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とんび の商品レビュー

4.5

652件のお客様レビュー

  1. 5つ

    343

  2. 4つ

    196

  3. 3つ

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2012/01/12

直情型で人間味溢れ暴走型のやっさん。かれが愛する美佐子さんと結婚し飲む打つ買うの三拍子から抜け、家族の為に働いていく。幸せの絶頂から突然の事故でその美佐子さんを亡くし、3歳になる旭を男手一つで育てていく。保育園、小学校、中学、高校と精一杯育てていくが、男手ではどうしていいかわから...

直情型で人間味溢れ暴走型のやっさん。かれが愛する美佐子さんと結婚し飲む打つ買うの三拍子から抜け、家族の為に働いていく。幸せの絶頂から突然の事故でその美佐子さんを亡くし、3歳になる旭を男手一つで育てていく。保育園、小学校、中学、高校と精一杯育てていくが、男手ではどうしていいかわからない場面に出会すがそれも何とか乗り切っていく。しかし東京の大学に行くことになった旭を素直に送り出せずにすねたりする。 周りの人たちも人間味溢れ読んだ後も何とも言えない爽やかさが残る。節目節目では泣けてくる。

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2011/12/30

さすがの重松さん。 泣かされましたよ。 ちょうどアキラと私は同年代。 この時代の父親像ってこんなんだったのでしょうかね。 とにかくあったかい。 読後はスッキリ、ほんわかでした。 周囲の人たちもいいですね。 安心の重松作品でした。

Posted byブクログ

2012/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

時代は昭和、舞台は広島弁が飛び交う瀬戸内の地方都市。 悲劇的な事故によって母を失った幼いアキラを男手で育てたヤスさん。 アキラの母のいない寂しさを、まわりの大人たちが温かく包む。 飲んだくれで単純で不器用この上ないヤスさんだが、アキラの幸せのために嘘をつき、アキラを呑み込もうとする敵に対しては、体をはって盾になる。たまにかっこいいヤスさん。 我が子のために、時に暴走し、途方に暮れ、いきり立つ。べらぼうに人間臭く一途なヤスさんが終始そこにいた。 物語を貫く深くて強い親子の情にふれるたび、自然に涙が溢れてくる。 アキラが著者のキャリアとオーバーラップするところも。 小学校高学年くらいから読めます。 読書家の伯父から借りた本。

Posted byブクログ

2011/12/26

この親父の気持ちがほんまによく分かる。 今年一番号泣した作品。 こんな息子に育ってくれたらええなー

Posted byブクログ

2011/12/24

父と息子の心温まる話。 キレイごとばかりでなく、父親の心の奥深くの言葉では表せない気持ちが、すごく伝わってきた。 何度も何度も涙が出て止まらなくなるシーンがある。

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2011/12/23

2011年も終わりに近づいて、今年一番泣いた本だった。やーじわじわじわじわ泣きっぱなし。 親って苦いし甘いし大変なんだなー。そして、不器用な熱い愛情ってカッコいい♪

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2011/12/21

「流星ワゴン」とは少し毛色の違う、親子の話。  これから親になる人、  現在子育て中の人、  そして、昔、誰かの「子」であった人。 年代問わず、読める話。 私は、無性に父に会いたくなりました。

Posted byブクログ

2011/12/21

2011 12/21 ごっつーしみたー。図書館で借りたけど金出して買う。子供がおるからかもしれんけどこの本読んでどないしたらええねんみたいな場面 そんなん わからんわみたいな思い。ほんまそのまんま、やねんけど でも みんなそーやねん  一緒やねん

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2011/12/14

重松清さんらしいヒューマン小説。 ヤスさんの人柄と、その周りを取り巻く人々の暖かさに心がじんわりします。 ヤスさんはすごく不器用で、変に意地っ張りで、なんに対しても一生懸命で、でもやっぱり不器用で・・・でもこんなお父さんいいなあって心から思います。 一人息子アキラへの不器用だ...

重松清さんらしいヒューマン小説。 ヤスさんの人柄と、その周りを取り巻く人々の暖かさに心がじんわりします。 ヤスさんはすごく不器用で、変に意地っ張りで、なんに対しても一生懸命で、でもやっぱり不器用で・・・でもこんなお父さんいいなあって心から思います。 一人息子アキラへの不器用だけどがむしゃらな愛、周りの人々への愛、家族じゃないけど家族以上のつながり。 この1冊で色々な愛の形が絡み合って、何度もうるっときました。 泣けます。なんだか寂しくなった人にお薦めの1冊です。

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2011/12/09

世代を選ぶ本だと思う。 初めは世代が違い過ぎてわからない部分があり、ヤスさんの性格に自分が馴染めず、諦めかけた。 アキラの高校、大学時代の描写が薄いとも感じた。 しかし、アキラが親になる辺りから気持ちがとても伝わった。 それは今の自分がアキラと同年代だからだろう。 50~60...

世代を選ぶ本だと思う。 初めは世代が違い過ぎてわからない部分があり、ヤスさんの性格に自分が馴染めず、諦めかけた。 アキラの高校、大学時代の描写が薄いとも感じた。 しかし、アキラが親になる辺りから気持ちがとても伝わった。 それは今の自分がアキラと同年代だからだろう。 50~60代の読者は、全編を通して感情移入できるはず。 20代半ば~30代の読者は、最後になってやっと感情移入できると思う。 年を取って読み返したとき、また違う感情を抱くと思う。

Posted byブクログ