憂鬱でなければ、仕事じゃない の商品レビュー

見城徹,藤田晋【著】

2015/12/02

・かけた電話はこちらから切らない。
・名刺はテーブルごしに渡さない。

など、ビジネスは細部まで意識すること。

2015/11/29

幻冬舎とサイバーエージェントの社長の共著。見城さんの格言の話を藤田さんがフォローしてる感じ。題名である”憂鬱でなければ、仕事じゃない”という言葉も常に仕事をストイックにこなしている著者達だからでてくる言葉かも。その他の”スムーズに進んだ仕事を疑え”や”行く気がないのに飯に誘うな”、”打率三割三分三厘の仕事の哲学”、”良薬になるな劇薬になれ”などなるほどを思わせる言葉が多い。

2015/10/20

高校時代、カンブリア宮殿をたまたま見た時に、この二人の喋りに惹かれ、本書を買い、社会人になって、色々経験して、仕事の悩みを持つようになって、未だに本書を読んでいないことを思い出し、引っ張ってきた。
目からウロコ、と言えばいいだろうか、経験したからこそ、なるほど！　と思わずにいられないところや、このやり方でやっぱりいいよな、と自信になるところ、そういう手段があったか！　と発見の多い一冊だった。また悩んだら手に取ろうと思う。

2015/10/19

図書館で偶然手にとり、借りました。今よんでいて、まだ半分もいっていませんが、ネットで注文しました。これほどまでに近しい魂の本に、気持ちを奮いたたせてくれる本に、出会えたのは初めてです。感謝いたします。

2015/09/23

上司に借りて読みました。
見城氏の作品、何を読んでも気持ちが引き締まります。
結局、人は自分のスケールでしか物事をはかることができない。
自己主張してくる人はやる気があると映る。
今回はこの２文をメモしました。
明日から、また仕事を追求しようと思いました。

2015/06/02

小さなことにくよくよしろ
→仕事上の合理的な人間関係の裏側には、義理とか人情とか恩とかの層がある。

かけた電話は先に切らない
→電話をかけるということは人の家にあがるのと同じくらい自分勝手なこと。自分の頼みごとでは、留守電に折り返し下さいなどと絶対に言わない。名刺はテーブル越しにやらない。相手の傍に行ってする。ビジネスにおけるマナーを守る。ステークホルダーになにかしらの利益が生まれることで、味方が増える。

自己顕示と自己嫌悪のバランスを取ることで、人としての幅が生まれる。自分を表現したい欲求が他者にどう映るかを常に考える。

社員の力を最大限に引き出すことが出来る経営者が良い経営者。経営者は常に正直でオープンな姿勢を心掛ける。強さも弱さもさらけ出すことが出来る人が支持を得る。成功は周りのおかげ。失敗は自分の責任。

プロセスに満足するな。何かやろうとしていることに満足するな。結果というカタチに残せ。

大切なのは費やした時間ではなく、仕事の質である。

上手くいった時こそ、疑う。

人生において成功したいと思うなら、決してパーティにはいかない。心から成功を望むなら孤独に耐えることが必要。

恩返し程人間力の差が出るものはない、

極端であれ。

運が良かったという言葉は謙遜の為にのみ使え

先見の目なんてものはない。自分のビジョンから逆算して今足りないことや、今後生じるであろう問題をひとつひとつ潰していく。また、最悪の場合を想定して次に打つ手を考えておく。

ピカソはキュビスムで大きく飛躍したが、若い頃は写真と見まがうような精緻なデッサンをたくさん書いている。

先が見えず不安で憂鬱な日々を乗り越えて進む人にだけ、新しい価値ある何かを生み出すことが出来る。

一枚の名刺を笑う者は、大きな仕事に泣く。

仕事の出来る人間は率直に言いたいことをズバズバ言う。表面的なコミュニケーションをしない。

実行するつもりがない言葉は口に出さない。

自己紹介は興味を持ってもらってから。興味を持ってもらうには相手のことで、ハッとするような一言が言えるかどうか。

100の貸しを作って、1のお願いをする。

人間は苦境にいる時に手を差し伸べてくれた人のとを何よりも大切にする。

したたかな天使と繊細な悪魔であれ。

経営は綺麗事だけでは上手くいかない
反対を押し切る覚悟とその責任を負う。
リスクを負え。清濁併せ呑むという格言。

人を動かす為に必要なのは、相手の立場を考える他者への想像力である。

仕事ではキーマンを把握して押さえることが必要

顰蹙は金を出してでも買え。常識というのはその業界のリーディングカンパニーが作ったものであり、それを崩すシンプルな方法は、外から風穴を開けること。変革を恐れない者こそ、先に行ける。

