日本中枢の崩壊 の商品レビュー
経産省の出先の実態(地方の国家公務員?) ●県庁にも対抗できない経済産業局 p129 ・ブロックごとに設置されている九箇所の経産局には、平均的に200名前後が働いている ・担当業種の情報を得るために真っ先にすることは、県庁での情報収集 ・ある局の職員の嘆き 「どこの県も海...
経産省の出先の実態(地方の国家公務員?) ●県庁にも対抗できない経済産業局 p129 ・ブロックごとに設置されている九箇所の経産局には、平均的に200名前後が働いている ・担当業種の情報を得るために真っ先にすることは、県庁での情報収集 ・ある局の職員の嘆き 「どこの県も海外に人を送っているのに、うちは去年も今年も海外出張費はゼロ。予算がない。これじゃあ、到底、県には太刀打ちできません。
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原発事故をメイン題材に官僚の思考方法、政治家との関係、組織の問題、公務員法の問題点などに現役官僚としての考察、批判を記載した内容。 この世界を知らないと実情が分かり参考になるが、主観的と思われる内容もあったため、逆の立場の人間の見解も聞いてみたい。
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まずは、これだけの本を実名で書いた勇気を讃えなければならない。 これだけで、五つ星。 自分は官僚の方々とのお付き合いも多いので、その生態については分かっているつもりではあったけれど、やはり驚くこと多数。 特に驚いたのは、財務省の国税庁を通じた支配。恣意的な操作はもちろん、ダブ...
まずは、これだけの本を実名で書いた勇気を讃えなければならない。 これだけで、五つ星。 自分は官僚の方々とのお付き合いも多いので、その生態については分かっているつもりではあったけれど、やはり驚くこと多数。 特に驚いたのは、財務省の国税庁を通じた支配。恣意的な操作はもちろん、ダブルバインド状態を創り出すという意味において賢い統治方法だ。 しかし、こういうのって陰謀説と紙一重なので、本当に嫌だ。 惜しむらくは、農業政策等、大まかな方向性は間違っていないものの、やはり経済メカニズムへの過信がある。 社会というものへの眼差しが弱いか。 ともあれ、多くの人に読まれることを期待したい。
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古賀さんは ① 永田町と霞が関の機能障害と機能不全を事例を挙げて解き明かし ② いかに民主党政権が官僚、とくに財務省に取り込まれていったか ③ 首相がリーダーシップをとれば変えることができる例を、橋本政権、小泉政権を事例に説明 ④ とはいえ、規制勢力、利権勢力と闘いを挑むのは並...
古賀さんは ① 永田町と霞が関の機能障害と機能不全を事例を挙げて解き明かし ② いかに民主党政権が官僚、とくに財務省に取り込まれていったか ③ 首相がリーダーシップをとれば変えることができる例を、橋本政権、小泉政権を事例に説明 ④ とはいえ、規制勢力、利権勢力と闘いを挑むのは並みの胆力と技術ではできない ⑤ そんな中で古賀さんはいかに敗れていったか。 という軸で書いています。そのうえで最後に古賀さんなりに日本をよくする提案をいくつもしています。 強大な権力と敗れた人が、なんでこんな提案を残すんだろう?って考えたのですが、古賀さんは真の日本のために働く強力なリーダー、首相の誕生を期待して、その未来の首相に託すためにこの提案を書いたんじゃないかなって思いました。 失敗のできる社会 やり直しの聞く社会 2011年5月という震災から2か月後に上梓された本書。古賀さんは、震災よりも破壊力の大きい未曽有の危機が日本に迫っているといいます。そうなんでしょうね。 古賀さんは経済産業省の官僚として行政の仕組みのエキスパート。日本を変革するにはこうした志をもった行政のエキスパートは絶対に必要。 ただ、リーダーは官僚ではいけない。あらゆるリソースを説得できる、反対があってもひるまずリスクをとって進めるようなリーダ―が必要なんだと思いました。 ーー 組織で働く人という観点で読むと、 能力のある人であっても 判断して進めていく権限を与えられない 上司が認めない 活躍する場を与えられない の3つが起こればやはりモチベーションを失ってしまう。 この3つは働く人にとって本当に必要なことだとあらためて思いました。
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元経済産業省の古賀さん、GE時代の藤森社長に会って話をしたエピソードもあった。OJT、幹部候補生の話。図書館で借りた本はP246まで。
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進化論 【今日のお勧め本 日本中枢の崩壊】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062170744/2ndstagejp-22/ref=nosim を今朝、読み始めました。 「日本の裏支配者が誰か教えよう」 「政府閉鎖すら起こる20...
進化論 【今日のお勧め本 日本中枢の崩壊】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062170744/2ndstagejp-22/ref=nosim を今朝、読み始めました。 「日本の裏支配者が誰か教えよう」 「政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?」 「家族の生命を守るため、全日本人必読の書」 さらに、 「現役の経産省幹部が実名で証言」 という刺激的な文字が帯に躍っており、 おそるおそる、読み始めたのですが、、、 そのまま一気に読み終えてしまいました。 ■実名がバンバン登場する繊細な内容でもあり、 いろいろ思うところもありましたが、 私は評論家でもなければ、政治の専門家でも ないので、ここで所感を述べるのは控えておきます、、
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日本政府の組織としての問題がはっきり示されている、何とか是正に向かわないものか・・ 国際競争のなかで国力が衰退していってしまうのは避けられないのか・・ 昭和以降、日本の政治は最低レベル
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結構前に買ってあったんですが、やっと読了。 この本が書かれた2年前と今では若干状況も変わっていますが、でもここで書かれている官僚達は変わっていないんでしょうね。政権も自民党に戻ったし、失われた20年が30年になるかもしれません。 でも矛盾するかもしれませんが、個人的には日本の官僚...
結構前に買ってあったんですが、やっと読了。 この本が書かれた2年前と今では若干状況も変わっていますが、でもここで書かれている官僚達は変わっていないんでしょうね。政権も自民党に戻ったし、失われた20年が30年になるかもしれません。 でも矛盾するかもしれませんが、個人的には日本の官僚は優れていると思っています。これだけ首相が次々替わっても世界の中で何とかやって行けてるのは、優秀な官僚機構あってのものだと。そしてこの構造は、現場は立派なのに、技術はしっかりしているのに海外メーカーに負けてしまう、日本の製造業と似てる気がします。日本には経営(政治)が無いのです。これはこの国の宿痾なのでしょう。
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官僚組織とお付き合いがある方は,読んで損はない.霞ヶ関の特殊性が良くわかるが,その特殊性が力の源でもある.ルーティンワークと政治的判断が求められる事案は分けて考えるべきかな.変える勇気変えない勇気両方必要.
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やはり当事者の生の声は迫力がある。官僚が如何に機能しづらい仕組みにあるかよくわかる。官僚的な組織にいる場合、何より古賀氏の成功事例もその逆も参考になるだろうな。
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