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この話、続けてもいいですか。 の商品レビュー

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90件のお客様レビュー

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2023/07/12

テヘランで生まれてカイロと大阪で育った西さんが、本人曰く素直に自由に綴ったエッセイ。若い頃だけあって文章がはっちゃけてるなあ。西さんは存在自体がもうおもしろい。深いところはぐちゃぐちゃでも外側に太陽味が溢れている。すごいよその陽のパワーは。

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2022/09/24

2022.09.24 序章に書かれていたイランとエジプトの幼少期の体験を読んで面白いなーと思ったものの、酔っ払いのやらかしネタが嫌いなのでそのあたりで「なんか違うな…」と思い、読み進めるうちにノリについていけない…と思ったので60Pほどで読むのをやめました。残念。 小説はまだ読...

2022.09.24 序章に書かれていたイランとエジプトの幼少期の体験を読んで面白いなーと思ったものの、酔っ払いのやらかしネタが嫌いなのでそのあたりで「なんか違うな…」と思い、読み進めるうちにノリについていけない…と思ったので60Pほどで読むのをやめました。残念。 小説はまだ読んだことがないのでまたの機会に改めて。

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2022/09/24

西加奈子さんの爆笑赤裸々エッセイ。「人に話すのは恥ずかしい」とエッセイにするのは憚られるようなことさえ正直に記されていて、「西加奈子のこういうとこ好き!」ってなります。 自分と感覚がすごく似ているところ(というより同じ?)も多くて、スーパーで他の人のカゴの中見ていろいろ想像しちゃ...

西加奈子さんの爆笑赤裸々エッセイ。「人に話すのは恥ずかしい」とエッセイにするのは憚られるようなことさえ正直に記されていて、「西加奈子のこういうとこ好き!」ってなります。 自分と感覚がすごく似ているところ(というより同じ?)も多くて、スーパーで他の人のカゴの中見ていろいろ想像しちゃうところとか、百貨店とか入ってすぐトイレ行くのは恥ずかしいからちょっと物色してるふりするとか、「え、私のこと?」って思いながら読んだ。 「餅と乙女」で触れられてた犬と猫の性格の違いも、犬も猫もどっちも好きでどっちも飼ったことがある身としては共感しすぎて笑ってしまった。あと「可愛死に」の冒頭を読んで、SNSに猫の写真上げまくってる自分を反省しました笑 私も数年前までは「絶対犬派!!」って人間だったのに、今一緒に暮らしてる猫にメロメロなってるから不思議なもんです。 会ったことないけど、勝手に西さんとは話が合いそうだと思ってしまうエッセイです。

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2022/08/21

まだ青き日の西加奈子さんのエッセイを纏めたもの。 今まで多くの西さんの作品やエッセイに触れてきたけれど、本作はとにかく若い。青い。 若干20代でエッセイを連載し始めたようだが、当時の西さんよりも歳下の私であっても、「あっ」と恥ずかしくて目を覆ってしまうほどの「若気の至り」が描か...

まだ青き日の西加奈子さんのエッセイを纏めたもの。 今まで多くの西さんの作品やエッセイに触れてきたけれど、本作はとにかく若い。青い。 若干20代でエッセイを連載し始めたようだが、当時の西さんよりも歳下の私であっても、「あっ」と恥ずかしくて目を覆ってしまうほどの「若気の至り」が描かれている。 以前読んだエッセイ集「まにまに」に収録されていた「どやどやどや」は記憶に新しいが、文庫版あとがきで本人が書いているように、本作(特に序盤)は「笑かしたるで?」という「どや感」が甚だしい。 ただ、回を重ねるごとに馴染みのある文体になっていく僅かな変化や、作者の日常や経験に触れられることによって、西加奈子作品をもっと楽しめる気がした。 エッセイから垣間見える考えや経験が、作品にもたくさん落とし込められていて、真っ直ぐで正直な西加奈子作品にまた触れたくなった。

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2022/08/07

露悪的なほどに正直で、熱量が高い。声を上げて大笑いしてしまった。それで泣いたりもした。生きていることへの大肯定。この著者の小説を読んでみようと思う。

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2022/06/06

小説をまだ読んだことがなく、エッセイから入ってしまったのはどうなのだろう。 いったん忘れ小説にチャレンジしてみたいです。

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2022/05/07

西さんって、ゴリゴリの関西人なんやな。 行儀の悪さだったり、 汚いと部分も書かれてて それを文字にされるとうーん、、、 ってなるところもあるかど そういう要素も含めて西さんなんやな。 子供の感性のまま大人になった感じの人だ。 私も感じ取る力を磨きたい〜

Posted byブクログ

2022/04/26

西加奈子の小説は好きだけれど、 このエッセイはそれとはかけ離れて下品で耐えられなかった。中島たい子氏の解説を読んで、納得。

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2022/03/13

爆笑エッセイ。 小説だけだと作者がここまで破天荒とは思いもよらない。 酒好きの大阪育ちの人なので 「笑かしたるで?」 の一言で集約されるエッセイです。 あー面白かった!

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2022/03/19

著者の若さを感じました。 これだけ日々のあれこれに心を動かしている人は小説を書いて自分の中の震度を表現に昇華しなければ生きにくいのでは、と。 日々、刻一刻にユーモアを持ち寄り続ける事の豊かさ。 人生というのはやはり何かを自分で起こしているように思えてその実、受動している小さな経験...

著者の若さを感じました。 これだけ日々のあれこれに心を動かしている人は小説を書いて自分の中の震度を表現に昇華しなければ生きにくいのでは、と。 日々、刻一刻にユーモアを持ち寄り続ける事の豊かさ。 人生というのはやはり何かを自分で起こしているように思えてその実、受動している小さな経験の積み重ねから起こるべくして起きている、謂わば「反応」に過ぎないのだなと思った。

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