やなりいなり の商品レビュー
たまに読みたくなるんだよね。 ほんわかとした話を。 若だんなと妖たちが、いつもどおりで安心します。
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しゃばけシリーズ10冊目。5編の短編からなる。それぞれの話の最初にある、「小豆粥」「やなりいなり(いなり寿司)」「あげだし芋」「ゆでたまご」「味噌漬け豆腐」のしゃばけ風レシピが楽しい。
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話始めには、どんな顛末になるのか予想がつかないところが「しゃばけシリーズ」の特徴といえると思う。本作もそんな感じ。いつもと違うのは、一つ一つのお話に料理がからんでいるところかしら。でもエッセンス的な要素であり、本来のペースは相変わらず。 個人的に好きなのは一番最初の「こいしくて...
話始めには、どんな顛末になるのか予想がつかないところが「しゃばけシリーズ」の特徴といえると思う。本作もそんな感じ。いつもと違うのは、一つ一つのお話に料理がからんでいるところかしら。でもエッセンス的な要素であり、本来のペースは相変わらず。 個人的に好きなのは一番最初の「こいしくて」でございます。思春期の恋みたいな、甘く切ない香りがいたしました。 それと本作の感想に、「人間ならざる者」の種類、概念の多さが面白かったことをちゃんと加えなくては。日本人が多宗教で、神様やら仏様やら、妖怪やら幽霊やら逢魔やら。なんだかバラエティに富んだ一冊でございました。
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江戸の妖たちが活躍する畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」最新版。毎回登場するかわいい妖たちに加え、今回はお話の冒頭に、若だんなの住まい「長崎屋」ご自慢(?)のお料理レシピつきです。本の題名の「やなりいなり」も実は「やなり稲荷」…鳴家たちがのりで顔をかいたお稲荷さんのこと。…お話も面...
江戸の妖たちが活躍する畠中恵さんの「しゃばけシリーズ」最新版。毎回登場するかわいい妖たちに加え、今回はお話の冒頭に、若だんなの住まい「長崎屋」ご自慢(?)のお料理レシピつきです。本の題名の「やなりいなり」も実は「やなり稲荷」…鳴家たちがのりで顔をかいたお稲荷さんのこと。…お話も面白いですが、このお料理たち…食べてみたい。
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相変わらずの若旦那と妖たちの物語でした。 安定して面白いのだけど、若旦那も妖たちも、もう何が起こっても揺るがないので、そういう部分では水戸黄門的になってきたかなあとも感じます。でも定番のシリーズになるというのは、そういうことなのかな。 私は「あましょう」が面白く読めました。最後の...
相変わらずの若旦那と妖たちの物語でした。 安定して面白いのだけど、若旦那も妖たちも、もう何が起こっても揺るがないので、そういう部分では水戸黄門的になってきたかなあとも感じます。でも定番のシリーズになるというのは、そういうことなのかな。 私は「あましょう」が面白く読めました。最後のネタばらしのところは「そんなのってあり…?」と思ってしまったけど、しゃばけシリーズは、こういう温かいんだけどやっぱり切ない、というお話が好きです。
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新刊はもうハードじゃ買わない…と心に決めてたら、ブコフにいらっしゃった。安心の安定感。いいと思うもうこれで。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
9月17日読了。主人公の若だんな一太郎は、相変わらず病がちで住まいにしている離れから、ほとんど外に出られなかった。以前は、もう少し勝手に外に出てたような……。
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久々に読んだしゃばけシリーズ。物語の完成度は「流石畠中恵」と思った。やなりいなりなどのレシピもユニークで是非作りたい。
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しゃばけシリーズ。若だんなの成長がみたい今日この頃。。。。。 「やなりいなり」のおいなりさんが食べたくなった!おいしそーーー 鳴家たちがかわいすぎる!
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料理レシピを題材にした短編5作品からなる、しゃばけシリーズの第10弾です。 シリーズ初期のころに比べて、若旦那の切なさ、みたいなものが少なくなって、妖の紹介みたいな感もありましたが、5作品目の「あましょう」は、友情が描かれていて良かったです。 最初の4編は、それぞれ、橋姫、雷...
料理レシピを題材にした短編5作品からなる、しゃばけシリーズの第10弾です。 シリーズ初期のころに比べて、若旦那の切なさ、みたいなものが少なくなって、妖の紹介みたいな感もありましたが、5作品目の「あましょう」は、友情が描かれていて良かったです。 最初の4編は、それぞれ、橋姫、雷獣、百魔、大黒様など初の者々が登場します。大黒様のキャラはおもしろい。 星4つにしていますが、もちろん、一気読みです。シリーズのなかでは・・・という意味合いです。
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