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日本人なら知っておきたい日本文学 の商品レビュー

3.8

202件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    71

  3. 3つ

    55

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2022/09/28

気になったので読んでみた。 おもしろそうな古典がいっぱい。学生時代はただただ受験用に学ぶだけだったのが残念。楽しい話として手にとって読んでみよう。

Posted byブクログ

2022/02/22

図書館で見つけた本である。 以前、この方の本を読んだ。 とても面白くて、日本語を母国語にしていながら、留学生の方から、凪子先生が、突っ込まれる所が、面白くて、4巻だったかを、読んだ事がある。 早速読んでみた。 日本の帯をリュックと見間違える外人さんに、(笑) あるCM撮りで、帯...

図書館で見つけた本である。 以前、この方の本を読んだ。 とても面白くて、日本語を母国語にしていながら、留学生の方から、凪子先生が、突っ込まれる所が、面白くて、4巻だったかを、読んだ事がある。 早速読んでみた。 日本の帯をリュックと見間違える外人さんに、(笑) あるCM撮りで、帯を絨毯のようにして、日本のアイドルのお嬢さんが、ハイヒールで、歩いたのを批判されていたのを思い出してしまった。 我が母曰く、帯は、着物と同額位でないと、いけない!と、言われて育ったせいか、帯は高価なものと思っている。 日本の着物文化を大事する所以であろうか?なんて思いながら、本をめくり、誰でもが知っている清少納言から・・・・ 目配せの意味合いが、布(わかめ)食わせなんて、習ったかな?なんて、思い出しながら、なるほど・・・・と。 ただいま製作中の所なんて、何と面白い。 紫式部のあほな振りして暮らそうとするところなんて、古文を習った時には、考えてもいなかった話であり、ますます面白くなっていく。 それでいて、古文の余話も家系図などで、理解しやすく描いている。 9章のヤマトタケルの番外編迄あって、楽しく読み終えた。 そうそう、若い方に、ヤマトタケルの像の所で、「日本武尊」と書いてあった碑を「にほんぶそん」と、読んでいた人を見て、間違いをただした方が良いか、悩んだ事があった。(笑) もっと、日本の事をこのような感じで、紹介して欲しい。 フランスのルイ君、中国の王さんだったか、もうお国に戻られたのだろうか? あのツッコミの留学生も、日本人以上に、日本に詳しかった。

Posted byブクログ

2022/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人気コミックエッセイ『日本人が知らない日本語』の著者である蛇蔵さん・海野凪子さんコンビによる日本文学コミックエッセイ あとがきに、日本語学校で教えている凪子さんが授業の中でも日本文学について話すことがある、ただし受験に出るわけではないから私(凪子さん)が面白いと思ったところを紹介するということを聞いた蛇蔵さんが互いに古典文学の面白いと思ったところを話し合ってできたのがこの本だと書いています。 そのため、古典文学について網羅しているわけではなく、お二人が面白いと感じたところをつまみ食い的に紹介されています。 授業の中では暗記事項と紹介されがちな古典文学ですが、この本を読んでいると、当時生きていた人たちの考えや思いが生き生きとして伝わってきて、親しみが湧いてきます。 二人の着眼点でネタが見つけられているので『日本人が知らない日本語』シリーズが楽しめた方なら、きっとこの本も楽しめるのではないでしょうか。

Posted byブクログ

2022/02/10

日本文学の古典は読みたいと思ったことがないし、おそらく今後も腰を据えて読むことはないでしょう。 日本史もあまり学んでこなかったので、1000年前の日本の様子はどんなだったのかもイメージできません。 文学作品から、何を考え日々暮らしていたのか、仕事・食事・娯楽・価値観など当時の雰...

日本文学の古典は読みたいと思ったことがないし、おそらく今後も腰を据えて読むことはないでしょう。 日本史もあまり学んでこなかったので、1000年前の日本の様子はどんなだったのかもイメージできません。 文学作品から、何を考え日々暮らしていたのか、仕事・食事・娯楽・価値観など当時の雰囲気を感じることができるのでは、と思います。 でも、実話っぽい話も大分盛られていたり、都合のいいように歪曲されているに違いないと疑ってしまいます。 本書は、私みたいな「古典など知らなくてもいいわ!」という人に、作品の内容でなく作者のキャラを紹介することで興味を持って貰うための本です。 作者は、身分が高く裕福で権力のある人達ばかりですから、庶民の姿は遠目にしか見えてこないのではと想像できます。 読み終わり、本書の狙い通りに少し刺激を受けたので、Webを検索して以下のページを覗いてみました。 「おはなしのくにクラシック」 https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/ 今も昔も人間って本質的にあまり変わってないなと思います。

