官僚に学ぶ仕事術 の商品レビュー
「一見遊びに見えるようなことに時間を費やしたり、リラックスして人生を楽しむ姿勢が、結果的に質の高いアウトプットにつながる」 「ホワイトカラーに求められるのはスピード」 という2点が印象に残りました。 自身の経験を基にはしていますが、どんなビジネスマンにも参考に出来る箇所がある本だ...
「一見遊びに見えるようなことに時間を費やしたり、リラックスして人生を楽しむ姿勢が、結果的に質の高いアウトプットにつながる」 「ホワイトカラーに求められるのはスピード」 という2点が印象に残りました。 自身の経験を基にはしていますが、どんなビジネスマンにも参考に出来る箇所がある本だと思います。
Posted by
官僚がエリートと言われる所以や、問題視されている昨今、官僚の実態を知りつつ、日本のトップといっても過言ではない人達の仕事術を知りたいと思い購入に至った。 論理的かつ人情的で頭に入りやすく、楽しく読むことができた本であった。 経験談を踏まえた主観的記述は、理解が容易であり、説得力...
官僚がエリートと言われる所以や、問題視されている昨今、官僚の実態を知りつつ、日本のトップといっても過言ではない人達の仕事術を知りたいと思い購入に至った。 論理的かつ人情的で頭に入りやすく、楽しく読むことができた本であった。 経験談を踏まえた主観的記述は、理解が容易であり、説得力にも長けている記述である。また、自身・官僚・日本を客観視できる視野も持っているため、それぞれの長短を把握していることが人間としての質の高さを表している。 初めての著作らしいが、初めからこれだけの書籍が出せることだけでも能力が高いことがわかる。これからも読んでいきたい。
Posted by
緩んだ気持ちが、きゅっ!と引き締まりました。 仕事術の部分はもちろんのこと、 「何のために仕事を効率的に進めるのか」 という部分に利他の心を感じました。 世の中のために、自分の持てる力を尽くすにはどうしたらいいのかを深く考えさせられる一冊でした。 おし!がんばろ!
Posted by
この本をチョイスした理由は 私のフォトリーディングの先生「山口佐貴子さん」と縁がある人だからです。 官僚の仕事に興味があって読んだわけではありませんが 実に興味深いです。 銀行員として 何となく残業していた頃に 読みたかったなあ
Posted by
現役官僚による『仕事術』を記した一冊……のはずだが、仕事術というより単なるライフハックという感じ(ライフハックの中に仕事術は含まれるけど)。 官僚(官公庁)の実態、そして単純に海外留学経験者の本としては面白かった。
Posted by
ノウハウを学んで活かすよりも、一人の若いエリートの生活態度を垣間見る意味が強かった。 激務と言われる霞ヶ関での仕事をこなすため、効率のみを追求するのではなく余暇もきちんととる、ライフワークバランスが重要であるというのが話の主な筋。 必要な情報の集め方、伝え方、余暇を活かしつつも...
ノウハウを学んで活かすよりも、一人の若いエリートの生活態度を垣間見る意味が強かった。 激務と言われる霞ヶ関での仕事をこなすため、効率のみを追求するのではなく余暇もきちんととる、ライフワークバランスが重要であるというのが話の主な筋。 必要な情報の集め方、伝え方、余暇を活かしつつも組織の中でうまくやっていくための心構えなどコンパクトにまとまっている。そしてそのこと自体が著者の有能さを語っていると思う。 海外へ留学経験のある著者だが、日本との働き方にも違いがある。 日本のお客様第一考え方は働く人にとっての負担増に他ならないが、海外では店員が横柄な態度でいることでサービスは悪いが働く方は楽。 他の著者でも海外の接客から同様の体験をしている人がいたが、クレーマーがはびこる現状に辟易している身としては日本の過剰なお客様主義は害悪と感じる。客と店員である前に人間同士であるということを忘れてほしくない。 年配の店員に「オメー口の利き方に気をつけろよ」なんていう20代の若者はみたくない。 本の内容から話が逸れました。官僚は著者含め(きっと)有能な人びとです。 本書で紹介されている有効な仕事術を教えてもらってもすんなり実行できない自分はやはり凡人。 彼らの熱意がうまく政策となって国民に還元されることを期待します。
Posted by
30代半ばの現役官僚である筆者が、官僚としての経験、留学先での経験などを通して、効率的な仕事術・読書術から「豊かな人生」まで述べている。仕事術は特に目新しいものではないが、全体には「豊かな人生」に向けて、の観点でよくまとまっていると思う。
Posted by
得るものが少ない一冊。 官僚に学ぶ、とあるわりにご本人は自他共に認める異色の官僚のようですし半分くらいはテクニックよりも精神論な感じに読めてしまう。まぁ自分自身が仕事術とか整理術系の本は大量に読みあさっているからかもしれませんが。 日本の官僚制度の実態と無駄がよくわかるので星は1...
