おやすみラフマニノフ の商品レビュー
やはり素晴らしかった。 前作の『さよならドビュッシー』を読み、 中山作品に興味を持ち、この本を読んだが、 変わらぬ文章力。そして何より構成の上手さ。何もかもが伏線になっていて、頭が良い人じゃないと考え付かないようなものがたくさんあった。 前作よりも登場人物が多く、関係が曖昧な所...
やはり素晴らしかった。 前作の『さよならドビュッシー』を読み、 中山作品に興味を持ち、この本を読んだが、 変わらぬ文章力。そして何より構成の上手さ。何もかもが伏線になっていて、頭が良い人じゃないと考え付かないようなものがたくさんあった。 前作よりも登場人物が多く、関係が曖昧な所もあり、音楽よりもミステリーが多めで若干理解しずらい場面もあったが、読み返せば理解できた。 音楽パートは少なかったが、その分コンサートということもあり、とても白熱し、引き込まれるような臨場感ある場面だった。 ぜひ読んで欲しい1冊。
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中山七里先生の音楽ミステリー第2作。 音楽シーンが前作にも増して白熱し、引き込まれる展開からのアニメにありそうなラストシーン!違和感なく展開するミステリーとどんでん返し!音楽小説家とミステリーの両面から楽しめる作品でした。次作にも期待です。
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岬洋介シリーズの第二弾。 であり音楽ミステリー。 筆者の音楽、クラシックに関する知識はなんなんだろう。演奏自体を言語化する能力が半端ない。 私は音楽にはまったく疎いのでわからないが、クラシック好きなかたならワクワクするように読み進めることができるでしょう。 しかし、やっぱり...
岬洋介シリーズの第二弾。 であり音楽ミステリー。 筆者の音楽、クラシックに関する知識はなんなんだろう。演奏自体を言語化する能力が半端ない。 私は音楽にはまったく疎いのでわからないが、クラシック好きなかたならワクワクするように読み進めることができるでしょう。 しかし、やっぱりミステリー。最後にはトリックが解き明かされます。
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『さよならドビュッシー』続編。 岬洋介が講師を務める音大でのお話し。 大学の定期演奏会に向けて、オーディションを勝ち抜いたメンバーで曲を仕上げていく間に、大学所有のストラディバリウスのチェロが盗まれたり、色々あって演奏会が中止されそうに。無事演奏会は開催されるのか?また、...
『さよならドビュッシー』続編。 岬洋介が講師を務める音大でのお話し。 大学の定期演奏会に向けて、オーディションを勝ち抜いたメンバーで曲を仕上げていく間に、大学所有のストラディバリウスのチェロが盗まれたり、色々あって演奏会が中止されそうに。無事演奏会は開催されるのか?また、犯人の狙いは? なんとなく犯人と目的は分かってたけど、 同期までは分からず、、、楽しかった。演奏シーンの描写も凄くて、小説も書ける音楽家なの?音楽も奏でられる小説家なの?とか考えながら。クラシック好きとは言えない私でも「なんかすごそう」って思ったので、クラシック好きな方は大興奮できると思います。
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岬洋介さんシリーズ第2弾! 今回はバイオリニストが主役で、オーケストラの話。 前回同様、楽曲の時の情景がとても長くて、読み飛ばしましたが、面白かったです。 次作も期待!
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シリーズ物なので買った一冊。 音楽ミステリーの話 クラッシック音楽や音楽自体をよく知ってる人ならより良く楽しめる話だと思う。 ただ自分はクラッシックも音楽も全く駄目なのでより良くとは楽しめなかった。 皆さんの感想読んでYouTubeで音楽を聴きながら読んだとかいう人達がい...
シリーズ物なので買った一冊。 音楽ミステリーの話 クラッシック音楽や音楽自体をよく知ってる人ならより良く楽しめる話だと思う。 ただ自分はクラッシックも音楽も全く駄目なのでより良くとは楽しめなかった。 皆さんの感想読んでYouTubeで音楽を聴きながら読んだとかいう人達がいたが、そうかそうゆう読み方したらもっと楽しめたかもと思った。 ラストが気になった。 それからどうなったんだ? ヴァイオリストのその後は? あのラストで綺麗に終わった感じがしたが、他の事のその後が気になった。 まだシリーズは続くが、これからも音楽知識がないと楽しめないのかなと思うとちょっと読みづらいシリーズだなと感じた小説でした。
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岬洋介が講師をする音大でストラディバリウスが盗まれる事件勃発。ヴァイオリニストを目指すものの、将来の不安に押しつぶされそうな生徒城戸晶。そんな彼に聞かれた岬洋介は「選択して捨て去ったものに責任を果たすために、選んだものを大事にするしかない」とアドバイス 大雨での避難所での二人の...
岬洋介が講師をする音大でストラディバリウスが盗まれる事件勃発。ヴァイオリニストを目指すものの、将来の不安に押しつぶされそうな生徒城戸晶。そんな彼に聞かれた岬洋介は「選択して捨て去ったものに責任を果たすために、選んだものを大事にするしかない」とアドバイス 大雨での避難所での二人の演奏シーンがとても印象的。音楽はどんな状況でも感動をもたらしますよね
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強引な部分もあるし、展開も読めてしまいましたが、 音楽が全くの素人の自分でも 文章だけで映像が浮かび、音が聞こえて、その場の緊張感も伝わってくる。 さすが中山七里先生
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※このレビューにはネタバレを含みます
「さよならドビュッシー』を読んだあと、これを読むまでかなりかかってしまった。 前作と同様、まるで音楽が聴こえてくるような表現なんだが、肝心の曲を全然覚えてないので、そう描かれても全然頭の中に曲が流れない……。 そして、毎回主人公が犯人かと思いきや最後にどんでん返しが! 切ないけど、とりあえず主人公は犯人でなくて良かった。 けど、「その後どうなった」がやはり描かれておらず、気になる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
岬先生、、好きです! また岬先生と晶が二人で演奏する姿、、 描写に胸が高鳴りました。少しの間ですが、音楽をしていた私にとっても仲間同士の描写には胸をうたれる部分がありました。 最後は切ないような、これから先の未来にいくようなそんな気持ちになりました。 またシリーズで読もうと思います!
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