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せんせい。 の商品レビュー

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198件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2011/08/22

心温まる話。 重松清の「青い鳥」みたいに読後感が、とても気持ちが良い。 特に赤鬼先生とヒデおばは良い話だった。 昔は、先生といえば大人の代表で、何も迷うことはないと思っていたが、実際、自分も大人と呼ばれる歳になって、実はせんせいも迷いがあったのではないかと思えるようになってきた...

心温まる話。 重松清の「青い鳥」みたいに読後感が、とても気持ちが良い。 特に赤鬼先生とヒデおばは良い話だった。 昔は、先生といえば大人の代表で、何も迷うことはないと思っていたが、実際、自分も大人と呼ばれる歳になって、実はせんせいも迷いがあったのではないかと思えるようになってきた。そして、そんな中出会えたこの本は、とても心温まるものであった。 重松清の本は、迷える大人が読んで、心を癒す本だと思うし、この本は、その例に漏れないものと思う。

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2011/08/25

重松さん 2冊目!! これも入院中にもらった本。 素直に面白かった。 せんせいを題材にした短編集。 特に良かったのは、「白髪のニール」、「ドロップスは神様の涙」、「泣くな赤鬼」。3作。 「ドロップスは神様の涙」は、いじめを題材にしているけど、それを見守る優しい大人がイイ!! 自...

重松さん 2冊目!! これも入院中にもらった本。 素直に面白かった。 せんせいを題材にした短編集。 特に良かったのは、「白髪のニール」、「ドロップスは神様の涙」、「泣くな赤鬼」。3作。 「ドロップスは神様の涙」は、いじめを題材にしているけど、それを見守る優しい大人がイイ!! 自分も保健室ッ子だったから、あの温もりというか 優しさが嬉しかった。

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2011/08/15

JR武蔵野線、吉川駅にある本屋さんの店長に勧められて購入しました。短編集だから読みやすいです。1つ目の「白髪のニール」はなんだか泣けてきました。果たして自分はどれだけ子どもたちに影響を与えているのか、考えさせられました。

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2011/08/15

先生と生徒の話。短編6つ。完全に別の話になってます。 私は「にんじん」の編がよかったです。 先生も人間。苦手な生徒がいてもおかしくないですよね。 重松清の作品はまだ2冊目ですが、いいですね。

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2011/08/14

「せんせい」にもいろんな「せんせい」がいて、生徒にも本当にいろんな生徒がいる。当たり前のことですが、そのたくさんの「せんせい」ともっとたくさんの「生徒」との間には時々、ドキドキすることや、悲しいこと、学ぶことや学ばされることが起こるんだなぁ、と感じました。

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2011/08/13

ひととひとが関わるって難しい。ましてそれが、先生と生徒ならなおさら。でも、その上手く行かない人間関係を、じんわりと包み込んで、それでいいんだよって言ってくれるような重松清さんの思いに救われます。疲れた先生の、夏休みに、オススメ。

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2011/08/09

せんせい。せんせいも人間だもの、完全じゃないよ。 でもね、小学生や中学生にとって先生は大人の世界の代表なんだよ。そんなことをずっと思いながら読んでいた。だから、せんせい独自のものさしで測って決めつけたり、視野が狭くなって子どもたちを傷つけてもいけない。それでいて、すべてを包み込...

せんせい。せんせいも人間だもの、完全じゃないよ。 でもね、小学生や中学生にとって先生は大人の世界の代表なんだよ。そんなことをずっと思いながら読んでいた。だから、せんせい独自のものさしで測って決めつけたり、視野が狭くなって子どもたちを傷つけてもいけない。それでいて、すべてを包み込むあたたかさが大切だと思う。 大変やけど、やりがいはあると思うよ。頑張ってね、将来のせんせい。

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2011/08/08

教師と生徒の接点を書いた小説。小品の集まりなので色々な作品があるが、どちらかというと聖職の先生をひとつ落として先生の悩みをうまく取り上げているのが面白い。 大人になった生徒と先生の心の接点がかけている小品が特に面白い。残念ながら最後に収納されている作品は一緒に含まれている理由もわ...

教師と生徒の接点を書いた小説。小品の集まりなので色々な作品があるが、どちらかというと聖職の先生をひとつ落として先生の悩みをうまく取り上げているのが面白い。 大人になった生徒と先生の心の接点がかけている小品が特に面白い。残念ながら最後に収納されている作品は一緒に含まれている理由もわからないほど他の作品と異質で、個人的には余り面白いと思えない作品だった。

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2011/09/19

温かくて、人の色々な思いが溢れていて、一つ一つが染み入ります。久々に本を読んで泣いた。 教育や学校が語られる中で、最近は教員の質を高めるべし、ともよく言われるけれど、何を以って「良質」の教師というかなんて、わからない。 十人十色の生徒がいれば、十人十色の教師がいていいし、先生か...

温かくて、人の色々な思いが溢れていて、一つ一つが染み入ります。久々に本を読んで泣いた。 教育や学校が語られる中で、最近は教員の質を高めるべし、ともよく言われるけれど、何を以って「良質」の教師というかなんて、わからない。 十人十色の生徒がいれば、十人十色の教師がいていいし、先生から学んだことが大人になって重みをもってくることだってある。 とても考えさせられる本だった。

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2011/08/07

あっという間に読み終えました。 いつの間にか、あの頃の先生よりも年上になっている自分。 短編集ですが、それぞれ自分に置き換えて頭をよぎるものがあります。 それを冷静に味わえるほど年を取ったんだなと心地好い感慨に浸れます。

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