100円のコーラを1000円で売る方法 の商品レビュー
マーケティングの手法をわかりやすく、会計ソフト企業を舞台に描いた一冊。 しかも読みやすく、間間に出てくる図もとてもわかりやすい。 マーケティングを仕事にしている人には物足りないだろうが、初心者や誰にでもわかりやすくとっつきやすい一冊であるだろう。 「マーケティング」って言葉は聞...
マーケティングの手法をわかりやすく、会計ソフト企業を舞台に描いた一冊。 しかも読みやすく、間間に出てくる図もとてもわかりやすい。 マーケティングを仕事にしている人には物足りないだろうが、初心者や誰にでもわかりやすくとっつきやすい一冊であるだろう。 「マーケティング」って言葉は聞いたことあるけど…みたいな方は一読の価値あり。
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価格を下げれば売れるという思い込みがあったが、 価格を下げるのではなく価値を上げる方法を見出せばマーケティングはより面白くなるかもしれないと感じた。
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わかりやすくまとまっていて良かった。 ●値引き 値引き販売は麻薬のようなもの。即効的に売上は伸びるが顧客は買い控えるようになり、企業の体力を徐々に奪う。
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日本IBMのマーケター 永井孝尚 氏の著書です。 キャッチーなタイトルでベストセラーになりました。 マーケティングの入門書として評価は高い本です。 私自身も漫画版を過去に読みましたが、 内容的には本書でも漫画版でも差はありません。 内容的には、以下のような内容の概要が学べます...
日本IBMのマーケター 永井孝尚 氏の著書です。 キャッチーなタイトルでベストセラーになりました。 マーケティングの入門書として評価は高い本です。 私自身も漫画版を過去に読みましたが、 内容的には本書でも漫画版でも差はありません。 内容的には、以下のような内容の概要が学べます。 ・事業とは? ・顧客との関係 ・ポジショニング ・チャネル戦略 ・イノベーター理論 ・キャズム理論 巻末に参考にした著書の一覧がありますが、 もっと深く知りたい方にには、 こちらのリストは参考になります。 専門でなくても社会人として知っておきたい内容を簡単に学べる一冊です。
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マーケティングを、物語を通じて分かりやすく解説した本。 マーケティングなどには、全く疎いのであるが、まずは何故その事業を行うかという、見失いがちな根源的な定義から、日本人にありがちな「顧客絶対主義」への警鐘、そこからいかに顧客を満足していき、自社製品の強みなどを導き、戦略を一貫し...
マーケティングを、物語を通じて分かりやすく解説した本。 マーケティングなどには、全く疎いのであるが、まずは何故その事業を行うかという、見失いがちな根源的な定義から、日本人にありがちな「顧客絶対主義」への警鐘、そこからいかに顧客を満足していき、自社製品の強みなどを導き、戦略を一貫して行うということなどを順序を追って説明。 最後には本書で取り上げたマーケティング理論の良著を紹介しているので、興味を持てばそれらを参考にしてもいい。
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”営業現場を歩んできた主人公・宮前久美が、突然配属された商品企画部で師匠・与田からマーケティングを学んでいくビジネス小説。カスタマー・マイオピアが印象に残った。 <読書メモ> ・バリュープロポジション(p.105) 顧客が望んでいる価値 ∩ ? 競合他社が提供できる価値 ∩ ...
