パンツを脱ぐ勇気 の商品レビュー
ハーバードビジネススクールにMBA留学した著者が、夏休みに全米バッファローウィング選手権で優勝してしまう嘘のような話。 久々に再読してみる。MBA留学記というより、がむしゃらに行動して這い上がる物語としておもしろい。心がモヤモヤしているとき、時折再読したい。
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•商社マンがハーバード大学にMBA取得の為に留学したのだが、夏休みにバッファローウィング祭りというジャンクフードの全米選手権に参加した、という内容。 •最初はくだらない本、と思っていたが後半面白くて、引き込まれた。 •パンツを脱ぐ勇気とは、日本文化では想い、考え、情熱にフタをしてまで和の心をよしとする風潮があるが、アメリカ文化では裸のこころで恥をかいても素直に自分の想いを表現する事に価値を認める文化であるので、筆者は自分の情熱をアメリカ文化に触れることで表現できた、ということかな。 •筆者が役割、義務、責任という枠組みから解放されて、自分の魂、気持ちを見つめて好きなことに挑戦しようとする物語。 •商社で鍛えられた宴会術を全米のエンターテインメント場に持ち込んで驚かせたのもすごい。 •日本の教育思想は、アメリカと比較してかなり遅れているのではないだろうか、と気づいた。
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▼ビジネス真剣勝負の場において、「どこどこ卒」とか「どこの会社出身」とか肩書めいたものはまったく役に立たない ▼僕にとって特別なアメリカは、僕を特別なものとしては見ていなかった。僕はアメリカに掃いて捨てるほどいる留学生の一人に過ぎなかった ▼重要な意思決定においては、自分にとって何が一番大事かをとことん突き詰めて考え、そしてそれを周囲の人間としっかり共有する必要がある ▼国際社会で生き抜くには「パンツを脱ぐ」事が必要。自分が無意識に防御している感情を捨て、情熱を前面に押し出して事に当たる事 ▼ケーススタディでの発言。論理的な考察や気の利いた意見と同等に、体重の乗ったパンチとも言える、その人の人生さえ載せている心の叫びが学びとなる
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自分の人生を、自分で挑戦して切り開いていった著者がかっこいい本。 ・全てを記録して、一部だけ変えて行くことが発明への近道 ・パンツを脱ぐ=コンプレックスや弱みを曝け出し、自分の価値観に乗って生きること。 ・葛藤やプレッシャーなどでパンパンになったリュックは自分で勝手に背負い込ん...
自分の人生を、自分で挑戦して切り開いていった著者がかっこいい本。 ・全てを記録して、一部だけ変えて行くことが発明への近道 ・パンツを脱ぐ=コンプレックスや弱みを曝け出し、自分の価値観に乗って生きること。 ・葛藤やプレッシャーなどでパンパンになったリュックは自分で勝手に背負い込んでいるだけ。自分で納得して降ろす他無い。 ・海外の大学は未だに憧れる、いいな。
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心を裸一貫にして、熱く立ち向かっていくと道が開けるという話し。新入社員が読むといい本だと思う。バファローウィングがすごく食べてみたくなる!!
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タイトルにある「パンツを脱ぐ勇気」とは「裸一貫でどんな物事にもぶつかっていく」という覚悟を表す言葉。どんな人でも、どんな場所でも、どんな時でも強い覚悟と勇気とともに前に進めば、道は必ず開けるということを教えてくれる一冊です。
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泣けた。泣けた。熱さを忘れそうになるとき、引っ張りだしては、読み返す 精神論も行ききると感動になる。
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パンツを脱ぐ勇気 / 児玉 教仁 / 2013.01.09(2/130) 国際社会での生き方=パンツを脱ぐ。心にまとっているもの、自分を無意識に防御しているものをすべて脱ぎ捨てて、素の自分、自分の情熱を臆面もなくさらけ出してしまうこと。 共感=体重の乗ったパンチ、その人の...
パンツを脱ぐ勇気 / 児玉 教仁 / 2013.01.09(2/130) 国際社会での生き方=パンツを脱ぐ。心にまとっているもの、自分を無意識に防御しているものをすべて脱ぎ捨てて、素の自分、自分の情熱を臆面もなくさらけ出してしまうこと。 共感=体重の乗ったパンチ、その人の人生 さえも載せている心の叫び。 役割に支配された生き方は疲れる。楽だが、その器が自分に合わなくなってもそれを続けていくととても疲れる。
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ゼミのクリスマスパーティーのプレゼント交換で当たった本。 この本をプレゼントとして持って来たのが男の先輩だったから、 「このタイトル、セクハラですよ〜」って指摘してたのを思い出した。 でも〜衝撃的なタイトルからは考えられないくらい感動した。 主人公の人と同じく不器用な私は...
ゼミのクリスマスパーティーのプレゼント交換で当たった本。 この本をプレゼントとして持って来たのが男の先輩だったから、 「このタイトル、セクハラですよ〜」って指摘してたのを思い出した。 でも〜衝撃的なタイトルからは考えられないくらい感動した。 主人公の人と同じく不器用な私は、特に共感する部分ばかりだった。 でも、彼と私の違うところは努力の量が違うこと。 私が人生で1番頑張ったのは高校受験で、周りのことなんて関係なくなるくらい毎日必死に勉強してた。 2番目は自動車免許の筆記試験@免許合宿、 3番目は全くスペイン語知らないのにメキシコに行って、スペイン語1ヶ月で学んだこと。 でも、この本を読んで、きっと私の「頑張る」の範囲は 彼の頑張っているうちには入らないだろうなと思った。 私のような元の頭が良くない人が他の人と互角に生きるためには、 泥臭くこつこつ頑張って努力するしか道はないと思う。 分かってはいるけど、私はその努力をしないのだ。 年々それがひどくなっている。 あと、何でも「無理だろうし」って諦めるようになった。 高校受験の時は、絶対に無理だって言われてた高校に 「絶対受かる!」って思って諦めないで勉強してたのになあ。 あの熱い気持ちはどこにいったんだろう。 でも、この本を読んだのが今の時期で良かったかも。 「今ここで人生1番頑張るべきじゃないの」って教えてくれたような気がするから。
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ハーバードビジネススクール在学中だった著者が夏休みを利用して、バッファローウィング(アメリカ版手羽先)を作る全米大会に出場するという話。HBSのMBA生という超エリートが何故わざわざそんな大会に出るのか。著者自身のそれまでの人生、幼少時代の話やHBS時代、死別した父親への葛藤が読...
ハーバードビジネススクール在学中だった著者が夏休みを利用して、バッファローウィング(アメリカ版手羽先)を作る全米大会に出場するという話。HBSのMBA生という超エリートが何故わざわざそんな大会に出るのか。著者自身のそれまでの人生、幼少時代の話やHBS時代、死別した父親への葛藤が読みやすいストーリー仕立ての自伝になっている。
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