「新しい働き方」ができる人の時代 の商品レビュー
【唯一無二の付加価値な存在になって行きたい方へ】 この本の趣旨は「アーティストになろう」 本書で示すアーティストとは、 「豊かな発想をもち、既存の枠にとらわれずに、自由に、新しい価値を生み出していける人」 新しい働き手の条件 ・目立った存在になる ・利他心をもつ ...
【唯一無二の付加価値な存在になって行きたい方へ】 この本の趣旨は「アーティストになろう」 本書で示すアーティストとは、 「豊かな発想をもち、既存の枠にとらわれずに、自由に、新しい価値を生み出していける人」 新しい働き手の条件 ・目立った存在になる ・利他心をもつ ・創造的になる ・判断した事に責任を持つ ・人やアイデアを結びつける フリーエージェント(雇われない働き方)社会に既になってきている点は指摘しているものの、独立を薦めてる主張では無い。組織や社会の「要(かなめ)」として活躍出来る人に成る事を薦めてます。そうなれなければ今後、あなたを必要としてくれる人・組織は居なくなりますよと警笛を鳴らしている。 学校教育や心理学的な観点、先進国であるから米国や日本に当てはまっている現状など納得感が多いです。 書籍的にも大きな章、各トピックとまとまっており、重要箇所は太字になっており読み返しもしやすいです。全体的に少し、自己啓発的なニュアンスがあり、この手の書を多読されてる方には重複点も感じられ、この評価にしました。 (以下、備忘録) ・チャンスをつかむには、ルールを変え、アプローチを変え、時には物の見方そのものを変えなければなりません ・仕事と言うのは、自分を表現し、意味のあるものを人に与えていく場ですから、スキルがアップするほど、表現する事が重要 ・表現=物事の本質を見極めて、新しいイメージや体験、コミュニケーションで市場を変えていくこと ・「情熱や熱意は、対象がないと存在しない」のではありません。「情熱をもっている人が対象を見出す」のです ・「基本に返ろう。僕は何がしたいんだ。世の中にどんなものがあったらいいのだろう」 ・必死に働いたかどうかではなく、どんな価値を生み出したて、どれだけの人に伝えられたか ・「やるべき事を先延ばしにさせ、何よりやっかいなのは、言い訳を考え出し、次から次へと自分を正当化する」と言う行為は爬虫類脳と言う心理的抵抗であり、無視する ・何かをしようとしたときに抵抗や恐怖、疑念がわいてきたら、やる価値があるという証拠 ・優れた表現行為ほど、万人に受け入れられることはありません。万人受けのものは結局平凡な結果に終わる ・ビジネスモデルがあるから、そこに事業が生まれるのでなく、同じ未来を見ている物同士が、つながり合うことで、そこに事業が発生する ・固定費を抱えた組織に頼むよりも、柔軟に動ける個人とつながれる方がよほどスピーディに仕事が動く
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Work3.0=アーティストのように、才能を全開にして働く事。 これなんで読もうと思ったのか。。積読の下のほうにあったのですが上にあがってきたのでw読みました。 が、自分の中の旬が過ぎているからなのか、苦手な翻訳本だからなのか。。。ピンときませんでした。 主張としては、今まで...
