日本中枢の崩壊 の商品レビュー
古賀さん、ここまで書くと辞めさせられるよなぁ、って感じの本です。すでに日本が終わってるなぁというのが感想
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官僚は日本の存在悪である。という気分である。 政治家も頼りにならず、官僚に操られている。まったく、希望が見いだせない本だ。 日本を変えるには、国民が変わるしかないというのは正論だが、 そもそも、日本国民は真の民主主義にそぐわない民族のようにも思う。 ・東大を解体する。 ・革命を起...
官僚は日本の存在悪である。という気分である。 政治家も頼りにならず、官僚に操られている。まったく、希望が見いだせない本だ。 日本を変えるには、国民が変わるしかないというのは正論だが、 そもそも、日本国民は真の民主主義にそぐわない民族のようにも思う。 ・東大を解体する。 ・革命を起こす そんなことでもしないと、もはや日本は変わらないのだと思う。
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キャリア官僚ならではの経験と情報が、この本にリアリティを与えている。話「八分」としても、キャリア公務員のみなさんには腹が立つと同時に、哀れさまでおぼえてしまう。 私の職場にも、過去キャリア官僚の天下りがいた。3か所目だったとおもう。とにかくひどい。仕事の能力や人脈など、仕事をしな...
キャリア官僚ならではの経験と情報が、この本にリアリティを与えている。話「八分」としても、キャリア公務員のみなさんには腹が立つと同時に、哀れさまでおぼえてしまう。 私の職場にも、過去キャリア官僚の天下りがいた。3か所目だったとおもう。とにかくひどい。仕事の能力や人脈など、仕事をしなかったので推し量りようもなかったが、人としてあり得ないおっさんだった。 社会人になって、仕事で頭を下げたことがないという信じがたい人で、税金を払うのがほとほと嫌になったほどだった。中には著者のように問題意識を持ったまともな人もいるとは思うが、本書を読んで、そんなことをまじまじと思いだしてしまった。 この国は一体どうなってしまうのだろう。
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官僚の実態が、内部にいた古賀氏だからこそ、ここまで書けたと思える。 政権交代後に経産省に戻って以来、官房付という官職に就かされ、何もしない月日を1年9ヶ月も強制され、東日本大震災の際には東電対策を誰よりも早く、的確に整理したにも拘らず誰もそれを相手にせず、古賀氏に対しての経産省上...
官僚の実態が、内部にいた古賀氏だからこそ、ここまで書けたと思える。 政権交代後に経産省に戻って以来、官房付という官職に就かされ、何もしない月日を1年9ヶ月も強制され、東日本大震災の際には東電対策を誰よりも早く、的確に整理したにも拘らず誰もそれを相手にせず、古賀氏に対しての経産省上層部の仕打ちは酷すぎる。 政治主導を旗印に政権を取った民主党だが、政治主導の意味をはき違え、政治主導とは官僚を排除する事として政治を行った事は間違いである。その辺のところもこの本には詳しく書かれている。 霞ヶ関の現状を根幹から変えられる様な政治が行われない限り、古賀氏の登場する場面も無いだろう。 この本執筆時は現役官僚だったが、今は退職した身、霞ヶ関の外から改革派政治家の補佐をする役目が果たせれば良いのではないか。 TV出演時でも、本書でもそういう方向に進む様な事を書かれているので、そちらでの活躍を期待したい。 震災から1ヶ月後には東電対策をまとめられていた様であり、大変優秀な官僚と思う。それだけに、政治家が上手く古賀氏を徴用出来なかった事は残念な事である。 一刻も早く現政権には手を引いてもらって、改革派議員による与党が出来上がり、霞ヶ関対策等を早急に行ってもらいたいものである。
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国会で仙谷官房長官に「恫喝」された役人、古賀さんの政府・役人のダメさ加減を綴った本。次々と同朋たる役人のしたたかさ・ずるがしこさをえげつないくらいに暴露している。 一方、著者の役人としての仕事の実績等も著しているのだが、さて 【うの目たかの目】的ではあるが、著者も自分の仕事をやり...
