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ロートケプシェン、こっちにおいで の商品レビュー

3.6

79件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    26

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

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2017/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

叙述トリック 井上さんに関することで「ん?」と思ったことがネタあかしで全部とけた 織田さんだと思って読むとだいぶ印象違うな

Posted byブクログ

2017/02/04

前作を読んでから大分時間があいたので、どんな話だったか思い出すのに苦労しました。サンドリヨンの前にロートケプションを先に読んでしまったら、話についていくのが大変かも。後半の追い上げがすごかったけれど、謎解きについていけなかった。読み終わった今でも、どんなトリックなのか一度自分の中...

前作を読んでから大分時間があいたので、どんな話だったか思い出すのに苦労しました。サンドリヨンの前にロートケプションを先に読んでしまったら、話についていくのが大変かも。後半の追い上げがすごかったけれど、謎解きについていけなかった。読み終わった今でも、どんなトリックなのか一度自分の中で整理しないと混乱する…。再読したら、また見方が変わって面白いと思います。

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2016/06/11

ジュブナイルの苦くて苦しい話は絶対滅入るから嫌なんだけど読んでしまう。叙述みたいな事してるだろうなと思いつつどういう関係か考えながら読み進めてた。 瑞々しく苦しかった

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2016/04/29

連作ミステリ短編集。シリーズ二作目。 ミステリ要素は極めて薄い。学園青春もの。 一冊を通して仕掛けられたトリックもあるが、分かりにくい。 『放課後探偵団』で既読だった、「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」がベスト。

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2016/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっと酉乃の本心を受け止める事ができたと思ったクリスマスのあの日。 勢いと雰囲気の力を借りて告白した僕は、なんと彼女の返事はおろか、連絡先さえ聞き忘れたまま冬休みに突入してしまった。 もしかして迷惑だった? 悶々と過ごす僕に、新年早々織田さんたちからのカラオケの誘いがかかる。 そこで起こったちょっとした事件の謎を解くべく、僕は『サンドリヨン』へと向かうが…。 バレンタインチョコをめぐる事件をはじめ、学園内外で巻き起こる謎をセンシティブに描く、マジシャン・酉乃初の事件簿、第二幕。 (アマゾンより引用) 前回レビュッた「午前零時のサンドリヨン」のシリーズ2作目。 おもしろかった。 物語の主人公は男の子なのに、随所随所で出てくる女の子目線のストーリー。 誰目線なのか最後に明らかになるけど、ちょっと人物相関図を考えこんでしまった(;・д・) 内容が分かってる上で、もう一回読めば感じ入るものがあるかもしれない。 連作短編だけど、一冊を通して学校で起こるイジメ的なことがテーマに掲げられていて、何だか考えるとこもあったりで(´・ω・`) でも、前作同様スラスラと読めて面白かった(*´∀`*)

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2015/10/11

第19回鮎川哲也賞を受賞した「午前零時のサンドリヨン」の続編になる連絡短編集。 前作の雰囲気が好きだったので、図書館で見つけて借りてみました。 ワトソン役は少し頼りない男性、探偵役はミステリアスな雰囲気を持つ女性でちょっとした特技を持つ……このパターンのライトノベル多いですよね...

第19回鮎川哲也賞を受賞した「午前零時のサンドリヨン」の続編になる連絡短編集。 前作の雰囲気が好きだったので、図書館で見つけて借りてみました。 ワトソン役は少し頼りない男性、探偵役はミステリアスな雰囲気を持つ女性でちょっとした特技を持つ……このパターンのライトノベル多いですよね。そらで3つ4つ言えそうですが、「ビブリア古書堂の事件手帖」がウケたのが一番大きかったのか今でも同様のシチュエーションの作品が増えていますね。 こちらの作品の探偵役・酉乃初は女子高生。学校では物静かでちょっと近寄りがたい雰囲気をもっている彼女が、夜はレストラン・バー「サンドリヨン」でマジックを堂々と演じる。 彼女に一目惚れの平凡な須川くんが遭遇した「日常の謎」を、酉乃さんが見事に解き明かす……といった感じだったんですが。 今作は物語の視点を前作同様に須川くんにした「Blue back」というパートに、須川くんと酉乃さんが通う学校で起こっているいじめに巻き込まれてしまった女子学生の視点の「Red back」というパートが交互に現れるという構成。 カラオケの最中に突然様子の変わった同級生の謎、バレンタインデーに配られたチョコレートが一か所に集められる謎といった人が死なないいわゆる「日常の謎」に遭遇した須川くんに、鮮やかな推理を見せる酉乃さん。須川くんが巧く進まない恋に身もだえている姿は微笑ましくて、なんとなく自身の学生時代を思い出してしまいます。 うんうん、このくらいのラブコメ感は良い感じ。 寧ろ注目したいのは「Red back」の展開。仲間からハブられないためについた言葉が傷つけて、気がつくと周りからハブられてそして「赤ずきんは、狼に食べられた」と黒板に書き付けて学校に来なくなってしまった友人のユカ。 「Blue back」のすがすがしい印象とは対照的に、じりじりと火に焼かれるような苦しさが続きます。 学校に来なくなってしまった友人に会いたい、謝りたいという気持ちとどうすれば良いのか分からずに自身を追い詰めていく感情移入します。 二つのパートは物語が進むにつれて少しずつ近づいてきて、須川くんのまっすぐな気持ちからくるおせっかいと、それに動かされる酉乃さんの行動は全体の物語を綺麗に整えます。完全なハッピーエンドではなくて、バッドエンドからほんのちょっとだけ希望が見えるという締め方は大好き。 日常の謎系のミステリで、連作短編を繋いで全体に通じる謎を仕掛けておくという構成は今ではある意味ありふれていて、ちょっと損しているよなぁという感じが拭えません。結構、ヒロインの酉乃さんが好きなタイプなので、続編が出版されていないのが本当に残念。

