永遠をさがしに の商品レビュー
初・原田マハさん。 和音、文斗、朱里、 真弓さん、時依さん、奏一郎さん。 気持ちよく浸れた。 手に汗を握る、とは違うのだけれど、情景などが伝わってくる勢いがあると感じた。 子供の成長を絡められる作品に弱いのかなー。 すてきな本だった。 出会えて嬉しい。
Posted by
原田さんの引き出しの多さには相変わらず感服する。 また女性の描き方がとても好き、少女から大人の女性まで、細やかな心理描写だと思う。和音を傍で支える真弓さんの存在に惹かれた。優しくて強靭な女性達の物語は原田さんの真骨頂!
Posted by
マハさんの書くお話としては良くも悪くも王道の展開。 捻りが効いてるんだけど捻ったが故に現実離れしてしまったような…。 元吹奏楽部員としては興味のある題材だったので読むスピードも速かった。
Posted by
なくしてから気付くものや、 時間が経ってから分かることがあります。 毎日、 全力で生きていけてない私は、 もちろん後悔も多いです。 しかしながら、 もしかしたら今のこの気持ちは、 いつかどこかで おさまる場所や時期が 来るんじゃないかと思っています。
Posted by
世界的指揮者の父、元チェロリストの母という、音楽家の両親の元に生まれ育った和音。子どもの頃からチェロの英才教育を受け、音楽家を夢見ていたはずが、ある時、突然に母が黙って家を出ていってしまい、その時から、チェロを弾くことを辞めてしまう。 父への反抗心、母への不信感、孤独をかかえ、...
世界的指揮者の父、元チェロリストの母という、音楽家の両親の元に生まれ育った和音。子どもの頃からチェロの英才教育を受け、音楽家を夢見ていたはずが、ある時、突然に母が黙って家を出ていってしまい、その時から、チェロを弾くことを辞めてしまう。 父への反抗心、母への不信感、孤独をかかえ、多感な中学生の時期の和音。そこへ、父の再婚相手と名乗る、破天荒でマイペースな真弓があらわれ、真弓とのふたり暮らしが始まる。 16歳の誕生日を迎えたとき、和音は隠されていた秘密を知る。 自分だけがどうして、だれもわかってくれない、多感な年ごろの女の子。ある秘密が明かされることで、いろいろな出来事を乗り越え、現実に向き合って、少しずつ成長し、未来に向かっていく女の子の成長物語。 あの頃のもやもやした気持が、どこか懐かしく思い出される。そして、母と、新しい母との、女同士の関係が同姓として心に残る。 さわやかさを感じる女の子の成長物語。
Posted by
大好きな同僚からのお薦め本。 我慢できずに購入しちゃいました。 マハさん大好き。 今読んでて、まだ半分なんだけど、 すでに★5つ!! チェロ弾いてるいとこにも、 絶対薦めます!!
Posted by
15才の少女・和音の父は世界的な指揮者。母は父の楽団のチェリストだったが、和音が11才の時に離婚して家を出て行ってしまった。 父が海外のオケでタクトを振ることになるが、父とうまくコミュニケーションできていない和音はついていくことを拒む。 その翌日帰宅すると、「あんたの新しいお母さ...
15才の少女・和音の父は世界的な指揮者。母は父の楽団のチェリストだったが、和音が11才の時に離婚して家を出て行ってしまった。 父が海外のオケでタクトを振ることになるが、父とうまくコミュニケーションできていない和音はついていくことを拒む。 その翌日帰宅すると、「あんたの新しいお母さん」と名乗る女性が家にいて、明日から二人で一緒に住むのだと言われて・・・? というような話。 思春期の少女の成長小説。 破天荒な義理の母・真弓の個性が強烈。 難しい年頃の少女と義理の母が打ち解けていく様子を描くのかと思いきや、そこはあっさり突破されて、離婚以来音信不通で、どこにいるのかもわからない生みの母・時依の存在がクローズアップされる。それに伴い、母に習っていたものの辞めてしまったチェロへの気持ちを見つめ直す必要に駆られる和音。 ちょっと気になっていた仲のいい男の子が、実は相当本気でピアノを弾いているなど、周囲の状況も手伝い、和音はたくさん悩みながらも成長する。 ちょっと登場人物が全員いい人すぎるし、色々とシチュエーションが出来すぎな感はあるけれど、気持ちよく読めて爽やかな読了感。
Posted by
何も考えないで、軽く読んでたら話が、二転三転して楽しかったり、泣けたりで一気読み!! 2012.2.2
Posted by
書きたいことやモチーフがたくさんあるんだろうなぁというのはよくわかるものの、残念なことに軽く感じてしまう。
Posted by
少し現実離れした事が 次から次へ起こるので 気持ちが冷める部分も あるけれど 原田さんの作風らしく 全体にやわらかい風が吹いているような 感じで 好きだなぁ~と思いました。
Posted by