ミレニアム1(上) の商品レビュー

スティーグラーソン【著】,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利【訳】

2012/01/30

スティーグ・ラーソンによる壮大なミステリー小説三部作の第一部。
デヴィット・フィンチャーが映画化ということもあり、
この話題の小説に手を伸ばしてみた。

面白い…。元々ミステリーという類いは好きなジャンルなのだが、
これは世間の評価の高さが頷けるほどおもしろい。
上巻は、まずは事件の背景と登場人物の紹介に徹する。
「誰がハリエットを殺したのか…」
このテーマを元に事件を進めるミカエル。
そして違う角度から事件に関わってくるドラゴン・タトゥーの女。

ヴァンゲル家の登場人物の多さに、最初は戸惑いを感じるが
ハリエットの捜査に入ってからは、あっという間の400ページだった。

2012/01/26

舞台はスウェーデン。
見慣れない名前や地名が多くてページがなかなか進まない感じ。
スウェーデンだけに家具がIKEAだったり、パンクでアウトローな女性「リスベット」のことを「長靴下のピッピ」と例えたり。
まだ第１部上巻ということもあり、物語はこれからって感じ。
面白いかどうかは下巻も読んでから判断してみよう。

2012/01/18

ようやく本年一冊目です。

ずっと「読みたいぞ！」に入っていたこの本を、
ついに読み始めました。
モタモタしている間に映画化されましたね。

翻訳本嫌いのこの私、この物語もどうなることやら…と
思っていましたが、読みやすくおもしろかったです。

ただ、この上巻では、ミカエルとリスベットが
交わってこないので物足りなかったですが。

これ、上下巻で終了かと思いきや、ミレニアム２、３と
続いてる……。

今回のこのヴァンゲル家からみの話は、１だけで完結するの？
それともずーっと読んでいかなきゃだめ？

この文庫でよいなと思ったのは、登場人物と地図が載った
紙が挟まれていたこと。
これはしおりにもなるし、地図が気になったときに
いちいちページを戻らなくて済むし、重宝しました。

2012/01/17

読み始めは、スウェーデン名のブルムクヴィストとか、ヴェンネルストレムという名前の読みづらさや、30年前に失踪した兄さんの孫娘の調査依頼など、今更そんなことしなくてもいいじゃん、と突っ込みたくなるような展開に、少々ストレスも感じましたが、下巻に入るとジェットコースターです！
もう一人の主人公リスベットの存在も、最初はあまり感情移入も無かったのですが、次第に魅かれていきます。
濃密な一冊です。

2012/01/15

正確には、ミレニアムシリーズ、電書で購入しました。上下巻が1冊(1ファイル)です。6冊には手が出せなかったけれど、3冊ならOK。少しずつ読んでいます。

2012/01/15

リスベット背負ってるものがでかすぎる。
かっこいいです。
スエーデン版のDVD見たくなった。
もちろんハリウッド版も見る予定。

2012/01/15

最初は１０ページ読むのにすごく時間がかかったけど
読み進めるうちにどんどんページを追うのが楽しみで、早くなる

海外のミステリーを初めて読むけど、とても読みやすい

色んな伏線があって、これからどうなるのかが楽しみ

2012/01/13

最初とても読みづらい。犯罪等の描写がえぐい点はどうも好きになれない。後半ようやく推理がおもしろくなってきた。

2012/01/06

いやぁ、面白い。映画版を先に見ているので、ハリエットに何が起こったのか既に知っているのであるが、それでも一気に惹きつけられてしまう。一つには、映画版ではフォローしきれなかったヴァンゲル家の複雑な人間関係を整理しながら読み進められること。もう一つは、リスベットの複雑な心理を知ることができたからか。下巻への期待が高まる。

2012/01/06

「ミレニアム１ドラゴン・タトゥーの女」（スティーグ・ラーソン：ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利 訳）上・下巻読み終わった。面白くて今朝の３時半まで読み耽ってしまった。ここまで夢中になって読んだ本は久しぶりかな。ただ、正義という名の甘い毒を飲み干してしまった感は否めないが。