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2020/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全然予想のつけられない展開なので、何度も前に戻って読み返しながら読んでいました。この後続くのでしょうか?

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2014/04/08

「午前三時のサンドリヨン」続編だが、タイトルにひかれてこちらの方から読んだ。 主人公のポチとハツの淡い恋とマジックを絡めた学園もののミステリ。 前作を読んでいないせいか、意図的なのか、謎解きのキーになっている点に気が付かなかった。 こちらの本だけ読んでも楽しめます。サンドリヨンも...

「午前三時のサンドリヨン」続編だが、タイトルにひかれてこちらの方から読んだ。 主人公のポチとハツの淡い恋とマジックを絡めた学園もののミステリ。 前作を読んでいないせいか、意図的なのか、謎解きのキーになっている点に気が付かなかった。 こちらの本だけ読んでも楽しめます。サンドリヨンも読みたいですね。

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2014/02/10

『午前零時のサンドリヨン』に続く、女子高生マジシャン・酉乃初が探偵役を務めるシリーズ第二弾。 相も変わらず、酉乃さんに夢中の須川くん。 彼の恋愛模様に、いじめに悩む女の子のストーリーを絡めて長編に仕立てた連作集。 細やかな思春期の少年少女達の心理描写と小さな日常の謎系ミステリ部...

『午前零時のサンドリヨン』に続く、女子高生マジシャン・酉乃初が探偵役を務めるシリーズ第二弾。 相も変わらず、酉乃さんに夢中の須川くん。 彼の恋愛模様に、いじめに悩む女の子のストーリーを絡めて長編に仕立てた連作集。 細やかな思春期の少年少女達の心理描写と小さな日常の謎系ミステリ部分が上手に溶け合い、複雑に絡み合った彼らの世界を繊細なまなざしで拾い上げることに成功しています。 丁寧な仕事をしているなあ、と読者としても優しい気持ちになれました。 ただ、ミスリードが下手だし、終盤はゴチャゴチャした印象が強く残ったので損してる感じがしました。 また、主人公の須川くんはヘタレすぎるので、彼の一人称にはかなりイライラさせられるのですが、今回は酉乃さんに近づこうと努力する素直な姿勢がほほえましくて、応援したくなりました。 彼のゆっくり進んでいく恋愛を、次回作でも見守りたいです。

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2013/11/09

「午前三時のサンドリヨン」続編。 頼りない草食系男子のポチこと須川君を主人公に、クールで美人な女子高生マジシャンの酉野初との進まない恋と日常の小さな謎解きを描いた作品です。 前作に比べて登場人物の魅力がますます増した気がする。私は初ちゃんにメロメロ笑 今回の連作ミステリーを貫く...

「午前三時のサンドリヨン」続編。 頼りない草食系男子のポチこと須川君を主人公に、クールで美人な女子高生マジシャンの酉野初との進まない恋と日常の小さな謎解きを描いた作品です。 前作に比べて登場人物の魅力がますます増した気がする。私は初ちゃんにメロメロ笑 今回の連作ミステリーを貫くテーマは「いじめ」。学校という集団の中で起こる、暗くてどろっとした感情が見事に描き出されていました。前作の「サンドリヨン」もそうだけど、ポチと初ちゃんシリーズは少し毒と暗さのある作風が魅力的です。物事が単純に割り切られてないところが好き。 あと読み終わってから気づいたけど、この作品も鮎川哲也賞受賞作!「体育館の殺人」の青崎有吾といい、この賞は当たりが多いのかも。他もチェックしなければ!

Posted byブクログ