サムライブルーの料理人 の商品レビュー
日本代表の帯同料理人の視点を通して、選手たちの食事に対する厳しく、徹底した管理している姿を見ることができた。試合に向けて意識するべき食事については試合の前後に炭水化物をしっかり取ることが大事だそうだ。試合後の疲労回復には、食欲をそそる料理を積極的に食べるとよい。西シェフがこの本の...
日本代表の帯同料理人の視点を通して、選手たちの食事に対する厳しく、徹底した管理している姿を見ることができた。試合に向けて意識するべき食事については試合の前後に炭水化物をしっかり取ることが大事だそうだ。試合後の疲労回復には、食欲をそそる料理を積極的に食べるとよい。西シェフがこの本の印税をすべて被災地に寄付していることだけでも、自分の料理人としてのプロ意識を感じずにはいられなかった。自分も仕事に対するプロ意識を持つべく、仕事に没頭したい。
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西さん・・・ あ、ええ、誠に勝手ながら、こういう立ち位置が理想。 本人は自分の仕事を全うしているだけの意識。 ただ料理という範疇で、選手のコンディションを 考慮するとか、楽しませるであるとか。 然しいつの間にか料理人の範疇を超え信頼を得、 「あんたもチームの一員なんだよ!!」 ...
西さん・・・ あ、ええ、誠に勝手ながら、こういう立ち位置が理想。 本人は自分の仕事を全うしているだけの意識。 ただ料理という範疇で、選手のコンディションを 考慮するとか、楽しませるであるとか。 然しいつの間にか料理人の範疇を超え信頼を得、 「あんたもチームの一員なんだよ!!」 と認められていく様。 そして本人にチームの一員としての自覚が芽生え、 より更にチームへの貢献を深めていく。 言ってしまえば裏方の仕事、 でもその土台があってこその晴れ舞台。 「意外な一面が分かってよかった」などとは言わぬ。 西さんの心境の変化、単なる「料理人」を超えた瞬間。 そこに只々、感動した。
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★★★★☆ 日本代表専属シェフの手記。 選手が超一流なら、スタッフも超一流。 こういう裏方の話ってのが最近個人的にブームきてる。 見習わないとなぁ。 -------------------------------------------------------------------------- 世界で戦う選手たちを「食」で支えてきた専属シェフが初めて語る、W杯の秘策と感動の舞台裏。W杯の勝利のメニューとレシピ掲載!
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サッカー選手しか見ていなかった。たくさんの人のサポートがあって、代表が成り立っていることがわかった。貢献するというのはこういうことを言うのだ。
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「食」という字は、「人を良くする」と書く ライブクッキング:つくりたてにかなう料理はない、調理の間、コミュニケーションがとれ、客→仲間へ 外国での調理:厨房スタッフの協力が必要。「料理は世界共通のコミュニケーションツール」「いつも笑顔で対応 世界各地の人気日本食メニュー 1...
「食」という字は、「人を良くする」と書く ライブクッキング:つくりたてにかなう料理はない、調理の間、コミュニケーションがとれ、客→仲間へ 外国での調理:厨房スタッフの協力が必要。「料理は世界共通のコミュニケーションツール」「いつも笑顔で対応 世界各地の人気日本食メニュー 1位照り焼き、2位唐揚げ、3位ラーメン 料理:「つくる私が疲れていたり、不機嫌だったりすると料理にもそれがでる(手抜きやおざなり)」 世界での和食の広がり:半世紀以上前から食品メーカー(キッコーマンなど)の市場開拓の努力 食事会場で、ベテラン選手が積極的に若手を食事に誘う。
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カテゴリーはスポーツの所にあったが、料理本としても使える本だと思う。 著者は福島出身であり、Jビレッジができる頃にJヴィレッジの専属料理人となり、日本代表の試合の専属シェフとして同行した経験をもつ。 ジーコジャパンのアジアカップ、ドイツW杯、オシムジャパンのアジアカップ、岡田...
カテゴリーはスポーツの所にあったが、料理本としても使える本だと思う。 著者は福島出身であり、Jビレッジができる頃にJヴィレッジの専属料理人となり、日本代表の試合の専属シェフとして同行した経験をもつ。 ジーコジャパンのアジアカップ、ドイツW杯、オシムジャパンのアジアカップ、岡田ジャパンのWカップとシェフとしてどのようなメニューを出したのか、現地での苦労や、現地の厨房のスタッフとどのような交流があるのかを書いている。「食」という面から日本代表を支えると同時に、ストレスの大きい代表選手を陰ながらサポートしていることを感じた。また、他国の代表の料理の状況なども知り得るところで書いており、いろいろと学ぶことが多かった。 やはり日本代表も裏方も、経験というのは財産だなあと深く感じる本だった。巻末に代表的なレシピが載っており、著者の印税は全て、東日本大震災の義援金となるようなので、ぜひ購入して読んでみてほしい。
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読んでいて、正直、胸に熱いモノがこみ上げた。選手や監督のみがスポットライトを浴びている中、それを支える裏方スタッフの奮闘ぶり、苦悩、選手達との触れ合いなどあり、そして背番号24を背負ったシェフコートを着て、裏方もチームの一員として闘うという姿勢に感動した。ちょっと泣けた。そして本...
読んでいて、正直、胸に熱いモノがこみ上げた。選手や監督のみがスポットライトを浴びている中、それを支える裏方スタッフの奮闘ぶり、苦悩、選手達との触れ合いなどあり、そして背番号24を背負ったシェフコートを着て、裏方もチームの一員として闘うという姿勢に感動した。ちょっと泣けた。そして本書中に、かつてコンサドーレ札幌のスタッフだった津村さんが代表スタッフとなり奮闘されている姿にも触れられていて、元気にやってるんだなと嬉しくなった。サッカーのまた違った一面を知るための良書。
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著者がFOOT×BRAINに出演していたのに興味を持ち、読みました。 日本代表専属シェフの海外遠征中の活動を中心に描かれていて、非常に興味深かった。 あれだけ活躍した日本代表は選手だけじゃなくて、裏方での支えが本当に大きかったんだなと感じた一冊。 巻末のレシピで何か試そうかな。
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サッカー日本代表の帯同料理人・西芳照氏のルポ。 限られた時間・設備・食材で、いかに最良の結果を出すか。 その細やかな心配りや創意工夫はまさに「プロフェッショナル」の仕事。 現地のシェフ達との交流や、先乗りして食材調達しようとしたらガーン!アクシデントが!みたいなエピソードまで、純粋に「帯同料理人」という職業についての本として楽しめます。勿論、サッカーファンなら尚更かと。 「絆」とか「みなさんに支えられて」とか、あまりに数多く言われ過ぎて、一歩間違えば社交辞令にすらなってしまいかねない言葉を、深く納得させられた一冊です。 裏表紙の、JFAの八咫烏マーク入り調理服が超かっこいい。 サッカー小僧は絶対読んどけ!
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2010年の南アフリカサッカーW杯日本代表の専属シェフが記した本。 作家じゃないから、内容はそれなりだけど、縁の下の力持ちが組織を支える構図がよくわかる。
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