ミレニアム1(上) の商品レビュー
前半はかったるかったが、主人公が仕事を依頼されたあたりから面白くなってきた~。でも翻訳本を読み慣れていないせいか、読むのに時間がかかる。後半の展開に期待。
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なんとなく,ミステリーへの苦手意識があったのだけれど,これは一気に読むことができた.下巻まで読まないと,レビューも感想も書けないと思う.
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単なるミステリーというだけでなく、ジャーナリズム・名家の歴史・精神学・ハッキング・経済・社会性など、様々な要素が絡み合ってスケールの大きな展開で読み応えがある。 一気に読むことが出来た。 ただ読み進むと残虐すぎる点で感覚がマヒしてくる為、何が起きてもどんなむごい真実が明らかになったとしても、あんまり衝撃を受けなくなる点が玉にキズだろうか。
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映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観て、もう少しディティールが知りたくなって読んでみました。まだ上巻のみですが、映画では示唆のみで深くは語られてないバックグランドを理解できて、映画をより面白く反芻することができました。下巻を読み終わったらもう一度映画を観てみたいと思っています。 ...
映画「ドラゴン・タトゥーの女」を観て、もう少しディティールが知りたくなって読んでみました。まだ上巻のみですが、映画では示唆のみで深くは語られてないバックグランドを理解できて、映画をより面白く反芻することができました。下巻を読み終わったらもう一度映画を観てみたいと思っています。 普段わりと軽妙なものを読みつけているせいか、要不要に関わらず延々と描かれる仔細な描写には少々閉口しましたが、なんとか半日程度で読み終わるくらいの分量です。 映画は映画で魅力あるものになっていると思うので、映画を観たあと、気になったら補完の為に呼んでみる、なんて感じがいいのではないか、と思いました。
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面白かった。久しぶりにイッキに読み終えた。 40年前の失踪事件の謎には、満足している。スウェーデンの田舎の風景にも満足。いわくありげな、大富豪一族の設定にも満足。北欧が抱えている現代の問題も、知ることが出来たのも良かった。 ただし、セックスやレイプの描写は要らない。誰かと誰かが寝ないと、海外の読者は満足せんのんか!と、言いたい。 とりあえず、そういった場面は適当に読み流した。 ネオ・ナチに、反ユダヤに怪しげなキリスト教の宗派、閉ざされた島、暗号、怪しげな一族など、好みの設定が盛だくさんなだけに、余分な場面が邪魔だ!なので★4つにした。 今は、早く下巻も読み終わって映画を見に行きたい。
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上質なハードボイルド小説。読み応えのある分量ながら一気に読ませるくらいテンポがいいです。スタイリッシュであり、社会的であり、残酷であり痛快である作品。追いつめられたジャーナリストと愛すべきキャラクターのアウトサイダーが組んで40年前の離島で起きた失踪事件を追うというストーリー。作...
上質なハードボイルド小説。読み応えのある分量ながら一気に読ませるくらいテンポがいいです。スタイリッシュであり、社会的であり、残酷であり痛快である作品。追いつめられたジャーナリストと愛すべきキャラクターのアウトサイダーが組んで40年前の離島で起きた失踪事件を追うというストーリー。作者もジャーナリストであり、その辺の倫理観が活き々と書かれている。また舞台であるスウェーデンの暗部がテーマになっているのも特徴です。上下巻を読み終えて非常に満足感に浸れるんですが、これで3部構成の1部完です。すぐに次を読みたくなるでしょう。
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ダニエル・クレイグ出演の映画を鑑賞して惚れ込んだので、読みはじめました。 ほぼ原作のままを映画にしていることが、驚愕です。 映画では端折られた心情面を原作で補間できるので、ますます面白く感じました。 久々に、睡眠時間もちょっと削るほどに夢中で読んでいます。 (このレビュー...
ダニエル・クレイグ出演の映画を鑑賞して惚れ込んだので、読みはじめました。 ほぼ原作のままを映画にしていることが、驚愕です。 映画では端折られた心情面を原作で補間できるので、ますます面白く感じました。 久々に、睡眠時間もちょっと削るほどに夢中で読んでいます。 (このレビューを書いている時点で、1下巻のちょうど真ん中です)
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原作を読んでから映画を見に行こうと思い読み始めるが、 思いのほか長く、時間がかかった。 ミリエルという名の経済ジャーナリストが、 ハリエット・ヴァンゲルという女性の失踪事件の謎を解く というのが物語の核だが、 タイトルにもなっているドラゴンタトゥーの女であるリスベットや、 ヴェ...
原作を読んでから映画を見に行こうと思い読み始めるが、 思いのほか長く、時間がかかった。 ミリエルという名の経済ジャーナリストが、 ハリエット・ヴァンゲルという女性の失踪事件の謎を解く というのが物語の核だが、 タイトルにもなっているドラゴンタトゥーの女であるリスベットや、 ヴェンネルストレムという投資家に対する名誉毀損事件など いろんな事件・要素が重層的に絡み合う内容になっている。 ただ、登場人物が多く、馴染みの薄い外国人名が多数出てくるため 人名を覚えるのに一苦労。 しかも、主人公も作中苦労しているが、 事件の容疑者と目されているヴァンゲル一族がやたらと多くて、 誰が誰だかという状態。 そこを乗り切れば、物語の面白さとしては、一級品なので 楽しめること間違いなし。 ただ、後半から終わりにかけての流れはちょっとどうかと思った。
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面白い!! ぐいぐい引き込まれる。 とはいえ、最初は登場人物の名前が、どうにもこうにもワカラナイ、オボエラレナイ。 スウェーデン人の名前なんて本当に全然なじめなくて。 まぁそこを乗り越えた後は物語に引き込まれて一気読み。 えっとどうやって乗り越えたかというと、ひとつは文庫...
面白い!! ぐいぐい引き込まれる。 とはいえ、最初は登場人物の名前が、どうにもこうにもワカラナイ、オボエラレナイ。 スウェーデン人の名前なんて本当に全然なじめなくて。 まぁそこを乗り越えた後は物語に引き込まれて一気読み。 えっとどうやって乗り越えたかというと、ひとつは文庫に挟み込まれていた登場人物リストを片手にもって、常に確認したことと、 もうひとつは、もう音としての認識はあきらめ、名前の文字を一塊のモノ(記号)として認識したところにあり。 なので登場人物の名前を今ここで書けと言われても書けない。私にとって登場人物の名前は地図の記号と同等なので。 ん?ミカエル。あ。言えた。でも名字(?)は言えない。長いしなじみがないし。ミカエルは主人公のひとり。
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映画化された話題作! スウェーデンへの愛国心やジャーナリズムへの情熱、女性への差別問題が織り込まれていて、ミステリーとしてだけでなくてもおもしろい! ミステリーとしてもしっかりおもしろいです!
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