僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ の商品レビュー
面白かったっ フロンターレの試合観に行った時、おばあさんと言ってもいい年代の方が一人で嬉しそうに観戦して、となりの初めてあったであろう人と試合内容を楽しそうに話してるのみて、すごい温かい気持ちになったのよぇ 著者の思いは根付いているでよ
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もっとも大事な点 ・理念に共感できなければヒトの心に火をつけることなんてできない ・思うこと発想することはだれでもできる、思ったことを実現するかどうか。 ・実現するために、コネクションが大事。同志を集めること、協力してくれるヒトとたくさん知り合っておくこと。 ・スポーツで社会を盛り上げる、そのためにはまず「われわれのチームと思ってもらうこと」そのために、常に話題を提供できる状態になる。 序章 ・スポーツチームというだけでハードルが低い。 ドリル ・思うこと発想することはだれでもできる、思ったことを実現するかどうか。 ・試合のとき以外のタイミングでいかに、チームとの接点を作るか、そのための露出を常に考える。 ・世の中できれいごとをいえるのは、政治家と宗教家とスポーツ関係者 ・ ・自分ごとにさせる ・地域色を出す ・クラブも一市民 ・Win-Win:ドールのバナナ スポーツの商品は、試合 でも試合の質を保証することはできない。 だから、オプション部分(スタジアムの食事、イベント)で できる限りのサービスを提供する。 試合のテーマを決める、煽る 応援のモチベーションを高める。興味を喚起する。 ストーリーを作る。物語をつむぐ。 たぶん、一番すごいのは、とにかく多くの接点を持つ様にしていること。 いたるところで、いろんなヒトと知り合って、そこからのコラボを活かそうとする点。 ファミリー会員分があるとしても、Jリーグ1はすごい。 スポーツで社会を元気にする。 地域スポーツの原点は、郷土愛をしげきすること おらが町の代表であるということを意識できるチームにすること。 誰かを応援しようとする気持ちが、町を盛り上げる。 まず、チームを知らないと盛り上がらない。 サッカーを知らないヒトが盛り上がれるのはどんなものか。 子供を巻き込む。親を引き連れる。 グローバル時代だからこそのローカリズム。 私の町の、私の、と思えるものにしていくのが大事。 やはり、スタジアムの周りは、試合が盛り上がれば、盛り上がるから、 協力してもらえる。 まずはそこをターゲットに、露出を増やす。 町が盛り上がることを喜ぶのは、町の商店街、そして、行政・ そこを巻き込む。 地域性といえば、学校も取り込む。 アメリカのように、スポーツみる、楽しむという文化 スポーツ観戦をお祭りのように楽しむ文化。 それがあれば、スポーツが社会を元気にするといえると思える。 日常の中に非日常を作り出すことができれば。 日本代表戦に盛り上がるのもまたひとつ。
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「スポーツというコンテンツを通じて人々を幸せにする」という川崎のクラブ運営コンセプトが凝縮された一冊。 スポーツ産業における他社、つまりライバルチームは、競争相手でありながらも、ビジネス的に完全に蹴落としてしまってはリーグが成立しなくなるという、共存共栄意識を持たねばならない。...
「スポーツというコンテンツを通じて人々を幸せにする」という川崎のクラブ運営コンセプトが凝縮された一冊。 スポーツ産業における他社、つまりライバルチームは、競争相手でありながらも、ビジネス的に完全に蹴落としてしまってはリーグが成立しなくなるという、共存共栄意識を持たねばならない。 そうした点でスポーツ産業とは特異な産業なのだが、そうした性質を十分に理解したうえで、その強みを生かした企画力を持ったクラブ、川崎フロンターレ。プロスポーツ不毛の地であった川崎に定着することが出来た理由も頷ける、素晴らしい内容だった。
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以前から気になっていたフロンターレの地域貢献とそのストーリーが書かれていて非常に興味深く読んだ。 スポーツを通した社会貢献とビジネスの両立、地域コミュニティーとの関わりなどが今の自分にとっては非常に糧になると思う。 スポーツ関連だけでなく、ビジネスパーソンやコミュニティ運営者...
以前から気になっていたフロンターレの地域貢献とそのストーリーが書かれていて非常に興味深く読んだ。 スポーツを通した社会貢献とビジネスの両立、地域コミュニティーとの関わりなどが今の自分にとっては非常に糧になると思う。 スポーツ関連だけでなく、ビジネスパーソンやコミュニティ運営者、非営利組織の方々にもとても役に立つ内容ではないかと思う。
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川崎市民ならば否が負うにも目に入ってくるフロンターレカラー。 そんなきっかけから本書を手に取ってみた。 フロンターレのプロモーション部部長である天野春果氏の戦略は徹底した地域密着。かわさき応援バナナや算数ドリル、おフロんた~れなど、ゲーム以外でのファミリー層を中心とした市民との...