Work3.0=アーティストのように、才能を全開にして働く事。 これなんで読もうと思ったのか。。積読の下のほうにあったのですが上にあがってきたのでw読みました。 が、自分の中の旬が過ぎているからなのか、苦手な翻訳本だからなのか。。。ピンときませんでした。 主張としては、今までの右肩あがりの時代と違うんだから代替のきかない役割、働き方じゃないとダメだよー、ということで、そりゃそうなんだけど、そりゃわかってるがな!でそれ以上でも以下でもないという感想。。。 しかるべき時に読めばほっほ~う!なのかもしれないけれど今はダメでした。 やっぱ、積読はするもんじゃないなー、です。(でもまあ、結構な読書量で割とすぐ流れるのに、その時点でもピンとこなかったから積んじゃったって事なのかも) Work3.0=アーティストと言ってますが、このアーティストという意味はいわゆる芸術家という意味ではなく、伝えようとする意志があってそれを他者へプラスの表現として影響を与えられる人、みたいな事です。 スティーブジョブズもアーティストですよね、って事ですが、これ直訳なのかちょっと分かりづらい表現かなあ。。。かといって上手い言い方が思い付かないけど。。。 最後のあたりにこの本で言うところのアーティストが持っている力を7つあげていてそれがこの本で一番印象に残った点。この中でも人によって向き不向きがあると思うので、自分はどのあたりを目指すのか考えてみようと思ったのが収穫です。 1組織を「クモの糸」のようにつなぐ力 2「オリジナル」を創って伝える力 3複雑な問題を解決する力 4顧客をリーダーシップで導く力 5周囲のモチベーションを上げる力 6誰にも負けない専門知識の力 7「オンリーワン」をアピールする力(自分の独自の能力。自分では特殊と思っても相手がそう思わないならそれは独自能力じゃない。組織の要になる別の能力を磨くか、独自と思っている能力をさらに磨くか)
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今の社会のシステムに何の疑問もなくはたらきつづけるのはもうやめるべき とか, 「ギブアンドテイク」の感覚は古い, 「何かを与えられる人」だけが生き残る. 「会社が押し付けるチームワーク」は成功しない. 「熱意」と「冷静さ」がカギ. とか, 「爬虫類脳」には「まっとうな理屈」が通じ...
今の社会のシステムに何の疑問もなくはたらきつづけるのはもうやめるべき とか, 「ギブアンドテイク」の感覚は古い, 「何かを与えられる人」だけが生き残る. 「会社が押し付けるチームワーク」は成功しない. 「熱意」と「冷静さ」がカギ. とか, 「爬虫類脳」には「まっとうな理屈」が通じない. とか,おもしろい.
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時代の変化の中これから必要とされる人について書かれている一冊。 読み終えたら、感想をしっかり書きます!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新しい働き方ともいうべき、働き方3.0について紹介している。監訳は、神田昌典氏。 ・新しい人材像は、全体をまとめて変化を起こせる人。 役人気質→ユニークな発想ができる人 マニュアルだけで動く→問題意識を持てる人 いわれたことだけやる→積極的に人とのつながりをつくる人 ・新しい働き手の条件は、これは私の仕事じゃありませんからと言わない。 指示に従う→利他心を持つ 勤勉に働く→創造的になる。 ・相手に+の影響を与える人になる。 ・「適応」「協調性」「従順」の3拍子がそろっている聞き分けのいい人では、 服従者になってしまうだけ。 ・「自尊心」「利他心」「謙虚さ」を持つ人が取り換えのきかない存在となる。
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『使われる人間』から『使う人間』にこれからの世の中でなっていくためにはどうすればよいのか?個人が「交換可能なその他大勢の一人」ではなく、『余人をもって変えがたい』存在になるにはどうするべきか? この本を手に取ったのはまったくの偶然ですが、非常にいい内容で、面白く読むことができまし...
