涼宮ハルヒの驚愕(初回限定版) の商品レビュー

谷川流【著】

2011/06/19

分裂から買い直し＆読み返しました。これで初版１００万部刷った角川さんもなかなか，と思いつつも，アニメ２期や劇場版は観ていないので，ビジネスとしてはそんなところなのかもしれません。４年間に何があったのか色々と憶測されるところですが，多分本人の言うとおり，何もなかったんだろうと。角川スニーカーだけに火浦功化したかとも思いましたが，普通の人はあんな風にはなれませんｗ 佐々木はとても好みのキャラですが，今後も絡むかのような伏線が無理矢理な感じで，やはりこれで読み納めかと思ったりしてます。　

2011/06/19

長門が寝込んでいるだと？　原因は宇宙人別バージョンの女らしいが、どうやらＳＯＳ団もどきのあの連中は俺に敵認定されたいらしい。やれやれ、勘違いされているようだが、俺もいい加減頭に来ているんだぜ？

ハルヒによるＳＯＳ団入団試験を突破する一年生がいたとは驚きだが、雑用係を押しつける相手ができたのは喜ばしいことこの上ないね。なのに、あの出会い以来、佐々木が現れないことが妙にひっかるのはなぜなんだ？

2011/06/18

http://d.hatena.ne.jp/mknet/20110609/1307630172
http://d.hatena.ne.jp/mknet/20110618/1308393006

2011/06/17

「分裂」の内容を忘れてしまっていて後悔、未読の方は是非分裂から読んでください。
内容はそれなりに楽しめたが次回作はあるのかな？というのが正直な感想。

2011/06/16

ハルヒシリーズを初めて読了しましたが、やはり難解ですね。αやβなんて話の構成だったんでどういうことかと思いましたが、そういうふうに繋がっていたんですか。唯一残念なのが佐々木さんの出番がここまでっぽかったですね。いいキャラクターだったんでまたの出番を望みたかったのですが、キョンのト書きにそう書かれていれば仕方がなかったのかも。

2011/06/26

涼宮ハルヒの物語が、アルファとベータに分かれていたのは、とても分かりにくかった。
今回の鍵を握っているのが　watahashi yasumizu.

分裂した話をどうやって統一するのか、涼宮ハルヒ的に論理破綻がないように。
感想としては、待った甲斐があったと思います。

いろいろな論理破綻があったはずだし、
佐々木はじめ、前の作品での新規の登場人物を、どこへ落ち着けるかが、
そうとう悩んだことだと思います。

一応無難なところにおちついたので、次回作品が期待できるようになりました。
こういう冒険は、2度としない方がいいのではと思いました。

やってみたかったのは分かるのですが。
涼宮ハルヒの分裂では、アルファとベータに分かれた話が、ちんぷんかんぷんで、
そうとう欲求不満が溜まってしまいました。

それに比べれば、驚愕は、「今日が来」るための着地だったので、安心しました。
分裂が80点の星5つだとすれば、驚愕は90点の星5つ。

渡橋泰水　新入部員の登場が一番気に入っているし、
涼宮ハルヒの小学時代の話題がでたのも素敵です。

不足する10点は、SOS団の次の活動が、鶴屋さんの花見の余興だというところでしょうか。
余興で、映画のときのような、思い切った展開を期待します。

2011/06/14

分裂を再読してから続けて読んだが、やはりハルヒはハルヒだったと思い知らされた。
今回もかなり難解な構成だったが、ありがたい事に最終章で図入りで説明があったので納得いった。
個人的には国木田が最後のまとめも含めて、なかなか面白い事を言っていたように思う。

2011/06/13

　４年ぶりのシリーズの続き。
　「分裂」の続きってことなので、すっかり忘れている分裂を読み返したあと、読む。

　やっぱり、物事には時期というか旬というか、とにかく＜時間＞というものの後押しが不可欠なのだろう、というのを痛感した。
　そう、残念ながらそういうものの恩恵がすり抜けてしまっている。

　分裂が出た直後にこれを読んだら、それはそれで感動なり、思うところや考えることがあっただろう。
　しかしながら、４年は全てを形骸化してしまうだけの時間だったようだ。

　にしても、周りがどうであれ超然としている、全く関知してないというのが、涼宮ハルヒの魅力だったように思うのだが、今回のようになってしまって一体、この先どこに着地点を求めて行くのだろう。
　ハルヒが＜自覚＞することは、キョンやＳＯＳ団の仲間との別れを示唆しているのではないかと、つい考えてしまうのであった。

2012/02/18

分裂の続きを待つこと4年。
長かった。
今回もいつもと同様楽しくてテンションが上がり、
現実をみてテンションが下がる。

あぁ、こんな高校生活を送ってみたかったものだ。

2012/08/28

　待望の「涼宮ハルヒシリーズ」最新刊。目次を見てもわかるとおり、前巻からの「ダイレクトな続き物」。したがって、前巻の内容を忘れていると、ちょいと内容に入りこみづらかったりします。だもんで、僕は100％この「驚愕」を楽しめなかったという、そんな感じ。

　とはいえ、読みながら何となく「ああ、そんなこともあったかなあ」という風にぼんやりとした記憶も戻ってきました。やっぱり「涼宮ハルヒシリーズ」の世界観好きだなあということを再確認しつつも、これまでのようなワクワク感は薄かったかなー。突然現れた新キャラに対して、今巻で一気に解決してしまうという疾風怒濤ぶりに、シリーズものとしての楽しさはなかったかも。
　また、この巻内で解決するような伏線や謎もわかりやすいものが多かったし。でもそれは「展開読めちゃうぜ（ｷﾘｯ」っていうことではなく、それだけ「涼宮ハルヒシリーズ」（あるいはもっと大きな括りかも）の文法というようなものが、確立されているってことだと思う。

　それにしても、最近のキャラクターっていうのは、いわゆる「戯言」使いが多いような。ラノベやらアニメやらを支えるファンっていうのが、そういうのに憧れているのかしらん？　かくいう私も、ジョブチェンジできるなら「話術師」になりたいです。

【目次】
『涼宮ハルヒの驚愕（前）』
　カラーイラスト
　第四章
　第五章
　第六章

『涼宮ハルヒの驚愕（後）』
　カラーイラスト
　第七章
　第八章
　第九章
　最終章
　エピローグ
　あとがき

『涼宮ハルヒの秘話（初回限定版特製小冊子）』
　書き下ろしショートストーリー「Rainy Day」
　キャラクターデザインラフ集
　とつげきとなりの作業部屋～小説スタッフ編～
　「涼宮ハルヒ」制作秘話
　『驚愕』プチイラストギャラリー
　　いとうのいぢ　ツガノガク　ぷよ
　あとがき