川崎市民ならば否が負うにも目に入ってくるフロンターレカラー。 そんなきっかけから本書を手に取ってみた。 フロンターレのプロモーション部部長である天野春果氏の戦略は徹底した地域密着。かわさき応援バナナや算数ドリル、おフロんた~れなど、ゲーム以外でのファミリー層を中心とした市民との接点創出、優勝争いや勝敗そのもの以外でも楽しめるような企画作りなど興味深いものばかりだった。
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サッカーがベースだけど、凄くしっかりとしたビジネス書だと思う。フロンターレの企画力は有名だけど、その背景に驚かされた。 発想力や柔軟さ、どうしたらwin-winの関係になれるのか。企画もそうだけど何かを計画する時の骨組の仕方の勉強になる。マネジメントやマーケティングの姿勢も学ぶこ...
サッカーがベースだけど、凄くしっかりとしたビジネス書だと思う。フロンターレの企画力は有名だけど、その背景に驚かされた。 発想力や柔軟さ、どうしたらwin-winの関係になれるのか。企画もそうだけど何かを計画する時の骨組の仕方の勉強になる。マネジメントやマーケティングの姿勢も学ぶことができて、是非とも見習いたいと思った。
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2時間を超えるバスタイムで1人企画会議を行う筆者。 川崎の名物部長天野氏の目指すは『スタジアムはどんな時でも笑顔を作る場所』 そしてその先に、・・・。 続きはJUVE-se(http://juve-bianconero.cx/book-review-007/)で
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今まで、あえてスルーしていましたが、最近、フロンターレの事業部の話がいろいろ出ているので読んでみました。 川崎サポにとっては、話題として目新しいことはあまりなかったですが、天野さんの働く姿勢という部分については一社会人として非常に参考になる部分があった。あまり企画を行うことは少...
今まで、あえてスルーしていましたが、最近、フロンターレの事業部の話がいろいろ出ているので読んでみました。 川崎サポにとっては、話題として目新しいことはあまりなかったですが、天野さんの働く姿勢という部分については一社会人として非常に参考になる部分があった。あまり企画を行うことは少ない職業ですが、人を巻き込むパワーとか常に先を見据えて行動を起こしていく部分とか、ぜひとも日々のビジネスで参考にしたいところです。 読んでいて少し気になったのは川崎フロンターレの一連のプロジェクトについてどこからどこまで天野さんの領分だったのかいまいちわからなかった点。もう少しフロンターレ内部の連携とかにも触れて欲しかったですね。 あとヴェルディのことを悪く言いすぎな気がします。子供の頃ヴェルディ川崎に触れて、今も憎からず思っているフロンターレサポとしては少々悲しい感じ。
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川崎フロンターレのマーケティングについて書かれた本。川崎市にはスポーツチームは根付かないと言われていた。しかし、著者が奔走し川崎の人々に認められた。、2010年度Jリーグ観戦者調査における質問項目「Jクラブは、それぞれのホームタウンで重要な役割を果たしている」で「大いにあてはまる...
川崎フロンターレのマーケティングについて書かれた本。川崎市にはスポーツチームは根付かないと言われていた。しかし、著者が奔走し川崎の人々に認められた。、2010年度Jリーグ観戦者調査における質問項目「Jクラブは、それぞれのホームタウンで重要な役割を果たしている」で「大いにあてはまる(56.7%)」「あてはまる(36.9%)」と答えた人が合計で93.6%と、日本一高い値を示した。川崎フロンターレへの集客を高めるとともに、川崎市を活気づけようとするマーケティング方法はアイディアに富んでいる。地域スポーツは多くのビジネスチャンスを持っているが、失敗も生まれやすい。スポーツ界全体を活気づけるためにも今後川崎フロンターレの事例を参考にするべきであると思う。
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川崎フロンターレを地元から愛されるチームとさせた仕掛け人、天野 春果さんの本。サッカーが特別好き、という人以外でも営業、企画、マーケティングの要素が詰まった内容になっているので、仕事をする上で色々なヒントを得られる本だと思います。 毎週金曜日の夜、tvk(テレビ神奈川)で横浜F....
川崎フロンターレを地元から愛されるチームとさせた仕掛け人、天野 春果さんの本。サッカーが特別好き、という人以外でも営業、企画、マーケティングの要素が詰まった内容になっているので、仕事をする上で色々なヒントを得られる本だと思います。 毎週金曜日の夜、tvk(テレビ神奈川)で横浜F.マリノスと川崎フロンターレの番組を立て続けに観るのですが、後者の方がくだらないけれど面白い。それがふと気になって読んでみました。(比較する訳ではないのですが...) 天野さんの発想と行動力とそれを継続する努力に尊敬。そして地元・川崎への愛を感じました。
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