はやく名探偵になりたい の商品レビュー

東川篤哉【著】

2012/02/08

烏賊川市シリーズ。
短編ミステリーで読みやすいし、何より探偵・鵜飼とその弟子流平の掛け合いが面白い！！

個人的には、最後の一編「宝石泥棒と母の悲しみ」がスキですね～(*^▽^*)

2012/01/26

本書は「烏賊川市」シリーズの1冊。
シリーズ初の短篇集であり、5編の短編が収められています。

短編集という事もあるのか、シリーズの他の本とは違ってサクサクっと読み進めれ、あっという間に読了と言った感じです。
なので、長編を読んでいる感覚のままだとなんだか肩透かしを食らった様な気がするかも知れません。
また、それぞれの短編の真相やそのトリックですが、長編と同じ雰囲気が感じられるものもあれば、「えっ、これで終わり？」と言った感じのものもあり、玉石混淆と言った所でしょうか。

とは言え、１つ１つの短編はそれ程文量が多い訳ではなく、おやすみ前の読書などにお勧めかも。

手軽に、気軽に楽しみたい時に丁度いい感じです。

2011/12/13

このいかがわしさがたまりませんな。
表紙の絵ばかりが印象に残るんだけど、
負けずに中身もがんばれ。

最後の短編は異色。
ちょっと冒険しちゃった？

2011/12/10

始めて東川氏の作品を読みましたが、とても読みやすく、テンポも軽快でした。烏賊川市シリーズの途中のものですが、この本からでも、すんなり読むことができました。ユーモア溢れる、軽いミステリーものです。

2011/12/09

軽い。
なのでさくっと読めます。

あいかわらず、鵜飼さんと戸村くんのどたばたはいい感じで。

根幹となるトリックはわりとまあ、そんな感じかなあと。

ついでに言うなら、戸村くんの頑丈さに万歳。

2011/11/28

シリーズものとはつゆ知らず。
どたばたコメディーミステリーですね。

いまいち主役キャラをつかみきれないまま、
読み進めてしまったのは自分の反省です。

ご縁があれば、既刊分も読んでみようかしら。

2011/11/13

　図書館で目に留まったので読みました。
　なんだかトリックがむりやりな気もするなぁ。キャラの個性もそれほど強烈ではないためか、全体的に薄味。読み終わってからシリーズものらしいと気が付いたのですが、他の作品はたぶん読まないかも。

2011/11/13

青いぽんこつルノーに乗るさえない探偵とフリーターもどきの探偵助手が、烏賊川市といういかにも如何わしい町を舞台に繰り広げる迷推理。馬鹿馬鹿しいお笑いを、、ののりで、軽く読める短編集。「宝石泥棒と母の悲しみ」が、推理はともかくほろりとした。

2011/11/08

【収録作品】藤枝邸の完全なる密室／時速四十キロの密室／七つのビールケースの問題／雀の森の異常な夜／宝石泥棒と母の悲しみ
　烏賊川市シリーズ。探偵・鵜飼杜夫と助手・戸川流平のコンビが謎を解く。ミステリ部分のちょっとした仕掛けもおもしろいが、2人の掛け合いや行動がともかくおかしい。クスッと笑える小ネタが楽しい一冊。

2011/10/29

美文だとか、驚愕のトリックだとか、そういった大層なものからはかけ離れたところにある作品なんですが、どういかわけか私は東川さんのユーモアのセンスにピタッとはまってしまい、このくだらなさ……じゃなくて面白さがすでに癖になっています。

基本、短編集は苦手なので、実のところ本作も長編だったらなあ、などと思いながら読み進めました。短編ゆえのあっさり感がどうしても薄味に思えてしまうのです。

けれど、5編おさめられている中のラスト「宝石泥棒と母の悲しみ」は十分に楽しむことができました。短編ならではのストーリーで、ちょっとほっこりしました。

上手いですね、ラストにこの話を持って来るなんて。さらに東川作品が癖になってしまいそうです。