”営業現場を歩んできた主人公・宮前久美が、突然配属された商品企画部で師匠・与田からマーケティングを学んでいくビジネス小説。カスタマー・マイオピアが印象に残った。 <読書メモ> ・バリュープロポジション(p.105) 顧客が望んでいる価値 ∩ ? 競合他社が提供できる価値 ∩ 自社が提供できる価値 ?顧客が望んでいて、 ?ライバルが提供できない、 ?自社が提供できる、価値 ★「このコンセプトをもとに、実際の商品やサービスを開発し、プロモーション戦略やチャネル戦略、価格戦略に展開し、商品を世の中に送り出して、お客さんに届けることが必要です。そして何よりも重要なのは、ビジネスの結果を残すこと。ビジネスの結果は、顧客に価値を届けられたという証拠です」(p.130) ・「顧客に提供する価値を最大化するために、流通チャネルをどう考えるか、ということです」(p.139) ★カスタマー・マイオピア(Customer Myopia【近視眼】) 目の前のお客さんが言っていることだけを鵜呑みにして、それにすべて対応しようとしてしまって、本当にお客さんが必要としていることに対応できておらず、長期的に見るとお客さんが離れていってしまう状態のことです。(p.158) ・値引きする場合は、他のお客さんでも納得できるような理由が必要だ。(略)問題は、お得意さんと一見さんを区別せずに値引いていることです。そういうのはお得意さんを裏切る値引きです。(p.163) ・100円のコーラを1000円で…(p.165-166) 「普通に売っているコーラです。でも、今までの人生で、最高に美味しいコーラでした」 (略) 最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついた、この上なく美味しい状態で、シルバーの盆に載ったコーラがグラスで運ばれてきた、とのこと。 #リッツカールトン ルームサービス での 1,035円のコーラ。 ・エブリデー・ロー・プライス戦略(p.169) コストを徹底的に下げて価格勝負する戦略は(略)市場リーダーにしかできません。市場リーダーというのは市場の中で1社だけ。世の中のほとんどの企業は本来、価格勝負をしてはいけないんです。(p.169) ★宮前さんが“リスク歓迎型”と言ったのは、ここのイノベーターとアーリーアダプターですね。両方足しても全体の 16% しかいません。リスクを取ってでも新商品を採用したい人たちです。そして“リスク重視型”は、アーリーマジョリティ以降の 84% の人たちです。 (略) 新商品の普及段階によって、その時点で売るべき見込み客と必要なアクションが変わります。実はこれが、戦略実現の正否を左右するんです。(p.193) ・“リスク歓迎型”にひととおり売った後に、“リスク重視型”のお客さんに売ることが必要です。この仕組みや順番を知らないと、いつまでたっても“リスク重視型”のお客さんは買ってくれません。両者の間には、“キャズム”と呼ばれる普及するための大きく深い谷があります。そして多くの新商品がこの谷を越えられずに、消えていくんです。(p.196) <きっかけ> Tさんおすすめ。”
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ストーリー形式で話が進むため、マーケティング理論の難しい単語が並んでも、無理なく読み進めることができる。 また具体例があり、分かりやすい。 ヒューマンマイオピアから脱却するために、バリュー・プロポジションを徹底的に考えること。 顧客の要望・自社の強み・他社の強みを理解し、その重...
ストーリー形式で話が進むため、マーケティング理論の難しい単語が並んでも、無理なく読み進めることができる。 また具体例があり、分かりやすい。 ヒューマンマイオピアから脱却するために、バリュー・プロポジションを徹底的に考えること。 顧客の要望・自社の強み・他社の強みを理解し、その重なる領域を明確にすること。 それがブルーオーシャンである。
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マーケティングに関する本ですが、物語としてわかりやすく書かれており、普通の読み物としても面白かった。また肝心の内容は、普段エンジニアとして働いている自分にとって、新鮮な学びが得られるものだった。
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マーケティングを物語で詳細に説明 顧客の要望に100%答えても0点 customer myopia →目の前のお客様が言うことだけを鵜呑みにしてそれにすべて対応しようとしてしまって 本当にお客さんが必要としていることに対応できておらず長期的にみるとお客が離れる状況 プロダク...
マーケティングを物語で詳細に説明 顧客の要望に100%答えても0点 customer myopia →目の前のお客様が言うことだけを鵜呑みにしてそれにすべて対応しようとしてしまって 本当にお客さんが必要としていることに対応できておらず長期的にみるとお客が離れる状況 プロダクトセリングとバリューセリングを考える 商品を売る際に間違えてはいけない イノベーター理論とキャズム理論 革新性を最優先して購入する人、アーリーマジョリティ、世間に出た製品の評価がはっきりしてから買う 物語形式で、わかりやすい構成
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大変分かりやすいマーケティングの本でした。 『顧客が言うことは何でも引き受ける』という日本人の勤勉さが生み出した高度成長と同時に生み出した『過当競争』、“高品質なのに低収益”という皮肉な現状(^^;) 本書を読んで、どう改善するか(ToT)
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