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サムライブルーの料理人 の商品レビュー

3.8

37件のお客様レビュー

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2012/03/06

日本代表に興味がなければ面白くないと思う。日本人も著者らしく俺が俺がという感じではなく配慮がみられる文章だったので行間を自分で読み込めるほどの代表に関する知識や文章読解量がなければ真の理解ができないのでもったいない。

Posted byブクログ

2013/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨日のWC予選の試合を見て思い出し、4時間ほどで完読。試合内容はショボかったけれど(苦笑)この本の内容は面白い。 いわゆる「舞台裏」の話って「表(おもて)」を知っていればいるほど面白いかもね。

Posted byブクログ

2011/12/07

サッカーワールドカップ日本代表選手および、監督やスタッフたちを「食」という分野で支え続けた一人のプロフェッショナルの手記です。彼は福島出身だと伺っていますので、この場を借りてお見舞い申し上げます。 僕ははっきりいって、サッカーには余り興味はありません。しかし、この本はすごく面...

サッカーワールドカップ日本代表選手および、監督やスタッフたちを「食」という分野で支え続けた一人のプロフェッショナルの手記です。彼は福島出身だと伺っていますので、この場を借りてお見舞い申し上げます。 僕ははっきりいって、サッカーには余り興味はありません。しかし、この本はすごく面白かったです。僕が本当に読みたい話はこういうものだったんだと読んだあとに思わずつぶやいてしまうほどでした。この本はサムライブルーことサッカーの日本代表を「食」という分野で支え続けた一人の料理人の「もうひとつのワールドカップ物語」とも呼ぶべき本です。 南極料理人こと西村淳さんの本もそうですが、極限下で戦い続ける男たちのエネルギーとなるものはやっぱり「食べる」ということで、南極とワールドカップ。ピッチと厨房。戦うフィールドは違えど、世界の料理人と料理で火花を散らしながらサッカー日本代表メンバーやそのスタッフを支え続けた姿にプロフェッショナルとして、心底尊敬の念を持ちました。 世界各国の厨房で料理をするので、現地のスタッフともやっていかなければならない。しかし、彼らにも料理人としてのプライドがあって、最初は容易に心を開かないのですが、筆者の料理の腕前と、お互いの国の料理を教えあったりしてコミニュケーションをとりながら、親交を深めていく姿が読んでいて好感をもてました。そして、世界各国で行った「ライブクッキング」も選手たちには好評だったようで、こういう料理が食べたいなと思い、唾液が口からあふれてしまったことを思い出します。 そして、南極料理人のときもそうだったんですけれど、異郷にあって日本を思い起こす料理として、「しょうゆラーメン」がそれに当たるという話で、筆者が選手たちに振る舞い、選手や監督やスタッフ。最終的にはほかの国のスタッフや料理人にたるまで、彼の作るラーメンのファンになってしまったというくだりは、あぁ、どこにいてもラーメンなんだな、という共通の思いでしみじみとしたものを感じました。 ほかにも、異国で感じた苦労話やいつもは笑顔を絶やさない岡田監督がワールドカップの間はずっと眉間にしわを寄せていたという中に、彼らの中にあるプレッシャーを感じることができました。サッカーに興味のある方はもちろんのこと、もうひとつのワールドカップとしてこういう一人一人のプロフェッショナルたちがいるからこそ、あの夢舞台があるのだなということを感じていただきたい方には、ぜひ読んでいただければと思っています。

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2011/10/27

ジーコからザックに至るサッカー日本だ表の台所を担当したシェフの手記。 組織目標(=試合での勝利)達成のために、自らに与えられた職務の範囲で、積極的に考え行動する裏方の物語、としても興味深い。 単純に、スポーツ選手の体を作り、支えるための料理書、としても面白い。

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2011/09/26

年間も日本代表の専属シェフとして料理を振舞っているようで、配慮、気配り、技術など日本を背負う人だなぁと思う箇所ばかり。陰で徹する人は目立たないが感謝される人生を送っている。料理の他にも「日本代表」の裏にはさまざま目立たない仕事をこなしている人がいる。旅行会社、スケジュールの調整な...

年間も日本代表の専属シェフとして料理を振舞っているようで、配慮、気配り、技術など日本を背負う人だなぁと思う箇所ばかり。陰で徹する人は目立たないが感謝される人生を送っている。料理の他にも「日本代表」の裏にはさまざま目立たない仕事をこなしている人がいる。旅行会社、スケジュールの調整などの総務、ホテル、医者、健康管理、洗濯、飲み物、清掃、戦術。上を目指す人にとって、メディアのバッシングは心を痛めるときもあるようだが、いちいち気にしては身が持たないので「最善の事をする」ということに徹していた。事前の準備など、戦いを勝つために活動で学んだことを改めて確認する感じで読みました。上で活躍する人は謙虚で驕りがない。料理は世界共通。世界で活躍する人物は努力を惜しんでいない。この著作の印税を全額東日本大震災の福島県南相馬市に寄付する西さん。また以前読んだ永友もそうだ。スポーツ選手のこうした動きは素晴らしいと思う。

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2011/09/21

サッカー日本代表が身近に感じられる一冊。料理人西さんの細やかな気配りとこだわりがステキだし、悪口が一切ないところもいい!レシピつき。ペペロンチーノは作ってみました。

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2011/09/20

 サッカー関連の本。選手の日常的な一面が見られる。  サッカーの本としてではなく、食事の楽しさが感じられる部分や、料理の工夫の部分が個人的には面白かった。選手たちがリラックスできるように、楽しく食事ができるように、そんな気配りがよかった。  遠征を通じて、料理が様々な国の人とつ...

 サッカー関連の本。選手の日常的な一面が見られる。  サッカーの本としてではなく、食事の楽しさが感じられる部分や、料理の工夫の部分が個人的には面白かった。選手たちがリラックスできるように、楽しく食事ができるように、そんな気配りがよかった。  遠征を通じて、料理が様々な国の人とつながる力になる。自国の文化を深く知っていることが、国際的につながる力になると感じました。

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2011/09/18

サッカーファンのためのワールドカップ、アジアカップの舞台裏を、厨房からレポートしたファン垂涎の一冊。 あの舞台裏にこんなことがあったとは、これまで一度も語られてきたことのないことなので、とっても面白い。たぶん、もういっかい読み直さないと・・・ ワールドカップの南アフリカ大会...

サッカーファンのためのワールドカップ、アジアカップの舞台裏を、厨房からレポートしたファン垂涎の一冊。 あの舞台裏にこんなことがあったとは、これまで一度も語られてきたことのないことなので、とっても面白い。たぶん、もういっかい読み直さないと・・・ ワールドカップの南アフリカ大会が好成績だった裏には、食事が良かったというのも大きな要素だったのかも。

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2011/09/06

料理からみたサッカー日本代表の裏舞台と味わうもよろし、 料理人としての職の記録として味わうもよろし。 巻末のレシピを味わうのもよろし。 『料理は世界共通のコミュニケーションツールである』

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2011/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

南極料理人の本もそうだったけど、限られた状況で料理を工夫する才は近い性格からくるのだろうか。語り口が似ている。 各国で食材の調達できる状況が多種多様で興味深く読んだ。 南アフリカは中国系の進出で意外と調味料があるとか、東南アジア圏は厳しいとか。

Posted byブクログ