アシンメトリー の商品レビュー

飛鳥井千砂【著】

2015/06/18

アラサー男女4人が1組は夫婦となり1組はカップルとなる。視点が切り替わりながら現実は進み、結婚の裏事情やそれぞれの過去や思いが明らかになっていく。
途中ちょっとドロドロギスギスした感じにもなったけど、それぞれが前向きに進んでいく終わり方でよかった。

2015/05/20

友達や知り合いが結婚し始め、周りから結婚はしないの？と言われ、焦っているときにたまたま出会った本。
結婚、友達、固定概念、信者、様々なものが出てくるが結婚に焦り、周りが見えなくなっている朋実と共に読み終わるころには忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる。

以下Amazon紹介文
結婚したい女。自由を選びたい女。結婚という形を選んだ男。好きな人と結婚したい男。非対称な男女４人の結婚と恋愛を描いた、長編恋愛小説。

2015/04/22

普通とは何か。自分にとっての普通は自分以外にとっては普通ではないのか。つまり普通とは個性じゃないのかと考えさせられた。朋美の性格にとても共感できた。

2015/04/05

主にセクシャルマイノリティについて展開していく。
前に読んだタニハピとは結構色が違うと思った。
タニハピ同様登場人物が多く、コロコロ主役が切り替わるから途中混乱した。

2015/03/27

飛鳥井さんの作品としては珍しく、登場人物がほどよく歪んでいたのが印象的だった。少しテーマが重く感じた。

2015/03/07

文庫版あとがきで藤田香織さんも書かれているけれど、「普通って、なに？」ということを考えさせられる。
1年以上前に本屋さんでかなり推されているのを見てから気になっていたのだけど、読み始めたら「はやく読み進めたい」と思う小説でした。

2015/02/14

ちょっと共感できない設定ではあるけど、主人公？朋美に共通する部分をもつ女の子は多いのではないだろうか。読んでるとイライラさせられるけど、自分も客観的にみてこういう部分あるんだろうな〜と、感じた。最後は紗雪と打ち解けてよかった。
そして、貴人…ひとなつこくて、普通そうにみえて、周りにいたら、一番苦手なタイプかも。
最後はどう決着つくのかな？と、気になってあっという間に読んでしまった。

2019/05/26

読むのに時間がかかってしまった。あんまりおもしろいと感じなかったから。具体的に頭の中に入ってこないというか、登場人物の誰一人にも感情移入できないというか、好きじゃない。

2014/11/02

様々な人間関係の中で今までの価値観の悪い所が、良くなって行く様な、人間的な成長へ向かう。人それぞれ「違い」がある、それをぶつけ、認め合う事でお互いに成長していく、そんな作品。自分に必要な要素が詰まってた。

2014/10/19

そりゃ、自分のことを否定的?に話したら相手は肯定せざるを得ないよなぁとか思った気がする。それってズルイよなぁって。
自分はそうなりたくないですな。