背後の足音(下) の商品レビュー
ヴァランダー、いろいろ大丈夫か? 心配になってきた、と上巻に書いたけど、 なんだかんだ、ギリギリのところで踏ん張り がんばっている彼。 今回、犯人に何度か接触するんだけど、 そのたび信じられないようなミスや失態をさらす。 映像を頭に浮かべ、 緊迫したシーンにも関わらずわたしは大笑...
ヴァランダー、いろいろ大丈夫か? 心配になってきた、と上巻に書いたけど、 なんだかんだ、ギリギリのところで踏ん張り がんばっている彼。 今回、犯人に何度か接触するんだけど、 そのたび信じられないようなミスや失態をさらす。 映像を頭に浮かべ、 緊迫したシーンにも関わらずわたしは大笑いした。 50に近い等身大の姿と言えば聞こえは良いけど、 かなりのかっこ悪さです。 そんな彼のこと、嫌いではありません。 今作品も犯人にはほぼスポットライトが当たらず。 こんな事件を起こした真の理由は何なのよ!と問いたくなるけれど、この作品はヴァランダーのための物語なのだから… もうそこに文句を言ってもしょうがない。 30年余り前に書かれた作品ではあるけれど、 おぞましい犯罪や、それを犯す人々が増えつつあることに対する世の中への不安感は まさしく今の感覚と同じで繋がっている気がする。 この先我々はどうなるんだろう? そして警察官の役割とは…
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なぜ俺はスウェーデン人でないのか 悔やまれてならない もし、俺がスウェーデン人であったなら この傑作がさらに7,000倍は面白かったはずだ 残念でならない はい、というわけでね 刑事ヴァランダーです もう何が凄いってあーた ヴァランダーもの忘れがひどすぎるよ! もう8割方携...
なぜ俺はスウェーデン人でないのか 悔やまれてならない もし、俺がスウェーデン人であったなら この傑作がさらに7,000倍は面白かったはずだ 残念でならない はい、というわけでね 刑事ヴァランダーです もう何が凄いってあーた ヴァランダーもの忘れがひどすぎるよ! もう8割方携帯を忘れる ちゃんと持ってる残りの2割もだいたい充電がこころもとない 初老の哀しさよ ヴァランダーはコツコツと事実を積み重ねて捜査する警察官でありながら、ちょっとした違和感から閃きを得る天才型の探偵でもある それは事件現場で感じるものだったり、誰かと話したときの言葉だったりする 後になってピカーン!と閃く あの時のあれ、あの時の言葉、すごく重要だった気がする!!! しかし、忘れてる 肝心なことは忘れてる おい! んーここまで出てるのに!状態 もちろん読者はページを遡って確認し、ヴァランダーの一歩先に行くことは出来る でも、そんなことをしたらもったいない こっちだって覚えちゃいないけど、あれ?そういえばさっき変なこと言ってたな?あれ、なんて書いてあったっけ?とヴァランダーと一緒ここまで出てるのに状態のまま読み進めるのが正しい そうだーーー!これだーーーー! が気持ちええw
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本当に好きなものは、あまり良く理由がわからない。思えば、『イタリアン・シューズ』を読んでからだ。 それまでの北欧ミステリーは『ミレニアム』シリーズだった。面白くはあったが、正直ウンザリしたこともあった。 たまたまドラマ「刑事ヴァランダー 目くらましの道」を観て、作者ヘニング・マ...
