにはしないし、自分で解決しようとする。 それがすごく印象に残りました。 人ってそんなに強いものなのかな?もっと足掻いたりしないのかな? 最後は少し都合よくまとまりすぎた感はあるかもしれないけど。 僕は結構好きな作品でした。 月とマーニが最後についているのが嬉しかったです。 映画の原田さんはすごく合っていると思います。
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大人のためのおとぎ話。 だって水縞君みたいな人いないでしょー。 いないもの。いるわけないもの。 突っ込みどころは多々あるけれども、 あえてツッコまず、素直に、ただただ素直に、 どっぷりつかりたい世界。
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この空気感がとてもいい。 結局、りえさんになにがあったかは謎のままですが、 そんなことどうでもいいと思えるような感じです。 パン、お料理がとってもおいしそうで、 こんなお店があったら行ってみたい。
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