長い長い殺人 の商品レビュー
財布の目線から語られるストーリー。保険金殺人の解決にむけて話がすすんでいく 後半になるほど面白く読んでいけました。
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殺人事件を、関係者の財布視点で描くお話。 斬新な設定に惹かれたが、肝心のストーリーはあまり面白くなかった。
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まさかの無機物・財布目線で語られる保険金殺人の顛末。持ち主は立場も人格も様々で、財布の性格も様々なので読み飽きず面白い。でもオチはもう一捻りあるのかと思ってたけど意外とあっさりだった。でも当時まだデビュー2年目の本だと考えると宮部みゆきはすごい。
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財布目線で話を進めることで、人がいたら聞けない話が聞けたり、読者が登場人物よりモノを知れる展開が面白かったです。事件の真相自体はなんだかな、という感じでした。
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面白かった!! それぞれの財布が物語りを進めていくなんて、なんて斬新!!! 個々の環境や思いがよくわかって、それぞれに感情移入できた気がします。
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10の財布が語る事件。轢き逃げから始まる事件。被害者には多額の保険金がかけられていた。次々と起こる殺人事件。真犯人の行動をもう少し詳しく示してほしかった。動機はわかるが、実行した状況など今ひとつ説明不足の気がする。少年の財布の話でのまさき少年のおばさんを思う気持ちが泣けた。
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ミステリーの種自体は結局塚田と愛人がサイコパスを巧みに操って、殺させていて(動機が保険金目当てじゃなくて退屈だから注目されて有名になりたかったという最低さ)そんなに凝った種ではなかったけど、語り手が持ち主の財布ってところが面白かった。スラスラ読めていくし次の財布は誰の財布なんだろうってそこが楽しみでもあった
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各登場人物の財布が語り手となって、話が進んでいく小説です。 確かに財布は人を移す鏡的なところがあるなぁと、読んでいて思いました。 思わず自分の財布をまじまじ観察してしまうくらい。笑 テンポ良く進んで、且つ各財布(登場人物)毎に物語がある程度独立してるので、途中で中断しながらで...
各登場人物の財布が語り手となって、話が進んでいく小説です。 確かに財布は人を移す鏡的なところがあるなぁと、読んでいて思いました。 思わず自分の財布をまじまじ観察してしまうくらい。笑 テンポ良く進んで、且つ各財布(登場人物)毎に物語がある程度独立してるので、途中で中断しながらでも読み進めやすいミステリーかなと思いました!
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※このレビューにはネタバレを含みます
どんでん返しミステリをググったら出てきたので読みました。本書のみどころはそのトリックというより、財布という無機物からの視点というチャレンジングな設定にあると思いました。複雑な構成になりそうなところを特にストレスなく読みせる技巧はさすがというところです。肝心のトリック自体は特筆すべきものはなく期待には添えませんでした。
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財布が語り手という新しい切り口。 トリックとかはまあ普通。ちょっと期待しすぎた感はある。 登場人物とその財布が絡んできて、ごっちゃにならないのは流石というべきか。
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