本当に好きなものは、あまり良く理由がわからない。思えば、『イタリアン・シューズ』を読んでからだ。 それまでの北欧ミステリーは『ミレニアム』シリーズだった。面白くはあったが、正直ウンザリしたこともあった。 たまたまドラマ「刑事ヴァランダー 目くらましの道」を観て、作者ヘニング・マンケルに興味をもった。 それからというものは、本当に好きなものの一つになった。 この本もまた、とてもよかった。 特に「エピローグ」がとても良い。
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BBC制作のヴァランダーシリーズを見始めたら面白くて、おまけにマンケルは未読だったので図書館にあるのを適当に借りてみた。上下巻とも400ページ超えの読み応えのある長編で大満足。90分のドラマでは到底描ききれない細部が実に面白かった。
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シリーズ物とは知らず、本作から読んでしまったが楽しめた。手掛かりがないところから、ジワジワと犯人に迫っていく様が面白かった。 また、最後にはスウェーデンが抱える問題についても触れてあり、その点は日本にも共通するなぁと思い、興味深かった。
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解説であったように、初期3作の「壁」を越えてからは、安定した面白さ。人に勧めるなら「笑う男」以降だろうか。
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ヴァランダーシリーズ 7作め。 同僚の殺害と、全ての、事件が、どのような形でつながるのか、読み始めてから、ページをめくる手が、止まらない。ヴァランダーが、犯人を、予想し始めてからも、ドキドキするほど。 捕まえた犯罪者の、人となりは、現代社会の中にも、多々存在しうる怖いストーリーで...
ヴァランダーシリーズ 7作め。 同僚の殺害と、全ての、事件が、どのような形でつながるのか、読み始めてから、ページをめくる手が、止まらない。ヴァランダーが、犯人を、予想し始めてからも、ドキドキするほど。 捕まえた犯罪者の、人となりは、現代社会の中にも、多々存在しうる怖いストーリーでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
一気に読了。 写真が女装した男性や、スェードヴェリがゲイとか、犯人が 郵便配達員というオチは意外と早く分かる。 それでも少しずつそこに近づいていくヴァランダーたちの捜査手法が緻密なので飽きずに読めるし、それぞれのキャラも少しずつ成長していて楽しめる。 今回はヴァランダーのプライベートは意外と描かれておらず、父親のエピソードも、リンダもバイパもほとんど名前くらい。エリカというそれっぽい女性が一瞬登場するのみで、ひたすら犯人に翻弄されて終わるが、最後、新たな友人? を訪ねる辺りはなかなか印象深い。 早くも次作に期待。
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ヘニング・マンケル『背後の足音 下』創元推理文庫。 クルト・ヴァランダー・シリーズ第7弾。 今から20年前の作品だというのに今の世の中とも通ずるような犯罪や人間の嗜好が描かれていることに驚かされた。まるで無差別的に無実の多くの人びとをいとも簡単に殺害する異常な犯人。このような...
ヘニング・マンケル『背後の足音 下』創元推理文庫。 クルト・ヴァランダー・シリーズ第7弾。 今から20年前の作品だというのに今の世の中とも通ずるような犯罪や人間の嗜好が描かれていることに驚かされた。まるで無差別的に無実の多くの人びとをいとも簡単に殺害する異常な犯人。このような異常な犯罪は、今の日本でも当たり前に起こるのだから恐い。 殺害されたヴァランダーの同僚刑事が隠し続けてきた素顔。エスカレートする犯人の犯行は、ついに8人目の犠牲者を生み出す。明らかになる犯行の動機……ヴァランダーの運命は…… 本体価格1,200円 ★★★★★
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決して派手ではない、地道な捜査が積み重なっていくだけ。かっこいい人がいない、みんな悩みを抱えている。だけれども一気に読めてしまう、さすがマンケル。しかしまさかフーグルンドが・・・とショック。早く次が読みたい。あとがきにもあったけれど、最初の3作で投げ出さなくて良かった! それにし...
決して派手ではない、地道な捜査が積み重なっていくだけ。かっこいい人がいない、みんな悩みを抱えている。だけれども一気に読めてしまう、さすがマンケル。しかしまさかフーグルンドが・・・とショック。早く次が読みたい。あとがきにもあったけれど、最初の3作で投げ出さなくて良かった! それにしても、文庫本の価格がもう少し安くならないものか。この厚さで千円はきつい。
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