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小さな男*静かな声 の商品レビュー

3.9

40件のお客様レビュー

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2014/03/15

重松清さんの解説は、まさに、その通り!!実験的な構成をとっているにもかかわらず、それが最大限に活かされた作品。たまらんわぁ。

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2013/11/21

変わりたいと思うのは簡単だけど実行するのは難しいなぁ。あらたまっていくって表現がしっくりしてクスリとなる。弟になりたかった話とか、独りではなくて一人が好きなのだとか。そんなニュアンスの記述があったなぁ~。いや読み終わるのに何ヵ月もかかったので。重松清氏の解説にもフムフムなのである...

変わりたいと思うのは簡単だけど実行するのは難しいなぁ。あらたまっていくって表現がしっくりしてクスリとなる。弟になりたかった話とか、独りではなくて一人が好きなのだとか。そんなニュアンスの記述があったなぁ~。いや読み終わるのに何ヵ月もかかったので。重松清氏の解説にもフムフムなのである。

Posted byブクログ

2013/11/14

読み始めてすぐ、「雑貨屋とかに置いてある大人のオシャレ童話?!」と後悔したが、まあ少し様子を見よう…とちびりちびりと読み進め、「ロンリーハーツ読書倶楽部」が出てきた時点で、もう、安心して手に取れる素敵な本に変わった。 どんな本かは、巻末の重松清による解説が、まさに言い当てている...

読み始めてすぐ、「雑貨屋とかに置いてある大人のオシャレ童話?!」と後悔したが、まあ少し様子を見よう…とちびりちびりと読み進め、「ロンリーハーツ読書倶楽部」が出てきた時点で、もう、安心して手に取れる素敵な本に変わった。 どんな本かは、巻末の重松清による解説が、まさに言い当てている。私が感じた印象どおりとおりのことが書いてあり(読み飛ばせる部分がなくて時間がかかる点とか)、しかも内容についてはほぼネタバレなしなので、買おうか迷うのなら、この解説を読めば間違いないです。 百貨店の寝具売り場という、起伏のあんまりなさそうな仕事を持つ「小さな男」だけれど、その日々は実に満ち足りている。自分の周りの世界を丁寧に観察し、深く考え、驚き、幸せを感じて生きているから。 「静かな声」の方はというと、主人公というより、脇役気味に感じたけれど、この物語の要であることは間違いない。彼女のDJ、眠れない夜に聴いてみたい。

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2013/09/23

堅めに書かれた文章の中、ところどころにくすりと笑えるエピソードや表現が挟み込まれている。読んでいてとてもリラックスできる、素敵な作品。 2013/9/21

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2013/08/30

好きです!! ・ロンリーハーツ読書倶楽部 ・元ジァンジァンのもぎり嬢、ミヤトウさん ・あらたまりつつある 大好きです!!

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2013/07/31

いかにも吉田篤弘と称すればよいのか。タイトル通り小さな男と静かな声の語りが淡々と続きます。しかもそれぞれのパートが一人称の部分と三人称の部分が交互に展開されるので、ひとつの事象に対してカメラが引いたり寄ったりする感覚が面白いです。しかも小さな男と静かな声も近寄ったりもするので、そ...

いかにも吉田篤弘と称すればよいのか。タイトル通り小さな男と静かな声の語りが淡々と続きます。しかもそれぞれのパートが一人称の部分と三人称の部分が交互に展開されるので、ひとつの事象に対してカメラが引いたり寄ったりする感覚が面白いです。しかも小さな男と静かな声も近寄ったりもするので、その交叉する部分も面白いです。 淡々とした文章が心地好く、文章に身を任せる快感も素敵でした。

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2013/07/25

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』で著者に関心を持ち手にした一冊。 あまかった。。 あの一冊だけでは吉田篤弘の魅力を理解できたわけではなく、ただ単に『それからはスープ~』を気に入っただけだったのです。 途中で、早々に切り上げました。 合コンで例えると。 お...

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』で著者に関心を持ち手にした一冊。 あまかった。。 あの一冊だけでは吉田篤弘の魅力を理解できたわけではなく、ただ単に『それからはスープ~』を気に入っただけだったのです。 途中で、早々に切り上げました。 合コンで例えると。 お店で初めて会って、“何だか魅力があって今度二人きりでで食事にでも行きたいわ♪”なんて。それでいざ二人でお酒でも飲んだら、“この人自分の話しばかりで何だかつまんない。内容もマニアックだし。”みたいな。 おそらく本書は、吉田篤弘の世界観を存分に示した一冊なのではないでしょうか。もしくは、単に著者の自己満足なだけのもの。 どちらにせよ、僕が手に取るにはまだまだ彼を知らなすぎました。もう少しベターなモノを読み終えてから、またいつか手にしたい一冊です。

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2013/05/17

『小さな男』と『静かな声』の2人の視点で語られるゆるやかな物語。 終盤で2人が少しだけ交錯するところがいい。 『小さな男』が勤める百貨店の、まるで迷路のような従業員通路の描写が良かった。

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2013/04/11

時間は積み重なるものではなく流れていくもの、たまにちょっと立ち止まったり思いに耽ったりしながら、その時々に灯りをともすことで彼らは生きていることを確認しているような気がする。 「雨にぬれても」の歌詞を初めて意識した。ふむ、いつかもう一回読んだら星が増えそうだ。

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2013/02/24

ようやく読み終わった。 孤独な心が世界とつながる。 毎日少しずつ、寝る前にまったり読むのがいいと思った。

Posted byブクログ