チェインギャングは忘れない の商品レビュー
護送車が襲撃された、 逃げた犯人を捕まえろ!! という話ではない。 最後で「?」「?」と思ってたことが 一気に解決。 もっと勢いがあったもよかったかなぁ と思ったけれど、楽しめた。 悪いけど悪くない人達を応援したくなる、 いい展開だった。 どこからどこまでがチェインギャ...
護送車が襲撃された、 逃げた犯人を捕まえろ!! という話ではない。 最後で「?」「?」と思ってたことが 一気に解決。 もっと勢いがあったもよかったかなぁ と思ったけれど、楽しめた。 悪いけど悪くない人達を応援したくなる、 いい展開だった。 どこからどこまでがチェインギャングなんだかねぇ(^^)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高校時代の通学で知り合った修二と早苗。修二が広島に引っ越しす最後の日に告白。シングルマザーの早苗はトラック運転手。修二は傷害事件で懲役1年6ヶ月。刑務所移動中に車が襲われる。8人の受刑者のうち、5人が脱走。
Posted by
襲撃された護送車から脱走した大貫は、記憶を失い停車中のトラックの前で眠っていた。その頃、連続殺人鬼対策配備の準備をする池袋署の神崎と黒木は、大貫脱走の知らせを聞き、秘密裏に捜査をはじめる。書き下ろしミステリー。 これまで読んだ横関大の作品と同じく、快調なペースで読み進めた。とこ...
襲撃された護送車から脱走した大貫は、記憶を失い停車中のトラックの前で眠っていた。その頃、連続殺人鬼対策配備の準備をする池袋署の神崎と黒木は、大貫脱走の知らせを聞き、秘密裏に捜査をはじめる。書き下ろしミステリー。 これまで読んだ横関大の作品と同じく、快調なペースで読み進めた。ところどころ小さな疑問点もあったのだけれど、それらは終盤のアッと驚く仕掛けで雲散霧消した。これを「鮮やか!」といっていいのかどうか、悩むところ。ただ楽しめたのは間違いない。 (B)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
横関大2冊目。 やっぱり面白い!好きな作家だなぁ。 内容は、初恋の相手を連続殺人鬼に狙われていると知った男、大貫修二が護送車から脱走し、その相手を護りながら犯人を見つけるという。しかし、違和感は最後になってスッキリ!なるほど。そうきたか!とニヤリ。 とにかく大貫修二という男の魅力的なこと。それから大貫修二を、名乗っていた男。その2人がなんとも魅力的で読み手をグイグイ引っ張っていく。 簡単に読めるが、とにかくページをめくる手を止められない。そんな作家の1人です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
★2015年11月15日読了『チェインギャングは忘れない』横関大著 評価A 昨日に続いて、横関大氏の作品。これもなかなか良いテンポの物語。物語の舞台は、個人的で申し訳ないが、西武池袋線の池袋から桜台、練馬、大泉学園、清瀬、所沢と私にはとても馴染みのある地域。おそらく、横関氏が武蔵大学に在籍した際に徘徊した地域なのだろう。そして、物語の最初の登場人物は「XXX」私の名前?!。さらに極めつけは、物語のヒロインの住むアパートは、練馬区東大泉。私の母校の町内である。これは、読まずには居られません。(笑) 横関氏の著作はまだ3作目ですが、その特徴は、良いテンポの物語の展開と損得勘定抜きに正しいと思うことを突き通す主人公が登場することだと分かってきました。今回もそのパターン。小難しいことで難癖をつければ、いくらでもあら探しはできますが、最近私も年をとったせいか?ただ読んでいて、その時ワクワク楽しければ良いと思っています。したがって、緻密な推理小説的な完璧さを求める方には、横関氏の作品はダメでしょう。 (チェインギャングとは、絆で結ばれた集団という意味だそうです。) 大貫修二という池袋のチンピラが、傷害事件を起こし、1年6ヶ月の懲役を言い渡されて、東京拘置所から茨城県北部の刑務所に移送される。その途中、何者かの集団が護送車を襲い、8人中5人の受刑者が脱走する。池袋警察署刑事課強行犯係の神崎隆一巡査長と黒木は、大貫を探して捜査を開始する。池袋近辺で、大貫が立ち回りそうな関係者にあたると、みな大貫を助けるために一肌脱ぐ位の気持ちでいることが分かり、そのことからも、傷害事件には何か裏があるような気配を神崎と黒木は感じ取る。なぜ、たった1年6ヶ月の刑期を待てずに、大貫が逃げ回るのか?その疑問が大貫を追いかける刑事課の二人に次第に頭をもたげてくる。 一方、クリスマスに女性を殺害する通称サンタクロースと呼ばれる凶悪愉快犯は、2年連続で殺害現場をネット中継しようとしていて、警視庁とバトルを繰り返している。今年もその時期が近づいてきていた。 この二つの事件が、物語のヒロインである水沢早苗という子持ちのトラック運転手に収斂してくるのだが、、、、
Posted by
かなりご都合主義的な展開が鼻につきますが、舞台設定が面白くメインキャラも魅力的で楽しめました。 本作は「何故早苗は大貫修二を見てピンとこないのか」と「何故大貫たちは警察の捜査を出し抜いて連続殺人鬼に肉迫出来たのか」がポイントになるのですが、後者はほぼ想定内で意外性は感じられません...
かなりご都合主義的な展開が鼻につきますが、舞台設定が面白くメインキャラも魅力的で楽しめました。 本作は「何故早苗は大貫修二を見てピンとこないのか」と「何故大貫たちは警察の捜査を出し抜いて連続殺人鬼に肉迫出来たのか」がポイントになるのですが、後者はほぼ想定内で意外性は感じられませんでした。 前者は意外性がありましたが、取ってつけたような感じがしてあまり納得出来ませんでした。
Posted by
面白かった!\(^o^)/最初は逃走犯が記憶喪失って…(--;)と思って読み始めたけれど、途中からドキドキハラハラが止まらなかった(;゜∇゜)そして最後でチェインギャングって、そういう事だったのか!Σ( ̄□ ̄;)と驚く(^^)サンタクロース以外はみんな幸せになって欲しいなぁ(*´...
面白かった!\(^o^)/最初は逃走犯が記憶喪失って…(--;)と思って読み始めたけれど、途中からドキドキハラハラが止まらなかった(;゜∇゜)そして最後でチェインギャングって、そういう事だったのか!Σ( ̄□ ̄;)と驚く(^^)サンタクロース以外はみんな幸せになって欲しいなぁ(*´-`)この作者の他の作品も読んでみたくなった(^o^)/♪
Posted by
クリスマスを目前に控え、たいした罪ではない犯人(実は犯人ですらないのだが)が護送中に仲間たちの手を借りて脱走した。しかしその犯人?は記憶を失い、とある少年と懇意になる。少年とその母親との間にある種の友情が生まれるが、事態は様々な展開を見せる。彼らには、それほどのリスクを犯してまで...
クリスマスを目前に控え、たいした罪ではない犯人(実は犯人ですらないのだが)が護送中に仲間たちの手を借りて脱走した。しかしその犯人?は記憶を失い、とある少年と懇意になる。少年とその母親との間にある種の友情が生まれるが、事態は様々な展開を見せる。彼らには、それほどのリスクを犯してまで脱走した目的があったのだ。恋愛物に近い小説であるが、ミステリとしても結構面白い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SAで乗せた男は記憶喪失だった。 脱走囚、クリスマスに起こる猟奇殺人、追いかける警察。 スリリングな展開でページをめくる手が止まりませんでした。 何かあるだろうとは思ってましたが、最期にそう来るかって感じでした。
Posted by