「『ジューシー』ってなんですか?」 の商品レビュー
なんかよんだことあるなと 書き直したものらしい 職場の事情と人間模様 じんせの大半を人は職場で過ごす
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ごめんなさい、よく分からない。 まったり仕事している若者たちの日常と少しだけ一歩踏み出す感じの話? かつて同じ会社に勤めていたと聞いて手に取ったのですが 職場の内容が自分に近すぎて、客観的に読めませんでした。
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ナオコーラさんの本は「人のセックスを~」、「指先からソーダ」に続いて3冊目。 ものすごくこの人っぽい小説。 短く詩的な文章をリズムよくつないでく。 内容もすごく良い。”職場小説”と書かれてたんだけど、まさにこれ。 特定の職業をテーマにした”職業小説”ではなくて、職場の小説。 ...
ナオコーラさんの本は「人のセックスを~」、「指先からソーダ」に続いて3冊目。 ものすごくこの人っぽい小説。 短く詩的な文章をリズムよくつないでく。 内容もすごく良い。”職場小説”と書かれてたんだけど、まさにこれ。 特定の職業をテーマにした”職業小説”ではなくて、職場の小説。 どんな職場で働いている人にも共感できるものなのかはわからないけど、少なくとも東京でサラリーマンやってる20代の男子としては共感する部分も多かった。 仕事って、まぁ何かを成し遂げたり、向上していったりみたいなところが強調されることが多いというか、強調されるべきみたいなところもあるけれど、やっぱ現実問題として、起きてる時間の大半を過ごす「生活の場」である訳です。 そこは楽しいとか楽しくないとか、幸せだとかそうじゃないとか、 「どうなの?」って聞かれて「こうです」って 何か一言で括ってしまえるほど単純な場所ではなくて、 楽しかったり楽しくなかったりたまには幸せや充実も感じたりしながら辛いこともけっこうあったりしつつでも大半はなんてことなくて、みたいなごちゃ混ぜだよね。 っていうことを素敵なリズムで読ませてくれる小説。 そういうリズムや雰囲気であったり、ところどころに散りばめて登場人物に吐かせる日常の真理であったりがこの小説にとって大切なところだと思うんだけど、レビューを眺めてると、”何事も起こらない小説”として切り捨てられてることもけっこう多いのね。 大好きな吉田修一の小説もおんなじようにばっさり言われてるのをちょくちょく見かけるんだけど、いやもうそれはもうあなたにとっては価値の無い小説だった、でもこの言葉に救われる人だっているんですよ。「芸術は弱い人のためにある」ってこと。 ということでおそらく人を選ぶ小説です。 面白かったのでこれを読み終わった帰りに「カツラ美容室別室」も買ってみた。楽しみ。
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職場小説とあったので、楽しみに読んだのですが、なんだか読みにくい…。数行で1人称の人物がコロコロ変わり、今誰だっけ? とぐちゃぐちゃになりました。語り手の心情に入り込む前に、コロッと変わり…。誰がどう思っているのかもすぐ忘れてしまって。。。 「詩的」な文章だとどこかにありまし...
職場小説とあったので、楽しみに読んだのですが、なんだか読みにくい…。数行で1人称の人物がコロコロ変わり、今誰だっけ? とぐちゃぐちゃになりました。語り手の心情に入り込む前に、コロッと変わり…。誰がどう思っているのかもすぐ忘れてしまって。。。 「詩的」な文章だとどこかにありましたが、そういった文章の美しさ、もあまり感じられませんでした。
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なんでこんなに素敵な言葉ばかりで職場をつづれるのだろう。 臆さず言い切るのに暑苦しくなく美しい言葉ばかりだ。
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「問題が起きた時は、原因をつきつめるよりももっと大きいことを考えた方が解決し易い。傷ついたときは本を読め。音楽を聴け。絵を見ろ。芸術は弱い人のためにある。」のフレーズが印象的でした。
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「ここに消えない会話がある」でした。タイトルが変わって、中身も修正を加えたものらしいです。 そして、前読んだときよりも、ぐっときました。 さらっとした職場の人間関係の中にも体温を感じました。 辞めれば途切れてしまう関係でも、人は人を想う。 岸がミスをしたときの出来事に、心がざわ...
「ここに消えない会話がある」でした。タイトルが変わって、中身も修正を加えたものらしいです。 そして、前読んだときよりも、ぐっときました。 さらっとした職場の人間関係の中にも体温を感じました。 辞めれば途切れてしまう関係でも、人は人を想う。 岸がミスをしたときの出来事に、心がざわつきました。理不尽な組織の仕組み、でも優しい人もいて、だから少しがんばれる。とても大切な気がする。 広田の良さは、半年くらい働いてわかる、と書いてあるけど、小説でもほんとにじわじわときます。
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山崎ナオコーラの文章って今一つつかみどころがない。とても淡々とお話が進んでいく。 でも一労働者として気持ちは理解できる、いい小説だと思う。
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すぐ、読み終わりました。所々に光る言葉あり。でも、よくわからない話だった気がする。それが、ナオコーラさんの意図だろうか♪
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文字通り「投げ出したい」と生まれてはじめて思った小説。それは私がまだちゃんと働いたことがないからで、でも働くっていうことを、それなりのレベルでは知っているからだと思う。極端と極端の間の、中間の小説に、中間の自分がだぶって見えたからだと思う。
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