武器としての決断思考 の商品レビュー
ロジックについて学べる。いわれてみれば当たり前だけど、こーやって根本的なことを体系的に整理した本は稀有だと思う。
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今の最善策を導き出し行動しようという決断思考です。そのベースとなるディベートのテクニック・考え方を教えてくれます。自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていくというシンプルな結論にいきつきます。でも思考ということは、実は自分が思うよりも停滞・停止しがちかな・・
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著者の瀧本哲史さんという方を知りませんでした。東大を出てマッキンゼーに行って、今は京大で教えているという。その京大で「意思決定の授業」として教えている内容を1冊にまとめた本です。 ディベートというツールを使い、様々なことを選択するにあたってどう考えるか、ということをわかり易い言葉...
著者の瀧本哲史さんという方を知りませんでした。東大を出てマッキンゼーに行って、今は京大で教えているという。その京大で「意思決定の授業」として教えている内容を1冊にまとめた本です。 ディベートというツールを使い、様々なことを選択するにあたってどう考えるか、ということをわかり易い言葉でまとめてあります。 "世の中に「正解」なんてものはない。正解がわからないから動かないのではなく、今の最善解を導き出して、とにかく動き出すことが重要だ。" 正解が分かればそこを通ることが近道だけれど、動き出して角度を変えるともっといい答えが出ることが多い。それは経験則からわかっていて実践しているつもりだったけど、年々考え方が凝り固まってきていたようで、最近の自分の行動を反省。100歩先より3歩先だけ見て最善解を探す。もう一度肝に銘じよう。
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大学の講義を元に書かれているので例なども就職に際しての自己決断の道のりをディベートの方法から解き明かしている。 普段自分でもやっていることだな、ただ、この本を読むことで最後に自分の下した決断の自信につながるのかもしれない。
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ディベートのやり方をあまりに知らなすぎました。仕事でグダグダな話し合いになることが多いので、参考になる考え方が沢山ありました。 『~をすべきか、否か』、とりあえずここから実践してみようかな。
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自分の頭で思考して、決断することが大切。 考える時は、するか否か、で単純化。メリットとデメリットを比べて、最終判断。
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分かりやすい、説得力ある、前向きになれる。「自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていく」ということ。
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2011/10/28 ディベートのやり方についての本やけど、ひとりディベートでどうやってロジックを深く構築していくか解説してあって、すごい参考になる! クリティカルシンキングと似てるとこがあるけど。 一日一題ぐらい考えてみよう!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ディベートの思考法を自身の決断に応用するという考え方。 メリットとデメリットの成立条件やその潰し方はとても参考になる。 普段何気なく決めていることを、少し立ち止まって視野を広げて考えてみる。そうすることで、より納得感のある自分なりの答えを出せる気がする。 まぁフィーリングもめっちゃ大事ですけどね。 「自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていく」 これは絶対だなーと思います。 多くのヒントと気づきを与えられた一冊。 きっと流行る!(もう流行ってるか?笑) 次の武器も楽しみです。
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右肩上がりの時代が終わり、何かを信頼してぶら下がることが危険になって来た時代に、今までの教養とは違った、自分の人生を自分で決めるために実際に役立つスキルを説いた本。 基本的には学生向けに書かれているが、若いサラリーマンでまだ会議をうまく仕切れなかったり、企画書が上長のところでいつ...
右肩上がりの時代が終わり、何かを信頼してぶら下がることが危険になって来た時代に、今までの教養とは違った、自分の人生を自分で決めるために実際に役立つスキルを説いた本。 基本的には学生向けに書かれているが、若いサラリーマンでまだ会議をうまく仕切れなかったり、企画書が上長のところでいつもこける、といった人にとっても打開策が見つかりそう。 メッセージとして印象に残ったのは、正解がない時代において結論を先送りするというのは、実は「決断しない」という重要な決断をしていることであり、それよりは、今の最善策を探し行動すべきだ、とう点。自分にとっての最善策を模索している人には、この本が解くディベートの方法論での検討や思索は実用的でとっつきやすいものだと思った。
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