「上から目線」の構造 の商品レビュー
エーリッヒ・フロムのことを初めて知った。心理学は奥が深い。 今の若者の間では自分を無造作にさらけ出す行為はタブーで相手の表情や場の空気を読んで相手の望むキャラになることがマナーや礼儀作法になっている。
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上から目線と言われたので読んでみました。 どちらかというと、上から目線が気になる人、上から目線だなって感じる人向けの本でした。
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上から目線、確かに気付いたら周りに溢れてた言葉。そして自分も言われる言葉、言う言葉。ただの若者批判と片付けるのは簡単だけれども、もっと謙虚にならないとなと身を引き締める必要があるとも感じた。実るほど頭を垂れる稲穂かな。
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上司のアドバイスや叱咤に対して、「上から目線で言わないでください」と抵抗する若者が良く見かけられる、という事例から、なぜ人は上から目線と感じてしまうのか、を論じた一冊。 そもそもの発端である事例では直接上司に「上から目線だ」と指摘しているらしく、それは信じがたい事例なのだが、陰...
上司のアドバイスや叱咤に対して、「上から目線で言わないでください」と抵抗する若者が良く見かけられる、という事例から、なぜ人は上から目線と感じてしまうのか、を論じた一冊。 そもそもの発端である事例では直接上司に「上から目線だ」と指摘しているらしく、それは信じがたい事例なのだが、陰で「偉そうにしやがって・・」と言うのはよくある事例だと思う。 結局その様に上から目線だと憤っている側こそ、実は上から目線でその上司なりを品定めしているというのが実態。 なんだか複雑な環境が生まれているようです。 著者は教育現場の変化や、家庭における教育やら道徳の変化にその原因があるようだと論じているが、これはある意味よく語られているテーマでもあると思うので、この本の論述自体は新鮮味があまりない。 などというこのレビューも「上から目線」かもしれないと、ふと思う。
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図書館に予約をかけ、半年以上かけてやっと借りられた本。なるほと、現代の人間関係を如実にあらわしている。そして、自分も他人の目を気にすることがあり、周りからの言動に「何を上から目線で言っているんだ。」と思うことがあったので、自戒していこうと思った。
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今の時代をうまく説明している。 自分らしさを出すことが出来ない社会。経験もなかったということなのだと思う。 スポーツの部活動を経験してきたということは、非常に役立ったということなんだと思う。
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自分に自信がないことで、上から目線に過剰反応したり、必要以上に高圧的に接する人は、身近にもいる。 日本人の習性として、他人の視線や、関係性に過敏になる傾向もある。 自分にもそういう部分があることは認めざるを得ない。 他者の視線を受け止め、自己を把握することで、過剰でウザイ「上から...
自分に自信がないことで、上から目線に過剰反応したり、必要以上に高圧的に接する人は、身近にもいる。 日本人の習性として、他人の視線や、関係性に過敏になる傾向もある。 自分にもそういう部分があることは認めざるを得ない。 他者の視線を受け止め、自己を把握することで、過剰でウザイ「上から目線」にならないよう、でもきちんと指導もできるようになりたい。
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心理学の用語の表面上の意味を用いてありきたりなことを説明しているだけのように感じた 「上から目線」を中心に据えて最近の若者の問題点や置かれる環境の問題点を関連させており確かにこういう考え方もできるなと興味深くはあった
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近年の若者の精神構造や、その問題点を上げる。 わたしの期待する「こいつは何様なのか」の答えを得ることはできなかった。 筆者の世代的に、若者に対する目が厳しいような気もする。 それにしても、 高校・大学受験はおろか、子どもの就職活動にまで介入する親の過保護さ (205頁)とオンリ...
近年の若者の精神構造や、その問題点を上げる。 わたしの期待する「こいつは何様なのか」の答えを得ることはできなかった。 筆者の世代的に、若者に対する目が厳しいような気もする。 それにしても、 高校・大学受験はおろか、子どもの就職活動にまで介入する親の過保護さ (205頁)とオンリーワンの落とし穴(217頁)には納得です。
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確かにすぐ、「上から?」っていう人いるよなぁ。その返し、頻度多いとわりと違和感。 そういう人と、そう言われがちな人の精神構造を読み解こうとしている本。一冊の本にするほどの風潮かは?だけど、確かにそう解釈すると納得かもなあ。などと。
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