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検事の本懐 の商品レビュー

4

89件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2024/09/26

短編集だが、佐方の人生が浮かび上がって見える。 特に秀逸だったのが、 「罪を押す」 「恩を返す」 この二つが秀逸。 ミステリなのだが、その人が何故、その行動を取ったのか。これがわかる瞬間、感情を揺さぶられた。 ここに収められた短編はどれも長編にできるほどのクオリティーがある。面白...

短編集だが、佐方の人生が浮かび上がって見える。 特に秀逸だったのが、 「罪を押す」 「恩を返す」 この二つが秀逸。 ミステリなのだが、その人が何故、その行動を取ったのか。これがわかる瞬間、感情を揺さぶられた。 ここに収められた短編はどれも長編にできるほどのクオリティーがある。面白い。

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2024/07/21

第15回(2013年)大藪春彦賞受賞作。 佐方貞人シリーズ。短編集で、佐方貞人が検事時代の話。どれもが読み応えあり、非常に面白い。 事件の真実をとことん追求する佐方貞人の父親の事件の真相をおった本懐を知るは素晴らしい。 世間からどう思われても構わない、罪を被ってまでも恩を返すとい...

第15回(2013年)大藪春彦賞受賞作。 佐方貞人シリーズ。短編集で、佐方貞人が検事時代の話。どれもが読み応えあり、非常に面白い。 事件の真実をとことん追求する佐方貞人の父親の事件の真相をおった本懐を知るは素晴らしい。 世間からどう思われても構わない、罪を被ってまでも恩を返すという人間としての心意気を示そうとする姿と、それを受け入れる家族に感動する。

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2024/04/18

「最後の証人」楽しく読んだので、佐方先生の検事時代のお話読んでみた! てか、こっちが刊行は後で順番通りだったみたいですが前作よりも昔のお話。 短編5話で、どのお話もアタシは面白かった ( ^ω^ ) 次のも読みます!

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2024/04/03

おもしろい。飽きずに読めた、というよりは、先が気になって積極的に読み進められた。 ☆5にしないのは、「新しさ」がないから。どの話もドラマですでにやってるような「ベタさ」が感じられた。 何にしても、真摯に仕事(でなくても良いが)に取り組む姿は人の心を打つものだ。 楽しみとしての...

おもしろい。飽きずに読めた、というよりは、先が気になって積極的に読み進められた。 ☆5にしないのは、「新しさ」がないから。どの話もドラマですでにやってるような「ベタさ」が感じられた。 何にしても、真摯に仕事(でなくても良いが)に取り組む姿は人の心を打つものだ。 楽しみとしての読書にはピッタリの1冊。

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2023/11/08

佐方貞人シリーズの2作目。佐方さんが検事だった頃の連作短編集。骨太な作品だけれど爽快感も相まって読後感も悪くない。恩義などを大切にして本懐を遂げる。それはとても難しいことだと思うけれど、佐方さんのような真っ当な生き方をしてみたいと思わされる。

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2023/06/30

シリーズのようだが、本作しか読んでおらず、著者の他の作品も読んでいない。そのうえで次のような感想を持った。 謎解きは暇つぶしレベルでも、人情話との掛け算でわりに読ませる。こんなふうにサクッと読める短編を無性に欲するときがあるので、この作品この作者に出会えてよかった。と、途中までは...

シリーズのようだが、本作しか読んでおらず、著者の他の作品も読んでいない。そのうえで次のような感想を持った。 謎解きは暇つぶしレベルでも、人情話との掛け算でわりに読ませる。こんなふうにサクッと読める短編を無性に欲するときがあるので、この作品この作者に出会えてよかった。と、途中までは思った。最後の一章の結末が到底受け入れられない。あの倫理観を成就させるために、あえて90年代設定(刊行当時ですでに20年前)にしたのかと勘ぐりたくなる。いや、その当時でもこれははたしてオーケーだったのだろうか。美談としていることがなおさら気持ち悪い。読み進めるごとに強くなっていった主人公への好感、作者への信頼がガラガラと崩れてしまうのは悲しかった。

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2023/06/19

初めて読んでいますが、非常に読みやすくグイグイ引き込まれます。また読後感が清々しくしてくれます。読んでない方は是非、お薦めの一冊です。

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2023/05/24

佐方貞人シリーズ第二弾。第一弾はヤメ検弁護士の話しで、今回は検事時代の話し。主人公の仕事に取り組むスタンスに、共感を覚える。

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2022/05/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ2冊目。主人公の過去に触れる話。 1冊目で不思議に思ったことが書かれてあって、こちらを先に読まなくて良かった。 悲しい家族の話だけれど、父を誇りに思う気持ちは羨ましいです。

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2022/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2022.4.21読了 佐方貞人シリーズ二作目。 一作目の『最後の証人』では弁護士であった佐方はいわゆるヤメ検であり、本作ではその検事時代の姿が描かれている。 計五篇の短編だが、連作となっているので長編を読む感覚で読めて最後まで飽きさせない。 佐方は最初から最後まで、事件を符号で見る事をせず、あくまで人間が起こすものとしてその背後関係を追う姿勢を貫く。そこに語られる人間ドラマに胸を打たれた。 次の作品『検事の死命』も楽しみ。

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