仕事に関して負ける時は負ける、平常心を大切にする。しかし、成功した場合はそれに驕らずに次も当たることはないのだから、

勝者には何もやるな。褒美を前提とする努力なんかするな。あのところを目指して頑張るプロセスが一番面白い。

仕事をする為にカラダを鍛えて、仕事終わりには美味しい飯とお酒を飲む。

他の雄に負けるな。

2015/05/30

ビジネスの世界で生きて行く心構えを業界トップの2人の対話を通して覗ける一冊。
これから社会人になる人、起業して成功を目指す人向けの良書。

印象に残る言葉があまりにも多く、どこから書いて行けばいいか分からないので箇条書きで順番に並べます。
・小さいことにくよくよしろ
ビジネスの世界は合理性で押し通せない。細かいところに気遣える人間が勝つ。
・正直一番、正々堂々
正々堂々と真っ向勝負する潔さが大事
・苦境こそ、覚悟を決めるチャンス
辛酸を舐めることで覚悟が出来る
・スタンダードを極めた人間がスタンダードを超えることが出来る
いきなりの成功はあり得ない。基礎と格闘した人間のみが成功する。
・憂鬱でなければ仕事じゃない
迷った時は前に出ろ。憂鬱な時こそジャンプしろ。憂鬱こそが人を成長させる。
・相手の心を掴むには相手のことを知り、そこから会話を始める。
・無償の行為こそが最大の利益を生む
・良薬でなく、劇薬になれ。
破格のことをするには劇薬が不可欠。劇薬を精製するにはリスクを取ってぶつかること
・他社への想像力をはぐくむには恋愛しかない
・世の中確率だから一喜一憂しないこと。
・この世あらざるものを作れ
・スポーツをしろ

何か仕事のやり方で不安を覚えたらこの本を読もうと思う。

2015/05/05

自己啓発というよりは『強烈な』エッセーに近いものかと。

見城さんの詩的で強烈なメッセージについて、私が敢えて色々書くよりは一番気に入ったものをご紹介するにとどめます。

尚、極めて個人的でありますが、
今私個人としても保守的な閉塞・疲弊気味な現場(1,000名超)を牽引する立場に付き、あるべき姿に持っていく使命を全うするべく、励まされました。

★顰蹙は金を出してでも買え
斬新でずば抜けたことは、必ず人の神経を逆なでする。
しかし不思議なことに時がたつと、非難はいつか賞賛に変わっている。
「常識というのは、その業界のリーディングカンパニーが作ったものだ。それを崩す一番シンプルな方法は、外から風穴を開けることである。崩される側は、守勢になり、やがて悲鳴を上げ始める。つまり、顰蹙とは、くずおれる者の悲鳴にほかならない。」

2015/04/26

幻冬舎見城さん、サイバーエージェント藤田さんの共著。社長業という、孤独で厳しい日々を送ってきた二人だからこそ紡ぎだせる言葉の数々はとても刺激的で含蓄に富んでます。が、ここまでストイックにやり切るのは、どれほどの苦労があるだろうか。この苦労をやり切れるからこそ、社長業が務まるんだろうけど。

以下、参考になった点、引用、自己解釈含む
・小さなことにくよくよしろよ。ふつうは「小さなことにくよくよするな」という表現になるだろうが、こと仕事においては、どんな些細なことも疎かにせず、最大限の気遣いをするべき。その積み重ねが、人を動かす。
・スムーズな仕事は疑え。ノーペイン、ノーゲイン。憂鬱でなければ仕事じゃない。シンドイ仕事をどれだけ進んで経験したか、この苦労の「質」を高めるべき。長時間働いたところで、ストレスの少ない仕事は、成長しない。憂鬱な仕事を歓迎せよ。
・極端こそわが命。極端なものが、人の意識を引き付ける。凡庸を嫌え、中間に収まるな、突き抜けろ。
・頼みごと１００対１の法則。頼まれたことは、全力で答えろ。貸し借りのバランスを考えよ。
・良薬になるな劇薬になれ。人は薬にばかりなりたがるが、何かを変える力を持つのは劇薬である。
・すべての道は自分に通ず。
・名刺は速達で送れ。
・電話は先に切るな。

2015/03/24

見城さんみたいな人には近寄りたくないが、面白いと思った言葉↓
・小さなことにくよくよしろよ
・かけた電話を先に切るな
・正直一番、正々堂々
・スムーズに進んだ仕事は疑え
・ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ
・天気の話でコミュニケーションを図るホテルマンは最低である
・頼みごと１００対１の法則
・無償の行為が最大の利益を生み出す
・すべての道は自分に通づる
・勝者にはなにもやるな
・男子たるもの、最後の血の一滴が流れるまで、戦い抜け（元は新島襄）