先生の隠しごと の商品レビュー
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僕僕先生シリーズ第5弾。 誰もが幸せだという光の街の王に心揺れる先生と胡散臭さを感じる王弁くん。じゃれあいが恋しくなるほどシリアスな状況が続く。戸惑いつつも薬師として奮闘する王弁くんの覚悟にじりじり&じんわり。先生の哀しき愛の墓参りにじーん。 「弁…、キミに言っておかなければならないことがある」 僕僕は珍しく一度口ごもり、意を決したように一気に言った。 「ボクはラクスの嫁になることにしたよ」 王弁は周囲を見回す。誰もが、何かを背負っていた。 病、仲間、覚悟、何かを背負って懸命に戦っているのだ。 彼は震えそうになる膝を叩き、自らの頬を張り、奥歯を噛みしめて顔を上げた。
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だいぶ中国の南部にやってきていて、漢人と南蛮人の対立が目立っていく中で、先生が結婚してしまう。先生の正体がだんだんわかってくるものの、いまだはっきりとはしていない。今回も人間の深い心の闇に言及した話だった。
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王弁 頑張ったね! 王弁は劉欣、薄妃、先生にいじめられ(育てられ) すこーしずつ成長しているようです。 あいかわらずダメダメなところも多いけど、 みんなの癒し系男子ですね。 先生の過去がまた少しわかりましたね。
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僕僕先生シリーズ第5弾。 時は唐代の中国、仙人の僕僕先生と弟子の王弁は、第狸奴や薄妃、劉欣などの仲間たちと旅をしている。って、またコピペ。 前作、さびしい女神の舞台、思琅州の峰西を離れ、更に西の辺境へと旅を続ける一行。 峠を越えた山中、ラクシアという国があった。...
僕僕先生シリーズ第5弾。 時は唐代の中国、仙人の僕僕先生と弟子の王弁は、第狸奴や薄妃、劉欣などの仲間たちと旅をしている。って、またコピペ。 前作、さびしい女神の舞台、思琅州の峰西を離れ、更に西の辺境へと旅を続ける一行。 峠を越えた山中、ラクシアという国があった。そこは高官が威張り散らすことはなく、全ての人々が自由、民族同士の差別もなく、苦しみもない理想境であった。 だが、王弁や薄妃、劉欣などはこの国と国王のラクスに違和感を感じていた。 ところが僕僕先生がラクスの元に行ったきり、王弁たちの意見には耳を貸さず……。 相変わらず壮大。すごい。ボキャブラリー無さすぎ。先生の秘密にしている過去もすごいが、ネタバレするといけないので書かない。 作品の中で、苗族などの諸族、匈奴(きょうど)人、吐蕃(チベット)人、などが漢民族から辺境に追われ蛮夷と蔑まれてきた歴史について、色々と考えてしまいました。
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僕僕先生が結婚! しかも出逢ったばかりのイケメンと!? 理想の国を作ろうとしているラスク その国に違和感を覚える王弁達 しかし僕僕先生はいつもと様子が違う 前回から引き続き僕僕の過去が紐解かれる ちょっと切ないですが・・・ 王弁も、薄妃も劉欣もみな頑張った 全巻からの心配事...
僕僕先生が結婚! しかも出逢ったばかりのイケメンと!? 理想の国を作ろうとしているラスク その国に違和感を覚える王弁達 しかし僕僕先生はいつもと様子が違う 前回から引き続き僕僕の過去が紐解かれる ちょっと切ないですが・・・ 王弁も、薄妃も劉欣もみな頑張った 全巻からの心配事、碧水晶と茶風森は人間の姿に戻ってました~~
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僕僕先生みたいなすごい仙人でも 昔の恋にやられちゃう時もあるんだね。 王弁男らしかった。いい仲間だなぁ
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うーん、今回のお話は普通な感じだったかな。 新しく図書館に出たら迷わず借りてしまうぐらいには 好きなシリーズです。
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僕僕先生第五弾。 今回は先生はちょっと影が薄い。 飄々としているというよりはぼんやりしてしまっていて、歯切れが悪いことこの上ない。 その代わりに王弁くんは大活躍。 というより、劉欣に動かされているんだけど、劉欣はなんだかんだ言って王弁のことを相当気に入っているのかな?(そんな...
僕僕先生第五弾。 今回は先生はちょっと影が薄い。 飄々としているというよりはぼんやりしてしまっていて、歯切れが悪いことこの上ない。 その代わりに王弁くんは大活躍。 というより、劉欣に動かされているんだけど、劉欣はなんだかんだ言って王弁のことを相当気に入っているのかな?(そんなことを言うと薄妃みたいに斬られそうだけど…) 僕僕先生よりも劉欣の方が王弁くんを成長させようとしているみたい。 そう言えば、今回はまったく妖異も出てこなかったし、人間くさい話ばかりで、僕僕先生がパッとしなかったのはそこらへんにも要因があるのかな? さて、新しいメンバーも加わって、次は先生も活躍してくれるでしょうか? ちなみに、先日『隋唐演義』を読んだばかりなので、ラクスの後の姿として明かされた“あの人”のイメージが一致しない…(^^;
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いがみ合っていた両村の求婚の儀式に、次々と行われる結婚式。 ようやく元の姿に戻った、元巫女と世話役は、きっちりくっついてしまいました。 想うより、想われる方がよい、という事もあるでしょうが やってみて初めて見えてくる事もありますしね…w 見終わってから、の旅立ち。 そうして次に...
いがみ合っていた両村の求婚の儀式に、次々と行われる結婚式。 ようやく元の姿に戻った、元巫女と世話役は、きっちりくっついてしまいました。 想うより、想われる方がよい、という事もあるでしょうが やってみて初めて見えてくる事もありますしね…w 見終わってから、の旅立ち。 そうして次に着いたのが、理想郷のような国。 けれど、どう考えてもいびつな国。 結局理想郷とは、数人だけで暮らす所にしかないもの、だと思います。 いがみ合いが発生するのは、人数が多くなって となりがうらやましくなるから、ですし。 もしくは、まったく感情のない人間、ならば、かと。 昔を思い出してうっかりそれを重ねてしまう事はよくある事です。 それによって、選択を間違える事もよくある事です。 それに気がつくか否かは、一緒に居る人によって、です。 そういう意味ではよいチームワークな気がしますが やはりせっつかされて動いてる、という感じです。
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As always, I love reading this series. I was only a little disappointed that we weren't able to find out more about 僕僕先生's past. E...
As always, I love reading this series. I was only a little disappointed that we weren't able to find out more about 僕僕先生's past. Especially with the title of the book, I was expecting at least a chapter of what had happened to her. But that was the only real problem I had. 王弁 was still incompetent as ever, but when it comes to medicine and doing what he has to do, he gets the job done so good for him. :D When is the next book coming out? Next year? I can't wait that long!
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