「上から目線」の構造 の商品レビュー
「上から目線で話す上司」の分析と「何でも上から目線と感じてしまう若手」の2面から分析。 どちらかというと、後者の割合が高いので、前者の分析を読みたい人は注意。 後者は、正直なところ「最近の若者は・・」論になっている印象。
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私は、古い時代の人間なのだと感じました。 空気を読まないって言われても、 声の大きい(そのグループのリーダー)人に従わなければ、 KYって可笑しくないですか? 本音を言えないって何ですか? 仲間以外に気を使えないの?? 大変なんですね。 この本で勉強になったこと。 ・心理学者...
私は、古い時代の人間なのだと感じました。 空気を読まないって言われても、 声の大きい(そのグループのリーダー)人に従わなければ、 KYって可笑しくないですか? 本音を言えないって何ですか? 仲間以外に気を使えないの?? 大変なんですね。 この本で勉強になったこと。 ・心理学者ギャラップさんのチンパンジーの実験。 1.親から隔離されてそだったチンパンジーは。鏡の中の自分に興味をしめさない 2.自己像を組み立てるのは他人。 ・日本は空気を読む文化。 戦艦武蔵は空気で出撃したのか? 感想 空気って怖いですね。 確かに言えない空気ってありますよね。 だから綺麗な空気を保ちたいって思うのだけど。 一人では空気はつくれません。 同じように思ってくれる人が増えることに期待。
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抜群に面白かったです。 最初から最後まで面白かった。 切れ味抜群で、読んでいて最高に気持ちが良かった。 心理学・社会学を理論をベースに書かれていると思うのだが、 理論的な話は一切出てこないし、文体もライトなので読んでいて疲れるということがないのも嬉しい。
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「上から目線」のみにとどまらず、様々な心の動き、あり様が分かり易く解説されている。 周りの人達を思い浮かべたり、自分を省みたりしながら、一気に読んだ。 納得しきり。
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【Impression】 上から目線の構造、思い当たる節は多々ある。 特にこの本において問題視しているのは「過度な上から目線」である。 過剰な自信の無さなどからそういうったことが引き起こされる。 気をつけよう
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なぜ上から目線になるのか? →欠点や弱点も含めて、自分を素直に受け入れられていないため それができると心に余裕ができて他者に対して肯定的な態度で接することができる そのままの自分を受け入れるとそのままでいいは違う
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タイトルに惹かれて購入。 コンプレックスからくる防衛の方法の一つかな~とも思える。 空気を読んだり、コミュニケーションの方法の変化とかいろいろと面倒な時代になったあたりから、「上から目線」が出てきたようにも思う。 p204に、“今では、どこの大学でも、成績表を学生本人だけでな...
タイトルに惹かれて購入。 コンプレックスからくる防衛の方法の一つかな~とも思える。 空気を読んだり、コミュニケーションの方法の変化とかいろいろと面倒な時代になったあたりから、「上から目線」が出てきたようにも思う。 p204に、“今では、どこの大学でも、成績表を学生本人だけでなく、保護者にも送付する。”と書かれていたが、確かに(苦笑)。 最初に入った大学では、自分しか成績内容は分からなくて済んだのに、30過ぎて編入した大学では、成績表を実家の親宛てに送ってきた。この年になって親に成績を知らされるとは思っていなかっただけに、笑うしかなかった思い出がある。 心理学の側面で書かれており、文章も読みやすかった。
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心理学者で、たぶん、カウンセリングとかもしてると思われる著者が、最近の日本の社会問題とコミュニケーション能力の低下を関連付け分析している内容。 著者がどういう立場の人なのかわからない、ほんまにそんな若者いてるんか?とうくらい自分にとって実感がない事例が多い、他の学者の説を説明する箇所も多かったり、色々な情報が散髪的に書いてあって、なるほどねーと思いながらさらっと読んだはいいけど、つまり、、、が言いにくい内容だった。 自分ごととして、残っているのは、 上から目線、とかそういう感覚をもってしまう人は、自分に自信がなくて下に見られる事を恐れている、という話。 上の人に上から言われるのは当たり前なのに素直に受け入れられないのは、近所の遊び場がなくなって、上下入り乱れての遊びを経験していないことが、一因という話。 子供は視力は正常でも、丸を丸の穴におとし、四角を四角の穴に落とすことが、最初はできない。 どう見ても違う形でも、それが理解出来ていないよう。 不思議だけど本当に経験を通じて、色々できるようになるのが人間なんだなーと。見ている、の半分は脳の働きだと以前読んだし、コミュニケーションも「見る」と同じように経験を通じて身につけていくもののようだ。 子育て、とっても気を遣うなー、バランス感覚大事にして、しっかり育てたいな〜と気を引き締めた一冊。
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われわれは常に論理的判断の基準と空気的判断の基準という、一種の二重基準のもとに生きているわけである。半数以上のメンバーが賛同できない結論が「空気」によって強引に採択されたりするのだ。「察しのの文化」が深く根づいている日本では、場の「空気」に抗うのは至難の業なのである。今とくに求められるのは、自己中心的心性から抜け出して、もっと他人に関心を向けることである。人間は、だれでも自分の視点からしか世界をみることができないが、相手に対する共感性を何とか高め、想像力によって自他の視点の溝を埋めようと努力するのである。
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自分が人にどう思われているかが気になって仕方がない。それは自己愛過剰。自分のことにしか興味がないから、自分がどうみられているかが気になって仕方がないということ。日本社会の特徴的な事象。
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