ナニワ・モンスター の商品レビュー
大阪府知事、橋下氏を思わせる村雨知事。現実とかぶって思えるシーンが多々。続編ありきの作品だが、まぁ次も読んでみようかなと思わせてくれた。
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■インフルエンザ・キャメル-感染力の強いウィルス。 これが海外から日本へやってきた。 日本をウィルスから守るため、国は必死に対策をとる。 水も漏らさぬ警戒ぶりだったが、ある日浪速府の渡航歴もない男の子が罹患する。 政府の対策は万全だったのではないか、なぜ――― ...
■インフルエンザ・キャメル-感染力の強いウィルス。 これが海外から日本へやってきた。 日本をウィルスから守るため、国は必死に対策をとる。 水も漏らさぬ警戒ぶりだったが、ある日浪速府の渡航歴もない男の子が罹患する。 政府の対策は万全だったのではないか、なぜ――― はじまりから3分の1までは新型インフルエンザ・キャメルと浪速の診療所の医師親子の戦い。 中の3分の1は浪速府知事+検疫官VSインフルエンザ・キャメルの専門家の戦い。 最後の3分の1は浪速府知事の固定概念との戦い。 一番面白いのは最初の3分の1。 本来なら水際で食い止められているはずのウィルスがなぜ浪速の地に発生したのか。 最初は八方塞にみえたが、だんだん壁ははがれてゆく。 状況を打破する様が痛快です。
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官僚による不祥事の取扱の場面は面白い。道州制や大阪都構想など今の課題をAiなどの医療問題にうまく組み合わせている。ただ、冒頭のテーマだったインフルエンザの内容がいつの間にか薄くなってしまっていたのが残念。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと話が大きすぎてついていくのが 苦しかったりしましたが。 鎌形雅史検事や医師の菊間徳衛さんのものや 人の見方、考え方は参考にできる部分があると 思いました。
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毎回のことですが、実話じゃないのかと惑わされる 実際はこうじゃないと断言出来ないほど、政治の世界は歪み、人は自分本位になっていく 既得権益にしがみつく縦割りの行政では何も変わらない 今回選挙があったって自分たちのことは棚に上げ、ネガティブキャンペーンばかりの政党 どうなっていくの...
毎回のことですが、実話じゃないのかと惑わされる 実際はこうじゃないと断言出来ないほど、政治の世界は歪み、人は自分本位になっていく 既得権益にしがみつく縦割りの行政では何も変わらない 今回選挙があったって自分たちのことは棚に上げ、ネガティブキャンペーンばかりの政党 どうなっていくのだろう。この国は 国中の人が、「ありがとう」の感謝の気持ちと「お蔭様」との気持ちがあればもっとよくなっていくのに 後は、子供たちに綺麗な地球を!
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彦根の構想は成功するのかしないのか、最後の最後に最大の命題に謎を投げかけて物語が終わります。 そのような小説は今まであまりなかったと思います。
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独立した話かと思ってたらスカラムーシュが出てきてびっくり。これであそこに繋がるのか…と思いつつ、そろそろ発売日順にだいたい読んでるんだけど時系列が訳わかんなくなってきたよ!たしかどっかに年表的な物が載ってた気がするから摺り合わせつつシリーズ読み直したい。 個人的には面白かったんだ...
独立した話かと思ってたらスカラムーシュが出てきてびっくり。これであそこに繋がるのか…と思いつつ、そろそろ発売日順にだいたい読んでるんだけど時系列が訳わかんなくなってきたよ!たしかどっかに年表的な物が載ってた気がするから摺り合わせつつシリーズ読み直したい。 個人的には面白かったんだけど若干広がりすぎてた感も否めず…でも医療と行政を書ききるにはやはり必要だったんかなー。パンデミックがもっと未曽有の大惨事になる話かと思ってたのでそちらの小規模(いや確かに本当は大規模なんだけど)さは期待?予測?外れだったかも。
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面白かった。海堂ワールドファンの私としては、他の作品にも出てくるキャラが色々と登場するあたりが、とても楽しい。 内容も良かった。キャメルの話など、普段から私も「過剰すぎるだろ〜」と思っていた政府の対応についてズバズバ書いてくれているので、気持ち良く読めた。 ルーレットの話は最...
面白かった。海堂ワールドファンの私としては、他の作品にも出てくるキャラが色々と登場するあたりが、とても楽しい。 内容も良かった。キャメルの話など、普段から私も「過剰すぎるだろ〜」と思っていた政府の対応についてズバズバ書いてくれているので、気持ち良く読めた。 ルーレットの話は最高だね!押尾○と一緒いた人はあまり報道されないなぁ〜、と思っていたら… そういうコトだったのね!! 目からウロコでした( ̄◇ ̄;)
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大胆な発想、圧倒的な説得力。根底には、太く流れる著者の夢。立体的に精巧に組み合わされた幾つもの物語が、読む者を唸らせる。しっかり読解力と想像力を働かせないと読みこなせない代わりに、得られるものは大きい。
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どんどん広がって、国政のほうまでつながっていく。 このつながり感が好き。 官僚や検察の話は、漢字も多いし、ややこしいけど 説明がきちんとされているので、なんとか読めた。
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