国会で仙谷官房長官に「恫喝」された役人、古賀さんの政府・役人のダメさ加減を綴った本。次々と同朋たる役人のしたたかさ・ずるがしこさをえげつないくらいに暴露している。 一方、著者の役人としての仕事の実績等も著しているのだが、さて 【うの目たかの目】的ではあるが、著者も自分の仕事をやり遂げるにあたって、著者が暴露している役人のしたたかさ・ずるさを同じように発揮していたのであろうか、との疑問。 東大出のキャリアたちが密集して牛耳っている霞が関を凡人たる一般国民が束になったって改革なんてできっこないと諦めさせるには効果のある一冊。 霞が関の役人はほんとにずるいんだなぁ。
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内容はとてもいいのだけど・・・ 読後感が気持ち悪くて仕方が無い。どう行動していこうという目標がなかなか持てないのでモヤモヤする。
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一公務員でありながら、これだけの大局的視点を持てるのは凄いものだ。公務員改革の必要性には大いに頷けるものがある。そして組織に刃を向ける気骨も大したものだ。 しかし、基本的にこの人は能力主義、新自由主義を信奉者であり、その点においては信用ならない。やはり東大出のエリートであること...
一公務員でありながら、これだけの大局的視点を持てるのは凄いものだ。公務員改革の必要性には大いに頷けるものがある。そして組織に刃を向ける気骨も大したものだ。 しかし、基本的にこの人は能力主義、新自由主義を信奉者であり、その点においては信用ならない。やはり東大出のエリートであることには変わりがないとも思った。
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古賀さんは何年か前に、大腸がんを患ったという。このような暴露本を書いてしまえば立場が辛いだろうに。官僚の悪巧みをすべてを洗いざらい書いて、本当に日本をなんとかしなくては・・・と思ったのだろうか。結局、経産省を辞めてしまった。 まぁ官僚たちの行いは、目を覆うほどの巧妙さで、日本の...
古賀さんは何年か前に、大腸がんを患ったという。このような暴露本を書いてしまえば立場が辛いだろうに。官僚の悪巧みをすべてを洗いざらい書いて、本当に日本をなんとかしなくては・・・と思ったのだろうか。結局、経産省を辞めてしまった。 まぁ官僚たちの行いは、目を覆うほどの巧妙さで、日本の利益よりも各省庁の利益を第一に考えるという。 頭が良い方ばかりなのだろうけど、もう少しそれを国や国民のために使ってもらいたいものだ。 古賀氏はTPPに賛成と表明、例えば農業については、保護しすぎてかえって弱めてしまっていると書いている。 「平成の身分制度」・・・努力なしに得られた身分に手厚い保護を与えること。例えば親から田畑を引き継いだ農家、親から引き継いだ中小企業、年を取ればなる高齢者、一度の試験のみで一生保護される公務員。これらへの手厚い保護を見直したほうが良いという。 古賀氏は、「ダメなものは切り捨てろ」という考え方なのだと思う。 私が思うに、年収1000万の官僚が年収200万になっても生きることはできると思うが、もっと年収の低い人は切り捨てられると生きていけない。ベーシックインカムとかあって、なんとか生きることができる世の中なら可能かもしれないと思うけど(ベーシックインカム導入は、公務員の仕事量を減らすので、公務員の削減にはうってつけ)。 古賀さんには、まず第一に日本の公務員制度改革に助力してもらいたいと思う。お体に気をつけて、これからも日本のために貴重な意見の発信をしてもらいたい。
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前半の暴露部分はドキュメンタリーっぽくて読ませるところがある。後半は持論の展開だが、新自由主義的内容のオンパレード。ここについては感想サイトにも批判が多く、「公務員改革はして欲しいけど、規制緩和はして欲しくない。」という論調を見かける。結局こういう「他人は改革して痛め、だけど自分...
前半の暴露部分はドキュメンタリーっぽくて読ませるところがある。後半は持論の展開だが、新自由主義的内容のオンパレード。ここについては感想サイトにも批判が多く、「公務員改革はして欲しいけど、規制緩和はして欲しくない。」という論調を見かける。結局こういう「他人は改革して痛め、だけど自分は守れ!」という国民のジレンマに政治家が応えようとしても無理があるというか、総花的政策で何も出来ずに迷走を続けるのかなあと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本の公務員問題がわかるベストな入門書。 特に安部内閣での公務員改革潰しや無駄な官僚の生態が実体験を元に書かれており、この本を読まずして公務員問題を語るなかれと言える。 公務員も是非読むべき。新人研修に取り入れたら面白い。
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