おやすみラフマニノフ の商品レビュー
「さよならドビュッシー」とリンクする部分があり、同時進行で事件に遭遇してた岬先生。 今回はピアノではなく、ヴァイオリン。 主人公の生い立ちや友人関係、バイト先のおじさん、大切な人との約束。 青春とベースにしながらのミステリー。今回も面白く読ませて貰いました。ただ、学長は好きには...
「さよならドビュッシー」とリンクする部分があり、同時進行で事件に遭遇してた岬先生。 今回はピアノではなく、ヴァイオリン。 主人公の生い立ちや友人関係、バイト先のおじさん、大切な人との約束。 青春とベースにしながらのミステリー。今回も面白く読ませて貰いました。ただ、学長は好きにはなれない。
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読書をしていると、時に登場人物から素敵な言葉を頂いたりします。この作品にも胸に残る言葉や思いがたくさんありました。 ミステリーなんだけれど、自分の人生を振り返って考えさせられるような、そんな作品でした。 しかし、岬洋介…。カッコいいな…。
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ミステリーだと思っていたが、ミステリーというより音楽小説。 演奏の描写がとても細かく、音楽に疎い自分にとっては読み進まなくてしんどかった。 ミステリー要素もあったが、真相はだいたい予想できてしまった。 音楽好きな人には合いそう。
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前作よりもこちらの方が良かった。登場人物も好感が持てたし、音楽とサスペンスの融合が自然だったから。 シリーズ主人公の岬さんは万能感がすごいけど、望まれてやってくるヒーローのように期待通りで良い。 また、前作で少し不遇な扱いだった彼女が救われたのも嬉しい。
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【あらすじ】 音大の保管庫から時価2億のチェロが姿を消す 第一発見者の初音 恋心?を抱く主人公バイオリニストの城戸晶 主人公の晶は母子家庭で育ちバイオリン一筋、 学費滞納のためバイトと学業の両立で大変 音大祭でコンマスになり特待生にならないとピンチ 片や初音は初音は学長 柘植彰良の孫 一人ぐらしだが費用は親が払っている 音大祭では学長が引くピアノと一緒に演奏が出来るため かなりの実力者でないと出場出来ない 晶、初音は出場出来るのか? チェロはどこに行ったのか? 【感想】 前回のドビュッシーとほぼ同時進行のストーリー 前回の登場人物や内容も邪魔しない程度に絡んできてにやにやしてしまう 相変わらず専門用語は不明だが面白い 題名も完璧
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中山七里さんとの最初の出会い?は「御子柴礼司シリーズ」で3冊読んでから、原点に返って最初から読もう!という気になり、「さよならドビュッシー」を読んだのが今年の2月で、それからもう5ヶ月も経過してしまいました。 「おやすみラフマニノフ」は「岬洋介シリーズ」の2作目ですね。 今...
中山七里さんとの最初の出会い?は「御子柴礼司シリーズ」で3冊読んでから、原点に返って最初から読もう!という気になり、「さよならドビュッシー」を読んだのが今年の2月で、それからもう5ヶ月も経過してしまいました。 「おやすみラフマニノフ」は「岬洋介シリーズ」の2作目ですね。 今回もまた音楽に関する知識や演奏の表現が凄かったです。中山七里さんをWikipediaで検索すると『中山本人は音楽に関して素人であり、楽器も何も演奏できない』と書いてあります。ちょっと信じられませんね。読んでいるだけで音楽に関して全く素人の私でさえ演奏時の情景が浮かぶくらいなのに。 私にとって一番印象に残ったのは、大雨で避難した体育館で、多くの避難者を前に2人で演奏したシーンです。こんな状況でも聴衆を引き付ける演奏はどんなに素晴らしかったのでしょうね。是非聴いてみたかったです。 岬洋介シリーズ3作目を手にするのはいつになるのかな?今から楽しみです。
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クラシックや楽器への思い入れが無くとも、こんなにも心は動かされる。 とにかく演奏時の描写が卓越しており、その熱量も凄まじい。 まるで音楽の渦に飲み込まれるよう。 加えて、音大生たちの青春と苦悩、ミステリーとしての面白さもある。 これだけの要素があれば、夢中で読んでしまうのも当然だ...
クラシックや楽器への思い入れが無くとも、こんなにも心は動かされる。 とにかく演奏時の描写が卓越しており、その熱量も凄まじい。 まるで音楽の渦に飲み込まれるよう。 加えて、音大生たちの青春と苦悩、ミステリーとしての面白さもある。 これだけの要素があれば、夢中で読んでしまうのも当然だな。
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クラシックに疎いので、曲名が出て来るとYouT oubeでその曲を聴きながら読み進めた。密室でストラディバリウスのチェロが盗まれるという事件のトリックはもちろん、学長のピアノが水浸しになった事件、学長の殺害予告の犯人が誰なのか考えながら読み進めたがまさかの人物に驚いた。また、よほ...
クラシックに疎いので、曲名が出て来るとYouT oubeでその曲を聴きながら読み進めた。密室でストラディバリウスのチェロが盗まれるという事件のトリックはもちろん、学長のピアノが水浸しになった事件、学長の殺害予告の犯人が誰なのか考えながら読み進めたがまさかの人物に驚いた。また、よほどの才能と運、そしてコネがなければ音楽で食べていくのは難しいことも改めて思い知った。避難所の体育館での岬先生と晶の演奏シーンと定期演奏会での演奏シーンが臨場感に溢れていていつまでも心に残った。
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さよならドビュッシーの続編、時系列はかぶる感じなのでしょうか。 最初事件が起きて、その後はずっと音楽の読み物な感じで、最後にドドドッと事件が解決(?)というより答え合わせ的に終了する。 体育館で演奏し、最後の「あれおれなんで泣いてるんだろう」の一言がグッときました。 その前半ずーーーっと演奏の描写があり、実際クラッシックに疎い私は100%理解出来ず読んでいるのですが、それなのに熱に巻き込まれていく感覚を味わった。 カエル男、さよならドビュッシーの時は、エーッ?!っとなったのだが、今回は「はいはいわかっちゃいましたよ、初音ね、はいはい」と思ってからの、「お、甥?!」でやっぱりビックリしました。 そして、最後は永遠におやすみになっちゃったのかな、哀しい結末でした。
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ミステリであることを忘れるくらい音楽小説のようだけど、ラストになってミステリだったことを思い出した。 演奏シーンはラフマニノフをかけながら読んでみたらめっちゃよかったー。 解説にもありましたか、CD付きあったら嬉しいな。
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