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生霊の如き重るもの の商品レビュー

3.4

43件のお客様レビュー

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2011/10/06

刀城言耶シリーズ 今回は学生時代 笑えるシーンはほとんどないシリーズだけど、烏先輩がらみは笑っちゃう 内容は、以前出てた短編集の『密室の如き籠もるもの』よりは良かったんじゃないかと思います 今回は密室状態にまつわる話が五つ 『生霊の如き重るもの』と『顔無の如き攫うもの』が面白かっ...

刀城言耶シリーズ 今回は学生時代 笑えるシーンはほとんどないシリーズだけど、烏先輩がらみは笑っちゃう 内容は、以前出てた短編集の『密室の如き籠もるもの』よりは良かったんじゃないかと思います 今回は密室状態にまつわる話が五つ 『生霊の如き重るもの』と『顔無の如き攫うもの』が面白かったかな 特に顔無 実際は言耶が下した解釈のようなことがあったのか、それとも本当の怪異だったのか・・・終わりかたも一番ゾッとしました でもやっぱり作者は長編向きですね 短編もいいけど、少しあっさりしてしまうので あの雰囲気は長編じゃないとなかなかでないかな

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2011/09/22

前の短編集よりは怪奇性も増えて長編に近い感じで面白かったです。中でもタイトルになっている『生霊の如き重るもの』が一番面白かった気が。

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2011/09/12

ホラーテイスト+本格ですが、短いながらもいい味を出していますね。 さすが三津田さんですね。 ただ、やっぱり短いからあっさりしていますね。 このシリーズは長編向きかな。

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2011/09/11

個人的にはイマイチでした。 どうしてもミステリとして読んでしまうので、ネタがいまいちだと怪奇の要素も色褪せて見えてしまうんですよね。 とはいえ、「凶鳥~」のおまけとして書かれた「天魔~」はそれなりに楽しめました。 面白い作品を書いてくれる方なので、がっつりネタを詰めた新作を読みた...

個人的にはイマイチでした。 どうしてもミステリとして読んでしまうので、ネタがいまいちだと怪奇の要素も色褪せて見えてしまうんですよね。 とはいえ、「凶鳥~」のおまけとして書かれた「天魔~」はそれなりに楽しめました。 面白い作品を書いてくれる方なので、がっつりネタを詰めた新作を読みたいなあと思います。

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2011/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【収録作品】「死霊の如き歩くもの」 本宮家の四阿で起きた殺人事件。 「天魔の如き跳ぶもの」 箕作(みつくり)家の竹藪での連続子ども失踪事件。 「屍蝋の如き滴るもの」 大学教授で怪奇幻想作家・土淵宅での殺人事件。 「生霊の如き重るもの」 谷生家での生霊を巡る殺人事件。 「顔無の如き攫うもの」 摂津の長屋での子ども失踪事件。 刀城言耶の学生時代の話。いずれも密室殺人事件で、ホラー部分の雰囲気たっぷり。

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2011/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刀城言耶の学生時代の短編集。 カラス先輩が学生寮?に住まう学生全体から恐れられてることが笑えました 短編にすると長編の方がよくみえてしまいますが、まぁ、きにかかる程ではないです 刀城言耶はやはり長編向きだとは思いますけどね!

Posted byブクログ

2011/08/14

 学生時代の刀城言耶が遭遇した5件の事件を収録した短編集。  子供の視点から語られる3編は、同様の語り口でのホラー作品が得意な作者の真骨頂であろう。  しかし、やはり短編のせいか、あんまり「怖くない」のが難点。今度はとびきり怖い同シリーズの新作長編を期待。

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2011/08/06

刀城言耶が学生のころに出会った5つの事件。 「死霊の如き歩くもの」「天魔の如き跳ぶもの」「屍蠟の如き滴るもの」「生霊の如き重るもの」「顔無の如き攫うもの」収録。 以前に読んだ短編集より、こちらのほうがよかったです。 ホラーとミステリの融合というのか。今回は違和感なく読み終えるこ...

刀城言耶が学生のころに出会った5つの事件。 「死霊の如き歩くもの」「天魔の如き跳ぶもの」「屍蠟の如き滴るもの」「生霊の如き重るもの」「顔無の如き攫うもの」収録。 以前に読んだ短編集より、こちらのほうがよかったです。 ホラーとミステリの融合というのか。今回は違和感なく読み終えることができました。 論理的解明の後で少し残される怪異。 その塩梅がちょうどよかったです。 長編で繰り返される、推理してはそれを壊し、というのを短編でありながらこれでもか、というくらいやってくれています。 その捨て推理も十分魅力的というのがすごい。 本当に、長編をそのまま短くしました。という感じ。 長編に手を出しかねている方には、この作品から入るのがオススメかもしれません。 特に印象に残ったのは「天魔」の穂君の事件の真相と「顔無」の真相。 って、どちらも子ども絡みですね。だから余計に鬼畜な所業にうつって、強烈なインパクトだったのかも。 それと「顔無」のほうは残された怪異もより恐ろしかったし。。。 でも館とか街並みとかがわかりにくいのは何とかならないだろうか。 図がつくようになっただけでも進歩っちゃあ進歩なんだろうけど。

Posted byブクログ

2022/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

刀城言耶の学生時代の事件簿という体裁の短編集。5編中4編が密室ものあるいはその変奏といえる作品。ミステリーではあるので全て合理的謎解きがなされてはいるが、必ずラストに怪奇的描写があるのもお約束か。 かなり強引な「死霊の如き歩くもの」を除けば、短編集の前作「密室の如き籠るもの」収録作よりトリックに無理がないようにも感じる。 詳しくはこちらに。 http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2011-07-26

Posted byブクログ

2011/07/26

長編も好きだけれど、途中で少しだれてしまうので(初見だと内容が映像化できない→再読時に「ああ!」となることが多い)、これくらいの短編の方が読みやすい。

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