1,800円以上の注文で送料無料

架空の球を追う の商品レビュー

3.5

84件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    35

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/06/26

「でも許しちゃうんだろうな、うん許しちゃうんだろうね」に激しく同意し、牛脂と、御曹司にクスッとして、一転「明日には、また東から太陽が昇りこの荒れ果てた大地を照らすよ」に答えをもらったように思え、そして紳士は、黙って何も残さないのです。

Posted byブクログ

2024/04/06

適度なリズムの良いライトなユーモアが心地よい。人々の何気ない気づかない日々の美しさにスポットライトをあてて微笑んでいるそんな小説。

Posted byブクログ

2024/05/11

およそ十年ぶりに再読。 覚えているフレーズが ところどころに。 うーーーん、あの頃は どう感じていたのかな。 十年前の自分と感想を 交わしてみたいような。 まあきっと感想なんて そこそこに積もる話が あれこれと。 盛り上がるんだろうな ・・・ 数頁の短篇に綴られた 人...

およそ十年ぶりに再読。 覚えているフレーズが ところどころに。 うーーーん、あの頃は どう感じていたのかな。 十年前の自分と感想を 交わしてみたいような。 まあきっと感想なんて そこそこに積もる話が あれこれと。 盛り上がるんだろうな ・・・ 数頁の短篇に綴られた 人々のなにげない日常。 ドラマティックな展開 はないけれど、 現実ってそういうもの。 十年後の私は言いたい。 十年前の自分に向けて。 その平凡なる毎日こそ 幸せそのものなんだよ、 と。

Posted byブクログ

2023/07/28

カラフルで知った作家さんの短編集。 薄い本にぎゅぎゅっとたくさんの短編が詰め込まれた一冊。 どのお話もそれぞれ色が違って面白かったです。 銀座かあるいは新宿かはとても好きなお話。 太陽の歌は何度読んでも心が締め付けられる。 日本でどれだけ自分が平和ボケしてるか考えさせられる。 そ...

カラフルで知った作家さんの短編集。 薄い本にぎゅぎゅっとたくさんの短編が詰め込まれた一冊。 どのお話もそれぞれ色が違って面白かったです。 銀座かあるいは新宿かはとても好きなお話。 太陽の歌は何度読んでも心が締め付けられる。 日本でどれだけ自分が平和ボケしてるか考えさせられる。 それぞれのお話で目の前にパッと情景が浮かんできて匂いまで感じられるような気がした。

Posted byブクログ

2023/07/12

 何気ない日常、どうでもいいようなこと、全く知らなかった世界、人の心の奥底…静かな苦笑いのひととき。

Posted byブクログ

2023/04/17

ほんわかと癒やされる短編集。 特に印象に残ったのは「ドバイアッド@建設中」「パパイヤの五家宝」。どちらも展開にクスッと笑えてしまう。

Posted byブクログ

2022/07/16

なんとも不思議な話の連続だった。小さな疑問と不思議な余韻が長く続く、初めて体験する形容し難い読後感。

Posted byブクログ

2022/05/25

たまたま手に取って読んだ。たぶん思わせぶりなタイトルと素敵な絵に釣られて。 11の短篇はどれもよかったけど、記憶に残るのは、 『パパイヤの五家宝』、『ドバイ@建設中』、『あの角を過ぎたところに』の3篇。 『パパイヤ』ラストの牛脂のくだりがクスッと笑える。 『ドバイ』石油会社...

たまたま手に取って読んだ。たぶん思わせぶりなタイトルと素敵な絵に釣られて。 11の短篇はどれもよかったけど、記憶に残るのは、 『パパイヤの五家宝』、『ドバイ@建設中』、『あの角を過ぎたところに』の3篇。 『パパイヤ』ラストの牛脂のくだりがクスッと笑える。 『ドバイ』石油会社の御曹司の描写は、ジョジョ8部の田最環を想像してしまった。発狂したドイツ人の子どもを庇う場面がカッコいい。それで惚れ直す女性の方も。 『あの角』思いがけないことがあってもいいんだよな、って、9年同棲した彼女をそんな理由で振っちゃだめだしょうよ。。。

Posted byブクログ

2022/05/08

いろんな国の何気ない日常のひとこまを集めた短編集、 人間観察をしているみたいに登場人物の気持ちの変化が読み取れた。

Posted byブクログ

2021/06/16

タイトルに惹かれた小品集。標題作の意味を理解して笑えた。愛すべき作品とあまりピンとこないものが程よく混ざっている。

Posted byブクログ