天と地の守り人(第3部) の商品レビュー
雲外蒼天の宿命を背負うチャグム殿下の物語。 最後は春野のに吹く爽やかな風のように気持ちのいい終わり方をした。 まぁ、結果論でいえばヒュウゴの思惑通りってことで。
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やっと読み終わったー!!長くラスト読むまでに間が空いちゃったけどチャグムがだいぶ大人になっちゃって…涙。
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チャグムは遂にロタとカンバルを連れて帰還、父帝との別れは素晴らしかった。帝は何たるやな奴と思ってたけど、ああいう育ち方なら仕方ないというかあれはあれで正義というか。一貫して誰が正義とか悪とかを決め付けない姿勢で描かれてきた物語もこれにておしまい。10冊も読むとキャラにも愛着が湧く...
チャグムは遂にロタとカンバルを連れて帰還、父帝との別れは素晴らしかった。帝は何たるやな奴と思ってたけど、ああいう育ち方なら仕方ないというかあれはあれで正義というか。一貫して誰が正義とか悪とかを決め付けない姿勢で描かれてきた物語もこれにておしまい。10冊も読むとキャラにも愛着が湧くもんだ。
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巻末で佐藤多佳子さんご述べているように、壮大な物語なはずなのにふわっと終わった感じでした。最後にやっと日常に戻って……。上橋さんの物語は読み終わったあと、考えさせられるというか、脱力感に襲われることが多いのですが、守り人シリーズは、満ち足りるという表現が一番近い、読後感でした。
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- ネタバレ
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あぁ、終わってしまった・・・(´・ω・`まだ続きが読める自分のなんと幸せだったことか。マンネリしそうだと思っていたら、右肩上がりの素晴らしいシリーズでした。 本巻のお気に入りはヤグノ砦戦。負け展開からの援軍は胸熱ですよね。ガンダルフを思い出しました。 タルシュざまぁm9(^Д^)
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ここまでか。それを何度も繰り返し、ついに完結。壮大なスケール。しかし、人間の機微も精緻に描かれていた。この巻だけは、ふとした言葉、シーンにいくどもこみ上げるものがあった。このような物語に出会えて、今はただただ幸せ。
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バルサとチャグムの活躍によりついにロタ王国とカンバル王国が同盟し、チャグムの故国・新ヨゴ皇国へと出兵。瀕死の故国へ凱旋したチャグムは、かつて自らを害そうとした父王と、そして古き王国の呪縛と決別する。世界の異変による天変地異が大地を襲う中、タルシュ帝国と対峙する北の諸国。バルサは最...
バルサとチャグムの活躍によりついにロタ王国とカンバル王国が同盟し、チャグムの故国・新ヨゴ皇国へと出兵。瀕死の故国へ凱旋したチャグムは、かつて自らを害そうとした父王と、そして古き王国の呪縛と決別する。世界の異変による天変地異が大地を襲う中、タルシュ帝国と対峙する北の諸国。バルサは最前線で、残酷な戦争の巻き添えにより心も身体も死に瀕した幼馴染タンダと再会するが…。地を這いながら必死に生き延びようとする人々の美しい姿を描く壮大な大河物語、堂々の完結! 世界に「ハリポタ」や「指輪物語」や「ゲド戦記」があるなら、日本には「守り人」シリーズがある。素晴らしい作品でした!!!
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つ、ついに終わってしまった。 全十巻からなる壮大なストーリーが。 最終巻も怒涛の展開で息つくひまもなく読み終えてしまった。いいお話は先が気になって、でもこれで終わりかと思うともったいなくてちょっと読むスピードを落とすのだけどこれは無理だった。 チャグムと帝の対決、タンダの行方...
つ、ついに終わってしまった。 全十巻からなる壮大なストーリーが。 最終巻も怒涛の展開で息つくひまもなく読み終えてしまった。いいお話は先が気になって、でもこれで終わりかと思うともったいなくてちょっと読むスピードを落とすのだけどこれは無理だった。 チャグムと帝の対決、タンダの行方、タルシュとの戦争、ナユグの春・・・・。 ぱっと思いついたキーワードを並べてみたけど、今までの九冊から続いているストーリーとこの流れでは読むなという方が無理だろう。 つまり、何をいいたいのかというと、読んで後悔することは絶対ないからこのシリーズを読めということ。 児童文学というくくりだけど大人のファンも多いっていう理由もきっと分かるはず。 一つ心残りなのはもっと子供のときにこの本に出会っておきたかった。 これは本当に残念。
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再読。 バルサとタンダが幸せそうで良かった。 チャグムはまだまだこれから試練がありそうだけど、どんな国をつくっていくのか見てみたい。
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