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せんせい。 の商品レビュー

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198件のお客様レビュー

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2019/08/14

重松清の短編集です。様々な視点で描かれています。映画化される「泣くな赤鬼」も感動しますが、他にも「先生」にまつわる素敵なお話が6編収録されています。

Posted byブクログ

2019/07/19

にんじんの章が印象に残った。 私も高校生の頃に同じような事をされた経験があるから。 凄く嫌だった。だから、「自分の子どもが同じような事をされたら絶対に許さない」というのは、子どもがいる親になった今良く分かる。私も絶対許さない。 だけど、会社では私も苦手な子がいて、ここまで露骨では...

にんじんの章が印象に残った。 私も高校生の頃に同じような事をされた経験があるから。 凄く嫌だった。だから、「自分の子どもが同じような事をされたら絶対に許さない」というのは、子どもがいる親になった今良く分かる。私も絶対許さない。 だけど、会社では私も苦手な子がいて、ここまで露骨ではなくても似たような事をしてしまう時がある。私も先生と同じように罪悪感はある。その子の親もそんな事願わなかつただろうし。だけど苦手だと正直に思う。どうしていいか分からない。 多分腹を割って話し合えばこんな気持ちはなくなるかもしれないけど。そうすれば世の中の喧嘩や争いは減るのかな?とも思うのは話が飛びすぎかな。

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2019/06/30

今まさに上映されている映画「泣くな赤鬼」の内容に惹かれて、それが収録された短編集を手に取った。卒業ホームラン、まゆみのマーチと、とても素敵な遠回りを経た上で。 自分は大学2年の頃まで、教師を目指していたのです。そのきっかけをくれたのは中学時代にお世話になった二人の先生。今は物書き...

今まさに上映されている映画「泣くな赤鬼」の内容に惹かれて、それが収録された短編集を手に取った。卒業ホームラン、まゆみのマーチと、とても素敵な遠回りを経た上で。 自分は大学2年の頃まで、教師を目指していたのです。そのきっかけをくれたのは中学時代にお世話になった二人の先生。今は物書きの端くれとして、一番得意だった(と自負している)国語と付き合いながらご飯を食べてるわけだけども、だからこそこの作品を読んでいる時に「もしかしたら」が常に頭の中に浮かび続けていて、いつも以上に突き刺さるものがあった。 先生だって一人の人間なんだ、なんて主張は今まで生きてきた中で、何度か耳にしたことのある言葉のような気がする。それを小説という形で、こんなにも素敵に表現した作品に出会ったのは初めてではなかろうか。どれもこれも愛おしい作品ばかりで、一番を決めることができないくらい好き。あと、僕は赤鬼ではないのでぼろぼろに泣きました。悔しい。

Posted byブクログ

2019/06/29

映画原作ということで、久しぶりに重松清さんを読んでみました。学校の先生を題材の短編集で、中には尊敬できない、ある意味人間らしい先生も出てきます。特に気に入ったお話は「ドロップスは神さまの涙」でした。ヒデおばの無愛想でも生徒の気持ちはお見通しなところ、心にじんわりときました。

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2019/06/27

短編小説ですが、どれもしっかりとした作品ばかりです。 「泣くな、赤鬼」は映画化もされるようで、試写をされた方はとても良い映画だったと聞きました。 吃音があり、教師をされていた重松氏。 先生と子供たちを描く作品が多いですが、この本も短編ですがとてもいい本でした。 老若男女、...

短編小説ですが、どれもしっかりとした作品ばかりです。 「泣くな、赤鬼」は映画化もされるようで、試写をされた方はとても良い映画だったと聞きました。 吃音があり、教師をされていた重松氏。 先生と子供たちを描く作品が多いですが、この本も短編ですがとてもいい本でした。 老若男女、特に中国地方と関係がある方は、方言も懐かしく、おすすめです。

Posted byブクログ

2019/06/26

様々なせんせいの話。短編集。先生たちも人間なんだも感じられる一冊。ドロップスは神様の涙は養護教諭の話。保健室登校から復帰までの話。

Posted byブクログ

2019/05/22

堤真一、柳楽優弥主演6月公開映画、「泣くな赤鬼」重松清さん 短編集「せんせい」高校野球監督と元野球部中退教え子が数年後久々に病院で再開、教え子は末期がんとわかり 赤鬼は過去を振り返る。終盤ミスドで思わず号泣しそうになりました。とても読みやすい作品、映画も期待できそうです。

Posted byブクログ

2019/04/03

なかなか全体的に良かったと思います。構成や筋が云々と言うより、誰もにある学生時代を苦くも懐かしくも思い出させるというというのは見事かと。私の好みは「白髪のニール」と「泣くな赤鬼」です。

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2019/03/24

教師と生徒にまつわる6つの短篇。生徒が現役の子どもであるのは1篇(「ドロップスは神さまの涙」)のみで,その他は何年も何十年も経った後の回顧の物語である。かつての生徒も今は大人になり,当時の教師に感情移入している。ある生徒を嫌い抜いてしまった教師が20年後の同窓会に呼ばれ,当時を思...

教師と生徒にまつわる6つの短篇。生徒が現役の子どもであるのは1篇(「ドロップスは神さまの涙」)のみで,その他は何年も何十年も経った後の回顧の物語である。かつての生徒も今は大人になり,当時の教師に感情移入している。ある生徒を嫌い抜いてしまった教師が20年後の同窓会に呼ばれ,当時を思い出して葛藤する「にんじん」,高校野球の鬼監督だった教師が,才能を買っていたものの練習嫌いでドロップアウトした元球児(今は妻子あり)と再会する「泣くな赤鬼」など。

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2019/03/22

2019.3.22 せんせい。 色んなせんせいがいるんだ。色んな生徒がいるんだ。だから、教育は失敗が大事なのか。

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