先生の隠しごと の商品レビュー

仁木英之【著】

2013/03/18

いつも通り楽しく読めたが、ストーリーはラストの展開がやや強引で、不完全燃焼だった。最近、義務だの責任だのが目につき、少し窮屈な気がする。現代社会の投影？

2016/09/06

僕僕先生、第5弾。

今回は、理想卿と僕僕先生の過去がテーマです。
王弁くんは、だんだんしっかりしてきました。
薄妃や、劉欣もいい感じです。が・・・今回の僕僕先生は仙人らしからぬ感じでした。

全体はおもしろかったし、一気に読みましたが、このシリーズ、もっと軽くていいかな、と思ったりしました。

2012/09/09

僕僕先生シリーズ第５弾。
僕僕先生が結婚？！でびっくりでしたけども（笑）。
理想的な社会を作ろうとするけれど、そこにはやはり矛盾があって…というよくある話で、とりたてて心惹かれる展開ではなかったかな…と。

これ、第６弾を先に読み始めちゃって、そしたら知らない人たちが出てくるから調べてみたら、第５弾をまだ読んでなかったことに気づいて、慌てて借りてきたのです。これから第６弾を読みます。

2012/09/10

僕僕先生　５
長編。理想の国実現を目指すラクス王の話。

陰陽。というか光があれば影がある。
悲しいこと・つらいことがあるから
楽しいことやうれしいことが感じられる。
光のみの世界は、どこか歪んでみえる。

王弁が、どんどん成長していく。
劉欣と王弁が少しずつ歩み寄って、薄妃も少しずつ元気になってきた。
なんか、今までは僕僕は全知全能の存在、みたいなイメージがあった。
けど前巻あたりから、そうではなく、
間違ったり悩んだりする”僕僕という人物”を感じるようになった。

2012/07/21

今回も長編。
良かったです。
今回は、王弁がちょっとかわいそうで、でも、成長してる。
私、個人としては、劉欣が好き。

2012/07/14

もにゅり…。
先生の人間らしい（仙人だから違うのでしょうが）苦悩と、過去への思いを描いている作品ではあるんでしょうけど。
結婚しなくても…。
結婚しなくてもｗｗｗｗ
となった小説でした。
王弁が不憫すぎる。よくグレなかったな……！
まあ、理想の國、というのは作るのは難しいんですよね。
影の部分も生じてしまいますし。
この場合、影の部分が随分歪んでいる感じに現されていましたから。

2012/05/17

★内容の3ポイント
(1)漢への反乱軍になぜか先生は興味を示す。
(2)理想の国ラクシアのうさんくささにもなぜか先生は好意的に見える。
(3)釈然としない仲間たちにチームワークの乱れ？

★感想の3ポイント
(1)結局、先生の行動に共感できなかった。
(2)最近、先生の存在感が少し薄れてる気もする。
(3)この巻はいまいちな感じ。

（2012年5月17日読了）

2012/03/29

旅の仲間が活躍するのは相変らずで楽しい。自由とは、格差とは…の思想に終止している感じで、哲学書読んでいる見たいだった。王弁の揺れや決意の流れが、いつもの通りで、共感できて安心できた感じ。旅の仲間達の仲が深まっていってるのが嬉しい。
仙人てどんなんだろーて思いますな。自分の中では、五嶽…の弓の使い手の方が1番かっちりくる感じかなー…？？あと、げんしてんそん様か……

2012/03/24

僕僕先生５
先生と旅する王弁
理想の国ラクシアを訪れた一行だが、先生はラクス王と電撃結婚してしまう
いまひとつ先生の正体が分からないので、話に入れない。

2012/03/05

蒼芽香ちゃん登場、劉欣頑張るの巻。

p.24 恋に気づいて、その想いを失った男が後悔を述べるのも、許された権利だよ。見苦しかろうと、泣いて喚いて繰り言を吐けばいい。気が済むまでそうしたら、また前を向いて歩け。(中略)慰めをもらえるのは、力を尽くした者だけだ。
●耳が痛い…。でも、そうやって見ていてくれる人がいるのは、幸せですね。

p.70 キミはその足で歩くことができる。まだ背負いきれないほどの荷もなく、自分の足で軽やかに先へと進めるのは幸いなことなんだ。
●おぉ、僕僕先生言葉に重みありすぎ。でも、だから、僕僕先生は王弁くんといることで救われてたりするんじゃないかな。

p.86 「でも、僕僕先生の薬丹は、あくまでも仙人の薬です。私はただの人ですし、人が作る薬でなければ、真似できないですから」
●弁える。大事なことだよねぇ。

僕僕先生の過去に少し触れたんだけど、先生の心の機微がいまいち掴めなくて、入りづらい。旅はまだ続く。