天頂より少し下って の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編 クローンの一実ちゃん イイダアユムに恋する私 親戚の治樹さんの行方 エイコちゃんとの友情 綾子さんがつれてきた居候の五郎 独身娘と母のドライブ 離婚する前から知り合いだった涼との恋、息子の恋愛の行方 ドライブはいいね。 淡々と緩やかにけれど時には傷ついて生きてる人たち。
Posted by
ちょっと不器用だったり、変わっていたりするのかもしれない。 生きるのが楽ではないかもしれない。 でも、この小説の人たちを感じていて、なんとなく心がのびのびするのを感じた。 なんでもアリでいいんだと思う。
Posted by
しみじみ心に染みいるような短編集。 私は、母娘の1泊温泉旅行を描いた「夜のドライブ」が最も心に残った。「両親も老いる」と言う事実は、頭では理解できているつもりでいても、実際それを感じると、切なくなったり寂しくなったり焦燥感のようなものを感じたりするわけで、そういう、混ざり合って捉...
しみじみ心に染みいるような短編集。 私は、母娘の1泊温泉旅行を描いた「夜のドライブ」が最も心に残った。「両親も老いる」と言う事実は、頭では理解できているつもりでいても、実際それを感じると、切なくなったり寂しくなったり焦燥感のようなものを感じたりするわけで、そういう、混ざり合って捉えどころのない感情を表現するのが本当に上手い作家だと思う。 本のタイトルともなっている「天頂より少し下って」も、印象的だった。
Posted by
かなり読みやすいん感じの短編集。 恋愛小説・・・かしら。 治樹と暎子の恋の始まり、『金と銀』が結構好き。 母として、女として恋をする『天頂より少し下って』もいいかな。
Posted by
おもしろかったのだけど、読んでから感想書くまでの間にほぼ忘れてしまった(ーー;) 読んでる間はにやけてしまうくらい好きなんだけどなぁ(・_・;
Posted by
なんでもいいから、サラッとなんも考えずに読みたくて借りた本。 ほんとにサラッと読めた。 なんか、いい話もあったんだけど それ程、印象に残ってないんだよね。 でも、なんかいい話があったのです。
Posted by
奇妙な味とやわらかな幸福感の恋愛小説集とのこと。 7つの短編。 紹介文どおり奇妙な味です。ただ、普通の恋愛小説とはちょっと違った印象。7つの話の毛色は全て違うけれど、どの話もゆったりとした流れであって、それぞれに違った切なさを感じます。 表題作の「天頂より少し下って」に関しては...
奇妙な味とやわらかな幸福感の恋愛小説集とのこと。 7つの短編。 紹介文どおり奇妙な味です。ただ、普通の恋愛小説とはちょっと違った印象。7つの話の毛色は全て違うけれど、どの話もゆったりとした流れであって、それぞれに違った切なさを感じます。 表題作の「天頂より少し下って」に関しては★5つ。 45歳の真琴の恋をして埒もないぐるぐる思考だったり、最後に呟く「不埒で、女むきだしで」なところがすごくわかる。女性作家さんならではの視点で、細かな表現の仕方や比喩がすごくいいところをついてて共感。 同じ感覚に陥る感を何度も味わいました。大人の恋愛小説です。
Posted by
あんまり川上節はないし、印象にも残らなかった。 けれど、文章が安定しているから安心して読める。
Posted by
どれも素敵な短編にて、とりいそぎ私的べすとすりーφ(.. )> ○天頂より少し下って >恋に落ちる、その色が素敵。いままさに気分にはまる、おとなの恋愛短編集ならではの表題作。 ○金と銀 >最後5ページに凝縮されてると思う。 「ちがうよ」 「じゃ、なに」 「おみまい」 ...
どれも素敵な短編にて、とりいそぎ私的べすとすりーφ(.. )> ○天頂より少し下って >恋に落ちる、その色が素敵。いままさに気分にはまる、おとなの恋愛短編集ならではの表題作。 ○金と銀 >最後5ページに凝縮されてると思う。 「ちがうよ」 「じゃ、なに」 「おみまい」 ああもう!いつもきちんとは知らないままいつのまにか。 ○壁を登る >テクニックとマネージメント能力。素で壁を登る。わたしはいつも油断して生きてきたい。 次点 ○エイコちゃんのしっぽ >長尾いるわー。そして持つべきは賢い女友達。 以上。 …恋をしてるからの3つ、かもしれない。
Posted by
黒にピンクと黄色のバランスがかわいい装丁。表題作と金と銀がすき。表題作読んで、母親は、娘と息子じゃ愛し方がやっぱりなんかちがうよなあって思った。
Posted by