Posted byブクログ

2022/02/06

清少納言や紫式部、鴨長明などの 昨日と人柄などをマンガでわかりやすく書いてあって 楽しい! 4コママンガも嬉しい。 古文が苦手な子にも 読ませてみたい一冊。

Posted byブクログ

2021/10/19

『日本人の知らない日本語』での人気コンビ蛇蔵&海野凪子が日本古典文学の作者を親しみやすく紹介。 清少納言が仕えていた「中宮定子」を「なかみや・さだこ」と読んでいた基本的教養が全く無い私でも、古典文学に興味が湧く好印象なコミック。 中でも興味が湧いたのが紫式部と菅原孝標女と兼好。...

『日本人の知らない日本語』での人気コンビ蛇蔵&海野凪子が日本古典文学の作者を親しみやすく紹介。 清少納言が仕えていた「中宮定子」を「なかみや・さだこ」と読んでいた基本的教養が全く無い私でも、古典文学に興味が湧く好印象なコミック。 中でも興味が湧いたのが紫式部と菅原孝標女と兼好。 紫式部はぶっちゃけ性格があまりよろしくなさそうなところがシンパシー。 いろいろ考えすぎて結局自己完結して被害者意識を抱いているところなんか(←この本の中での著者たちの想像ですが)身に覚えがありすぎる。 会ったことも無いという清少納言への複雑な思いも、分かるような気がする。 もしかしたら、そうなりたくてもなれない存在。精神的な目の上のたんこぶだったのかな、と想像してしまう。 この本には「政治的な立場が言わせた悪口だったのかも」と書いてあるけれど。 菅原孝標女の元祖!オタク女性なところもまるで昔の自分を見るようで、嬉し恥ずかし。 兼好は憧れるな。コウイウヒトニワタシハナリタイ。 今まではつまらん教科書の上の登場人物だったのが、急に面白いエンタメ小説の主人公たちになったような。 まだ、自分と同じ血と肉を持った人間だったとは実感できないけれど、読む前より確実に身近に思える。 情報量も絵柄もすっきりとしていて初心者にはもってこいの本。

Posted byブクログ

2021/03/21

日本人の知らない日本語のコンビの本。 作者の紫式部ってどんな人って想像しない質問。どんな人とか、考えたこともなかった。 まずは更級日記から読みたくなった。

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2020/12/09

中学生時代、高校時代に、学校の授業で触れた古典は、非常にとっつきにくい印象を与えるものであったし、何が面白いねん、という感想であった。 しかし、この本においては、古典文学に登場する人物や作者にスポットを当て、分かりやすい漫画で、コミカルに、紹介する。清少納言や菅原孝標女、兼好の話...

中学生時代、高校時代に、学校の授業で触れた古典は、非常にとっつきにくい印象を与えるものであったし、何が面白いねん、という感想であった。 しかし、この本においては、古典文学に登場する人物や作者にスポットを当て、分かりやすい漫画で、コミカルに、紹介する。清少納言や菅原孝標女、兼好の話が、特に面白かったかな。 これって今も言えることだなあとか、逆に、とんでもないことする人だなあとか、登場する人物や作品に、親近感や面白みを感じる。 とっつきにくい印象のあった古典の世界だが、この本は、その世界を知る良いきっかけを作ってくれた。

Posted byブクログ

2020/10/07

紫式部はあほの子のフリをしていたとか、清少納言の推しは『宇津保物語』のキャラ仲忠くんだとか、源頼光は平安モンスター・ハンターだとか… 古語を見ちゃうとわけわかんなくて敬遠しがちな古典文学も、作者の人物像ひっくるめて知ると親しみが湧きます! 漫画家さんが普段はどんな...

紫式部はあほの子のフリをしていたとか、清少納言の推しは『宇津保物語』のキャラ仲忠くんだとか、源頼光は平安モンスター・ハンターだとか… 古語を見ちゃうとわけわかんなくて敬遠しがちな古典文学も、作者の人物像ひっくるめて知ると親しみが湧きます! 漫画家さんが普段はどんな人でどんな生活してるのかを知ったときの感じ…に似てるかも。 ほえ〜、ふ〜ん、と読みながら、予備知識が増えていく。 そんな、楽しみながらためになるおすすめの1冊です。

Posted byブクログ

2020/08/03

『日本人の知らない日本語』のスピンオフ。枕草子、源氏物語、更級日記などのエッセンスと作者のエピソードに触れられた。原典にも手を伸ばしてみたくなった。

Posted byブクログ