パスタでたどるイタリア史 の商品レビュー
自分の中のイタリア史はローマ帝国の後はファシスト党なぞという状態でした。ずっと他人様の支配を受けていたと知らなかったです。そして、イタリアでパスタが一般的になった時期についてビックリさせられました。 無知な人間にはジュニア新書で読みやすかったのも良かったです。
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いまや5歳の娘でさえ、「パスタ」と口にするくらい「国民食」なっている。「動物裁判」や「狼男伝説」の池上俊一が、パスタに歴史を「絡めて」書き下ろした一冊。ジュニア向けなんてもったいない。
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- ネタバレ
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「美味礼賛」(海老沢泰久著)でフランス料理を食べたくなったけど、バラスンとるために(?)パスタの本も読んでみた。パスタの多様性を中世イタリア史から読み解く面白い試みの一冊だった。近頃、生パスタの店も多くなってきたけど、単に製法の違いだけでなく歴史的背景、地域の特性などにも思いを馳せながら、今後パスタを味わいたいと思います。
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日本のそば・うどん同様、パスタもイタリアの地方ごとに特色があり、日本のレストランで食べられるのはほんの一部しかないことがわかる。読んでいると、イタリアにいって食べ比べたくなる。 パスタの歴史をたどりながら、イタリア中世以後の歴史について語っており、こうした切り口でのイタリア史は...
日本のそば・うどん同様、パスタもイタリアの地方ごとに特色があり、日本のレストランで食べられるのはほんの一部しかないことがわかる。読んでいると、イタリアにいって食べ比べたくなる。 パスタの歴史をたどりながら、イタリア中世以後の歴史について語っており、こうした切り口でのイタリア史は読んだことがなく、面白く読み通せた。
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