『使われる人間』から『使う人間』にこれからの世の中でなっていくためにはどうすればよいのか?個人が「交換可能なその他大勢の一人」ではなく、『余人をもって変えがたい』存在になるにはどうするべきか? この本を手に取ったのはまったくの偶然ですが、非常にいい内容で、面白く読むことができました。 筆者は数多くのベストセラー・ビジネス書を著している天才マーケット戦略家であり、また元yahooの副社長でもある人物なのだそうです。ここに書かれてあることは今までの古いビジネスモデルではなく、ただの一個人が「交換可能なその他大勢の一人」ではなく、「絶対必要不可欠な存在=才能を100%活かす表現者」となって、これからの世の中を生き抜くためには何が必要か?ということが全編に書かれてあって、それには『アーティスト』になることなんだそうです。 たとえば、スーパーのレジうちをしていても、不平不満たらたらで休息を多くとっては愚痴を言うのではなく、客に対してより多くを『与えようとする』人間。数値化できないコミニュケーション能力を持った人間が『余人をもって変えがたい』人間となり、より多くのものを与えることができるんだな、と思って読みました。20世紀までの『工場化』された労働やビジネスモデルがどうだ、ということではなく、ここに書かれているような『新しい価値観』に気付き『変わろうという努力』をした人間がこれからは報われていく、自分にももしかしたらそういう機会があるのかもしれない、という意味で本当に勇気を持つことができた本でありました。
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知識を持っている事自体の価値は、今の時代高くない。なぜなら、データベースに莫大な情報を蓄積できる時代になったから。 一方で、アイディアというか、閃きのようなものを組織に提供できる人こそ、今求められているキーパーソンの姿である。 ま、他の本でも言われていることだが、改めて再認識。
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「すべての人がアーティストとして仕事をすること」が、新しい時代における働き方であるーお金を目的とするのではなく、「与え続ける」ことでつながりが生まれ、そこにビジネスが生まれる、という従来とは逆の考え方で、すでにこの動きは出ている!それぞれが「組織のかなめ」としてリーダーシップを発...
「すべての人がアーティストとして仕事をすること」が、新しい時代における働き方であるーお金を目的とするのではなく、「与え続ける」ことでつながりが生まれ、そこにビジネスが生まれる、という従来とは逆の考え方で、すでにこの動きは出ている!それぞれが「組織のかなめ」としてリーダーシップを発揮すること、クリエイティブに仕事をすることが、「新しい働き方」であるということであり、読んでいて非常にエキサイティングだった!先延ばしにしないで、どんどん夢を形にしていきたい!!
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セス・ゴーディン氏の著書「LINCHPIN」の日本語版です。原本はブログのエントリーを集めて、ひとつのテーマを紡ぎ出したような演出でしたが、日本語版は最初から完成品の書物ありきで構成されていて、とても分かりやすい内容になっています。特に複数のエントリーをテーマ化してまとめており、...
セス・ゴーディン氏の著書「LINCHPIN」の日本語版です。原本はブログのエントリーを集めて、ひとつのテーマを紡ぎ出したような演出でしたが、日本語版は最初から完成品の書物ありきで構成されていて、とても分かりやすい内容になっています。特に複数のエントリーをテーマ化してまとめており、原本にあった思考があっちへこっちへする感じを見事に抑えています。訳もわかりやすく、かなりオススメです。 原本の感想は以下です。 組織がなんのために活動をして、必要のないルールでがんじがらめにあって、動けない時代になってきて、なんだか元気のない時代。その一方で、TwitterやFacebookなど、個人のつながりを後押しするようなサービスに、人気がでてきて、組織は自ら定めたルールでそれらを導入することすらできない。 もう、思うんです。これから、本当に個人がつながっていく時代になるんじゃないかって。 そんな思いを、おもいっきり表現してくれた一冊でした! 特に気に入ったのは、「Art is a personal gift that change the recipient.」 やらされ仕事にうんざりの方にオススメです!
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はじめはざっくり読んだけれども、かなり驚いた本。監訳者の言葉に以下記載がある。 『「この本の怖いところは、深いところであなたに変化を及ぼしてくることだ。その証拠に、本書は読み終わっても、そのまま本棚に埋もれる本ではない。なぜか心の襞(ひだ)に引っかかり、そして再度ページが開かれる...
はじめはざっくり読んだけれども、かなり驚いた本。監訳者の言葉に以下記載がある。 『「この本の怖いところは、深いところであなたに変化を及ぼしてくることだ。その証拠に、本書は読み終わっても、そのまま本棚に埋もれる本ではない。なぜか心の襞(ひだ)に引っかかり、そして再度ページが開かれる。そうしているうちに彼の言葉はあなたの体に徐々に浸透し、世の中に対する見方を根本的に変えてしまう。』 そんな眉唾なリードから始まる本なんだが、一気に読み終えて、二回目をそのまま読み返そうとした際に上記文書に(改めて)ぶつかり、超驚いた!! (自分もやってた…)
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