この話、続けてもいいですか。 の商品レビュー

西加奈子【著】

2024/10/25

西加奈子さんておもしろい人なんだ～って思った。人柄がよく伝わるエッセイ集。
自分が普段思ったり感じたりしてることをここまで文章で、おもしろく表現できるのは本当に作家さんだな、って思った。それで、面白いことが起きるのもこれまた才能というか、持って生まれた運というか。。笑
電車の中で読むとにやけるので、注意が必要な本。

2024/09/24

面白い！！西加奈子さん自身のお話も面白いし、友人の話も最高に面白い！色々な経験していたり、個性的な人との関わりがあったりするから、話の引き出しも多いし、物事の見方も面白いんだろうなぁ。今まで読んできた力強い作品とはまた違って、西加奈子さんのお茶目な部分を垣間見たような感じがしてもっとファンになりました^ - ^

2024/09/05

『サラバ！』の読後感が最高だったので、作者の西加奈子さんのことも、「良識ある知的なひと」というイメージを何となく持っていたのだけど、このエッセイ集から滲み出る、というか、飛び出ているのは、どこからどうみても、ぶっ飛んだ豪快なお人柄。（良識がないとはいいません。ダイソンもナノイーも購入されているし。）
自分が絡まれるのでさえなければ、一緒にお酒を呑んだら、さぞ楽しいだろうなあ。

2024/07/19

15年ほど前に出た、著者初のエッセイ本。
先日読んだ同じ著者のエッセイ「まにまに」が面白かったので、さっそく続けて読んでみた次第。
若い。著者がまだ三十前後。そして著者自身が文庫版あとがきにも正直に記している通り、著者自身が読み直しても「笑かしたろ、みたいな気負いに溢れたドヤ顔的な文章ばかりで恥ずかしい」と感じたのが良くワカル。そんな、粗削りでオープンで過度にサービス精神満載かつ暴露症な面白エッセイが詰まっていた。
忘れた頃に二度読み、三度読みしても、その度に「ぶはっ」と噴き出してしまいそうな、著者独特の笑いのツボが楽しい。

2024/05/18

大好きな西加奈子さんのエッセイ！
本人もあとがきで書いてるけど、20代の頃のエッセイなので笑かせたるぜ〜感がある。
でもそれも若い時の西さんっぽいなぁ、とも思う。トイレ並んでる時の話しが面白かった。

2024/02/03

オモロ切ない⁡
⁡⁡
⁡ってな事で、西加奈子の『この話、続けてもいいですか。』⁡
⁡⁡
⁡西さんのエッセイ集。⁡
⁡⁡
⁡無茶苦茶オモロい
⁡⁡
⁡西さんの人柄が滲み出とって、一緒に呑んでイタズラされたい衝動に駆られる
⁡⁡
⁡オモロいけど、読んでて何故かちょっと悲しい感情も出てきてしまう
⁡⁡
⁡くもをさがすを読んでないけど、内容は皆さんのキャプから何となく感じている何か…⁡
⁡⁡
⁡オモロいけどちょっと悲しくてページを捲る手が重たく、1日1エッセイを噛み締める様に読んでた(じゃが内容はあまり覚えてない)⁡
⁡⁡
⁡今、西さん元気なんかなぁ、くもをさがすも読みた過ぎるけど、ちょっと手が出しにくい…。⁡
⁡⁡
⁡読むタイミングって有ると思うからその時を待って読むじゃろね。⁡
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⁡ホントこの本はオモロいから‼️
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⁡2023年13冊目

2023/11/29

小説からも感じるが
作者はとてもパワフルな方な気がする

どの話も
よく言えばエネルギーに溢れていて
悪く言えば疲れる

一度にいくつも読めずに
とても長い日々をかけて読み終えた

2023/09/23

西さんのエッセイ読んで、
西さんって
思っていた以上に、
面白くて、優しくて、純粋で
益々、好きになりました♡

2023/09/23

ごはんぐるりに続き西加奈子エッセイ第2弾（私の読了順で）
もうすっかり虜です。

西さんの小説は未だに読めていないものの、少なくとも、"西加奈子"ご本人のこと、もうめっちゃ好きです。

全く共感出来ない部分もあるし、もし身近にいたら絶対お互い仲良くならないタイプでありそうなのに、とにかく面白い。言葉の扱い方にセンスがあり、言語化するのも上手く、ぶっ飛んだ内容なのにさすが小説家だと感動しました。

もうすでに購入している『まにまに』も楽しみです。

2023/08/11

村田沙耶香さんがエッセイ「私が食べた本」でページ数を割いて書いていたのが西加奈子さん。
どんな人か知りたくなったので、まずはエッセイで。
三浦しをんさんも、西加奈子さんのエッセイを絶賛していたが、なるほど面白い！

ヤマザキマリさんみたいな感じなのかな、と漠然と思っていたが全然違った。
はっきりした物言いとか媚びないところなどは似ているが、そんな人はいくらでもいる。
西加奈子さんは村田沙耶香さんが「化け物」呼ばわりするほど豪放磊落で、横山やすしを思い出した。

西加奈子さんはビール好き。
起き抜けの一杯は最高においしいと平気で言ってしまう。
朝昼夜と、まるで水のようにビールを飲んでいて、おそらく素面のときはほぼ無い。

盛った部分の少ない実体験・実話のようで、西さんの生き様や考え方やその時の思いをいろいろ聞けた。
朝井リョウさんみたいな危機一髪のトイレの話、バリの海で沖まで流され溺れ死にそうになった話など必死さと緊迫感が伝わってきて、難を脱した時には自分事のようにホッとした。
プロレスも好きらしく、プロレスラーの名前が出てくるのも好感度アップ。

エッセイ書き始めの20代の頃は、「どや感」満載で「笑かしたるで」という無邪気さが好ましいと自己評価してる。
確かに30歳になった本書の後半は、落ち着いて世間体をわきまえた大人になった感じに変ってきている。
西さんは現実世界の出来事に正面から対峙していて、妄想の世界に入り込んでいかない。
本音がポロポロ出てくるので共感もし、正直な人だと感じてしまう。

この後の6年間のエッセイをまとめた『まにまに』が出版されているので、読みたい本に追加です。