得るものが少ない一冊。 官僚に学ぶ、とあるわりにご本人は自他共に認める異色の官僚のようですし半分くらいはテクニックよりも精神論な感じに読めてしまう。まぁ自分自身が仕事術とか整理術系の本は大量に読みあさっているからかもしれませんが。 日本の官僚制度の実態と無駄がよくわかるので星は1つおまけです。
Posted by
官僚になろうとする学生や官僚新人向けの処世術。 でもうまく仕事をやってるとなら大抵はやってるんじゃないかなと。 でも官僚はこれをみんながみんな実践できているのか。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読後備忘録 霞が関で最優先の仕事 法案作成、国会答弁作成 法案は各省折衝と交渉力が必要 一定の期限までに閣議決定を経て、 国会に法案を提出しなければ成立しなくなるので、必死になる 他の法律や前例などを根拠に少しでも有利な材料を 提示することにより論理的に説得できる方向を目指す 法案作りのプロセス 1.特定の課題について対策を審議してまとめる 12月まで 2.法案の骨子を固める 12月 3.法案を条文ベースで作成する 1~2月 4.法案について内閣法制局の了解を得る 2月 5.法案の中身について各省協議を行う 2月 6.法案を政府が閣議決定して国会に提出 3月 7.国会において衆議院、参議院の各委員会で審議 6月 8.国会本会議で可決成立 7月 政治家への説明のために与えられる時間は3分程度 担当する政策案件の背景、問題点、 打出そうとする政策の内容を簡潔に説明 1枚にまとめる →1枚紙 インプットというのはやり始めると際限ないので、 ハマりすぎないように気を付ける必要がある 特に担当分野の知識を多く身につけることは 仕事をしたような気になりますが、実際には その知識をアプトプットできなければ社会に貢献する という本当の意味で仕事になっておらず、 自己満足に終わってしまうため注意すべき アウトプットを意識しながら厳選して頭に 刻み込んでいったほうが効率的 仕事の分類軸 縦軸 他人との共同作業、自己完結作業 横軸 頭を使って考える仕事、頭をあまり使わない仕事 コミュニケーション 仕事のアプトプットのスピードも人と協力すれば早くなる まずは内部人脈をきっちり固めること(その中でも特に上司) 上司を一人の人間として、よく観察し分析すること 自分から情報発信することは面倒くさいが、 人脈を広げてくれる 人と会う前には十分に予習する プレゼンテーションび上達は練習がすべて 読書 官僚は知識が勝負、1本の法律を作るためには、 百冊単位の書籍や資料を読みこなします。 多くの情報ソースから必要な情報を ピックアップすることが仕事の基礎 新聞だけ読んでいても知識は深まらない 新聞はフロー情報、本はストック情報 読書をすることにより、自分の中に情報選択の基準や モノサシを持つことができる。 フロー情報に触れた時、覚えておくべき情報や より深堀りすべき情報が自分のアンテナに引っかかる 良質なストック情報に数多く触れることが より自分のアンテナを高め、本質をつかむことにつながる 大量の本や資料を読み込む→速読方法 ・スキミング とばしとばしキーワードを拾って内容を把握していく方法 ・フォトリーディング 毎秒1秒を超えるスピードでページをめくり、写真を撮るように 本の情報を脳に送り込む読書法 英語 英語を話す70%は非ネイティブ 最小限のボキャブラリーとシンプルな英語 →グロービッシュ = グローバル + イングリッシュ 勉強するにはまず目標設定する リスニングから始めるべき 読後感想 仕事術というより、官僚の方の仕事内容がわかってよかった。 官僚は仕事が大変で徹夜が多いということを聞いたことがあるが、 なぜそうなるかが理解できた。 インプットとアウトプットの考え方は正にそうだと感じた。 官僚の方の仕事内容について読み、 日本を支えている人たちなんだなあと思いました。 個人的には官僚は多少の天下りがあったり、 もっと待遇もよくしたりしてもよいのではないか、 そうしないと優秀な人が日本を支えなくなっちゃうと思っていたのですが、 その考えは変わらなかった。 政治のことは全くの勉強不足ですが、 ただ、正直、答弁作成とかは非効率で面倒くさいなあと思った。 あまり、知識のない政治家が国会で答えられるように準備するとか 仕事が2重になっているような気がした。 官僚の方々がそのまま答えたりすればよいのにと思った。 でもそれが今の制度。 そういう意味では 国会答弁はまるでドラマや演劇、プロレスのようだと感じた。 官僚の方は実務を進めていく中で、 ごく短時間でその台本も作成しなくてはならないのかと感じた。 読書についての、他人の知識や経験をギュッと凝縮して得られるのが 読書等の考え方は文中に勝間さんと出てきていますが、 勝間さんの考え方と同じだなと思った。
Posted by